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#ヘラシーな人たち Vol.3 榎戸裕穂|子どもとできるhealathyな生活の魅力

超少食ファスティングという、食を“減らす”ことで“ヘルシー”な生活を送っている人々へお話を伺うマガジン「ヘラシーな人たち(healathy people)」。

第3回目は、オンラインヘラシースクール第1期生であり、映像・音声のコンテンツプロデューサー・榎戸裕穂さんにお話を伺いました。

3児の母でもある、榎戸さん。子育てをしながらオンラインヘラシースクールに参加後、週に1回のコーチングコースを受講しながら継続している榎戸さん。講義を通して変化したこととは。

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ー はじめに、オンラインヘラシースクールを知ったきっかけを教えてください。

私はラジオとテレビのコンテンツプロデューサーをしているのですが、去年の春頃、アドレスホッパーとしての生き方を取材させてもらった市橋正太郎さんが「ファスティングに興味がある人いませんか?」とFacebookで投稿していたのを見て、参加することにしました。いわゆる第1期生ですね。

ちょうど仕事場で先輩たちが「ファスティングは免疫力が上がるし、やったほうがいいよ」と話しているのを聞いたばかりだったんです。なのですぐに「やります!」とコメントしました。

現在、オンラインヘラシースクールは10日間のプログラムですが、第1期生は1週間だったので「ほとんどリモートワークだし、1週間なら頑張れるかもしれない」と。市橋さんと安田藤嗣村長と面談をして、すぐにホームルームが始まりました。

ー “超少食ファスティング”と聞いて、どんなイメージを持っていましたか?

“ファスティング”という言葉から、まったく食べないファスティングなのかなあ、と思っていました。なので、量は減ったけれど、思った以上に食べられてびっくりしましたね。

これまでダイエットをしたのは1回だけ。3年前、一日1食しか食べないダイエットを1ヶ月間挑戦してみたところ、すぐに7キロ落ちたのですが、食べたら元どおりどころか、リバウンドしてしまって……(笑)。

安田村長のホームルームを受けながら、あのダイエットは完全に自己流で、夜は時間を決めずに、ただ食べたいものを食べる、身体に悪いやり方をしてしまっていたな、と反省しました。当時30代後半だったのですが、お肌がカサカサになったり、シワが目立ったりして、とにかく不健康に痩せてしまったので、それも失敗だったな、と思います。

オンラインヘラシースクールでは、肌のつやがアップして、顔のくすみとむくみも取れました。あと、これはびっくりしてコミュニティメンバーにも言ったのですが、白目が白くクリアになりました! みんなには全然共感してもらえなかったのですが(笑)、美容への効果も感じられた瞬間でした。

30〜40代のダイエットは「いかに美しく痩せる」かも大事なポイントだと思っていて。痩せられた上に、美容への効果も感じているので、アラフォーにはぴったりだと思います!

ー はじめてから大変だったことはありましたか?

やっぱり、家族が食べるご飯の誘惑ですね。3人娘は、みんな食べ盛りの小学生。私は1週間食事が送られてくるデリバリーコースを頼んで、家族と同じ時間に食べていたので、隣で手巻き寿司を食べる娘たちの姿を見るたびに、誘惑に負けないよう気を引き締めるのが大変でした(笑)。まるっとデリバリーコースのメニューだけを食べると決めて進められたので、頼んでよかったです。

また、3日目くらいまで、好転反応があって……。空腹にイライラしたり、日頃の日課だったランニングができなかったり、じっと耐えるのも大変でしたね。でも、4日目になると、身体が慣れたのかいきなり調子が良くなって、元気一杯! ランニングも再開したのですが、疲れないし、テンションもあがるし、頭の回転もはやくなるし、効果が出てきたのを感じました。

ー スクール期間を経て、榎戸さん自身に起きた変化はありますか?

食生活の考え方が大きく変わりました。それまでは、摂取するものを気にしたことがなくて。玄米をはじめ、植物性のメニューだけで1週間を過ごしてから、体型にも精神面にもすぐに効果が出たので、栄養バランスを考えながら身体にいいものを取ろうという気持ちになりました。すぐにメニューを全部変えることはできないけれど、カップラーメンをやめるといった、身近なことから始めています。

オンラインヘラシースクールを卒業してからも、安田村長と週に1回面談できるコーチングコースを受講しています。リモートワークが延長されて面談の時間が取りやすくなったし、週に1回は校長に報告をしないと心が折れちゃいそうだな、と。

3週目くらいになると「おやつを食べたい」という気持ちが止まらなくなったので、村長との面談の機会があって良かったな、と思います。今では「おやつを食べたい」という波を乗り越えて、少し食べただけで満足できるようになりました。今日(※取材当日)で40日目なのですが「まだまだいけそうだな」と思っています!

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▲継続後の食卓の様子

ー 週1のコーチングコースでは、どのようなお話をされているんですか?

今は、お肉をやめようという話をしています。お肉の代わりに大豆ミート(※大豆のタンパク質を繊維状にしてお肉のように加工したもの)をメニューに取り入れてみよう、と。大豆ミートといっても豆臭さはなく、カリッと焼くとまるで本当にお肉を食べているような気持ちになれる。とっても美味しいです。

実は先日、家族の誰にも言わずに大豆ミートをこっそり家族のご飯に入れてみたんです。カレーに大豆のひき肉を入れたり、唐揚げを作ったり……。それでも全くバレずに、子どもたちは「お肉美味しい!」と言っていて(笑)。大豆ミートを使ったメニューをこれからもっと追求したいですね。

ー 最後に、榎戸さんの思う「ヘラシーな生活」とは何か、教えてください。

これまで「減らすことでヘラシーになる」という意識は、正直なところあまりなかったんです。なので、healathyをきっかけに、まず食を減らすことからヘラシーな生活を作っていきたいと考えています。

まずは、添加物を減らすところからしていこう、と。商品を買うときにパッケージを確認したり、ご飯を作るときに調味料を気にしてみたりすることでも、少しずつ変わっていけるんじゃないか、と思うんです。

また、子どもたちの食生活もちょっとずつ調整していきたいです。これまで生姜焼きを一品置いていたところを、品数を増やす分、一品の量を減らしてサラダをつけてみたり、大豆ミートを使ってみたり。子どもはまだ玄米を食べてくれないので、次は白米と混ぜてみようかな、と、ひそかに企んでいます(笑)。

きっと、オンラインヘラシースクールの期間を終えたあと、すぐに解散になったら、元の生活に戻ってしまっていたな、と思います。みんながそれぞれ自分のライフスタイルに合わせて調整しながらも、超少食を続けている姿を見ているから私も頑張れる。何より辛くないですし、調子もいいから続けられるんだと思います。

これからも、私にはもちろん、家族にも合う形を探しながら、できることからヘラシーな生活を送っていきたいです。

◆榎戸裕穂
映像・音声コンテンツプロデューサー。1978年、福岡県北九州市出身。テレビ・ラジオ番組からウェブ用コンテンツまで幅広く制作を担当。3児の母。

(取材・執筆:高城つかさ @tonkotsumai



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