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心理学とは何だろう?

私自身、そもそも【心理学】って何だろう?と思っていました。

私が心理学と出会ったのは短期大学時代の初等教育科を履修していた時でした。
当時はフロイトやユングという人が心の動きを難しい学問で表したものなのかなぁと感じる程度でした。

それから何年かして夜間の介護学校に通うことになり、再び心理学を学ぶ機会が訪れます。
座学では知識として心理学はこうだと解ったつもりで、介護の現場に出ていくと、認知症や精神疾患を持つ利用者さんとの関わりは思っていた以上に上手くいかず、受け入れてもらえないことに悶々と悩む日々を送っていたのでした。
その時の私は学校で習った【教科書上の心】を理解したつもりになっていて、【全ての心の仕組みは同じ理屈で成り立っている】と誤解して、浅はかな知識で解ったつもりになっていただけでした。

心の一番大事な部分を解っていなかったのですね。

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【心はその人の個性を持つ】という事。

言い換えると、心には一人一人の【魂が宿っている】とも言えるかもしれません。

心理学とはその個性をあらゆる視点、技法を持って認識し見えるようにする事。それは心を科学的に分析する学問とも言えるのではないでしょうか。

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心を科学的に分析できるものなのだろうか?

私達が思っている以上に心は目に見えるものかもしれません。
心は目で見ることも手で触れることもできない。
そんなものをどうやって研究するのだろうと思った人は、
ここ最近で一番印象に残ったシーンを思い出してほしいです。

スマートフォンのSNSに流れてくる可愛い猫の動画を観ていて気付くと自然と笑顔でスマートフォンの画面を観ていた自分に気付きます。では他人ではどうでしょうか。喫茶店等で貧乏ゆすりをして慌ただしく電話をしているサラリーマンがいれば、イライラしているなとか、赤面している人がいれば恥ずかしがっているなと想像がつくと思います。

私たちの心は意外と目に見えるものなのかもしれません。
こうした目に見える現象から心そして人間を考える学問が心理学であると言えます。

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心は常に私達の身体と共に存在し、あらゆる場面に影響している様です。心理学は臨床心理士、カウンセラー、コーチ、等ある一定の人だけが扱うものではないのですね。心理学を活用できる場面は人の数だけあると言っても過言ではないですし、私達が自分らしく人生を前向きに楽しく生きていく学問と捉えるとどうでしょう。

私は心理学こそ誰しもが学ぶべき学問のように思います。自分や他者の心の声を聴く大切さを実感し他者と共感できる場面を生み出す場所が普通に在ること。悩む事、病む事を特別視せずに、身体が疲れたら風邪をひく事を皆が当たり前の事のように認識しているのと一緒で、心理も心の勉強の一環として、私達の生活に当たり前のように存在する心理学であってほしい。教育現場でも積極的に取り入れる事がもっと必要なのではないかと考えています。

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自分自身の心の声が分からない。相手の心が恐ろしい。心ってなに?。ネットで繋がっているけど、お互いの心は閉じている気がしている。何か漠然と孤独。心なんて要らない。自分自身も好きではない。
そんな不安を抱えている人が多い世の中で私達は今生きているのではないかと、最近強く感じています。

皆、明るく前向きな人生が良い事は知っているんです。そこではなくて、心が塞いだ時の人生の立ち直り方が知りたいのですよね。

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ただ、その不安定な心が揺さぶられる事で、他人と喜びを分かち合ったり、一緒に幸せな時間を過ごせたり、自然の力に心を癒されたり、国、生物の種族間を超えてお互いの心を通わせたりすることができるのも私達の心のパワーですよね。

人は自分自身の事でさえも全て知っているわけではないですよね。
心の仕組みは未だ解明されていないことも沢山あります。
心理学はまだまだ発展途上ですし、今後の科学や精神世界の発展で心理学も進化していくことと思います。

先人の人達も人間の心と身体の反応や変化に対して真剣に悩んで苦しみ時には喜んだり、癒されたりして今日の心理学は出来上がっているのだと思います。

心理学とは安心して自分らしく自分の人生を生きる為の学問
である(じゅんさん)

と私は信じています。

読んで頂きありがとうございます。ではまたお逢いしましょう(^-^)/


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