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役に立つことばとそうではないことば。

ことばによって、他人と
コミュニケーションができる、もしくは、
じぶん自身の頭の中で物事を考えることができる、
というような、つまり、ことばには
二つの役割があると言われている。
このことを踏まえるとすると、ことばとは、
コミュニケーション及び物事を考えるための
「道具」である、というような
言い方もできるとも思うけれども。
ぼくが思うには、なんだか、この
ことばとは「道具」である、というのは、
すこし抵抗があるようにも感じられて。

このうえでね、ことばには
二つの役割があると言われている、
とのように申しあげましたが、その
「役割」という語句からも考えられるとも思うけど、
「ことばは道具である」と言うとすると、
道具ってえのは、やっぱり、なにかの
「役に立つ」ことが重要だと思うから。

なにかしらの道具を使うときにはたいてい、
なにかの行いたいことがあって、そのために
その状況における適切な道具を用いる。
つまり、道具とは、なにかの目的を
遂行するために用いられるものである。
と、このことより考えるならば
「ことばは道具である」ともすれば、
「道具」としての「ことば」もまた、
なにかの目的を遂行するために用いる。

そういう場合も、
たくさんあると考えられる。

でも、ぼくとしては、
それだけじゃあないとも思うの。
つまりはさ、このような
「ことばは道具である」と言い切ってしまえば、
なにかの役に立たないことばは、もはや、
ことばとして価値が無い、
とも言えてしまう気もするから。

なにかの役に立つかのような
「道具」として優れていることばは、
素晴らしいと思うけど、でも、
そうじゃあないことばだっても、
それもまた「ことば」であって、
素晴らしい、と、ぼくは思えたい。

って、そういうふうに考えるとするとね、
ことばには、上記のような
「コミュニケーション用のことば」と
「物事を考える用のことば」及び、さらには
「そういうではないことば」、つまり、その以外の
第三の用いられ方のことばがあるんではないか?!
とも思うけれど、でも、それが
どういうものなのかはぼくはまだわかんない〜。

令和6年9月23日


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