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4. 人が立ち止まりたくなる水辺のデザイン(株式会社ダイクレ)

ピースにしたい対象

橋や川沿い、海沿いに設置される人用の横断防止柵

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写真 2018-06-21 13 13 39

対象の特徴

【特徴】
橋等からの転落防止を目的とした鋼製の柵。直線的な柵の形状だけなく湾曲された横断防止柵の開発に取り組んでいます。橋等で利用される規格の大きな鉄製の柵の製造をはじめ、近年では3D-CAD等のデジタルデータによる加工を実現できる産業機械を導入し、細かい装飾やデザインを実現することが可能です。
【対象の設置想定場所】
現段階では設置場所の指定はありませんが、広島県内の川沿いや海沿い、市内の川に架かる橋などの場所での設置を想定しています。

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デザインパートナーに期待すること

市民の生活空間や、広島の街に馴染む横断防止柵のデザイン

【抱える課題】
・街なかの風景などが発展していく中で、従来の形のまま取り残されてしまっており、適した形で生活空間に馴染めていない
・転落防止が柵設置の重要な目的であるため、製造している柵にデザイン要素なく、必要な場所に設置されているのみとなっている
【期待すること】
・水辺(川や海)で立ち止まりたくなる、行動を誘う横断防止柵をつくりたい
・意匠性の高い横断防止柵をつくりたい
・街の風景や景観に溶け込むようなものにしたい
【実現できたらうれしいこと】
自社導入している3D-CADでの製造ラインの技術を生かせるようなデザイン要素を柵に取り入れたい

アイデアを考えるうえでの条件・制約

・鋼製(鉄製)であること
・柵としての安全性を考慮すること(高さ、隙間の小ささ、突起物などに留意する)
・対象物への塗装は可能

アイデアを募集する事業者

株式会社ダイクレ
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株式会社ダイクレは、1951年の創業以来、グレーチングのトップメーカーとしてさまざまな製品の提供を通じて、人々の暮らしを快適にする環境づくりに取り組んできました。伝統に培われたこだわりの技術力と変化をチャンスととらえ積極果敢に挑戦する風土がダイクレの力です。21世紀を生きる我々の課題は、地球の豊かな自然を残すことだと考えます。これからは、お客様のニーズに応えることだけでなく『地球のニーズ』にも応えていく必要があると思います。『人にやさしい』『地球にやさしい』をキーワードに製品開発や事業展開を行い、地球のために、人間のために、未来のために貢献するダイクレを目指していきます。

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プロジェクトチーム

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家久 侑大さん(写真右)
杉保 生尚さん(写真左)

今回の取り組みにかける思い

これまで弊社は、人々の暮らしを快適にする環境づくりに取り組み続けてきました。今回の取り組みでは、現代の暮らしに馴染むデザイン性のある横断防止柵を開発したいと考えています。デザイン性ということを考えたときに、鉄加工の技術、3D-CAD等を用いた意匠のデザインももちろんですが、人々の行動を誘うようなものも考えられます。今回アイデアを募集する人用の横断防止柵は川や海といった水辺に設置されることが多いです。広島は水が豊かな県として有名であり、海や川があるのが日常の風景という人も多くおられます。そんな日常の中でふと立ち止まって川や海を眺めたくなる、そんな行動を誘うデザインが生まれたら嬉しいです。クリエイターの皆様のアイデアをお待ちしております。

Webサイト・SNS

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HIROSHIMA DESIGN CHALLENGEとは

HIROSHIMA DESIGN CHALLENGEは、「◯◯をピースにするデザイン」をテーマに、広島県の事業者が主体的に「デザイン」を活用し、クリエイターと共同で新たな製品やサービスの開発に挑戦するプロジェクトです。
「街なかをピースにするデザイン」というテーマへの共感や興味、「デザインあふれるまち」の創出に寄与する街なかの空間や設置物等の開発に携わってみたいと考えているクリエイターのみなさまのご応募をお待ちしております。

https://awrd.com/award/hiroshima-design-2021




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