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プレゼン能力

今日は、他の訓練生のBriefingを見せてもらった。飛行できるか否かに関して必要書類を揃え、飛行計画を教官に伝える。相手に数分の間に簡潔かつ的確に発表しなければならない。いわば、プレゼン能力が必要になる。2人の訓練生のBriefing を見させて頂いたが、最初はこんなの自分にできるのか、と思ったが、整理してみた。

伝え方の要素を分解すると聴覚と視覚だ。

視覚的に分かりやすい資料を作成し、文字を図や写真に起こしたものをさっと提示する。そして、聴覚を組み合わせて相手に訴えかけていく。その手順としては、まず全体の概略を抑える。そこから要所へ入っていく。中心となる情報の提示とそこから派生する箇所へと移行していく。そして、何より大切なのが、その情報が飛行にどう影響するのか、と必ず飛行に結びつけることだ。これは、準備段階で常に意識しておく必要があるなと思った。

一見、難しそうに見えるが、分解してみれば、構造はシンプルであるから、僕にもできるはずだ。できるはずだとは言ったが、かなり練習が必要だ。どうやったら相手に伝わりやすいのか、声のトーンや速さも重要な要素であることが分かった。それにしても、ハキハキ喋らないとやっぱり印象はよくないし、何より伝わりにくい。

喋り方も普段から意識して、簡潔かつ明瞭な喋り方を心掛けようと思った。