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おすすめの歌集を贈ろう

#おすすめギフト のお話その1

 昨年の晩秋、本屋を回って売っている歌集の装丁とかレイアウトを調べていて気づいたのですが歌集って意外と贈り物に適していると思うんですよ。文字ぎっしりじゃないから普段読書しない人や目が滑りやすい人でも楽に読めます。わたし自身目が滑りやすくて普通の本が読めないんですが、歌集は1Pに2、3行しかないので読めます。それに内容によってはポジティブなメッセージも贈れる。ということで個人的にプレゼントにおすすめの歌集をここに記載しておきます。ついでにアマゾンのリンク貼っておきます。


たやすみなさい/岡野大嗣

 まずタイトルがいい。たやすみなさいとは、たやすく眠れますようにという意味だと冒頭に書かれています。実際、内容は穏やかでやわらかなので寝る前に少し読むのに最適だと思います。疲れた大人の癒やしになります。そして画像では分からないかもなんですがカバー前面がほとんどホログラム箔押しなのでめちゃくちゃきらきら✨です。贈り物感ある。すごくいい。最高ですね!


生まれてバンザイ/俵万智

 赤ちゃんを産んだお母さんに贈りたい一冊。めちゃくちゃ生命力に溢れているんですよ。そして装丁が可愛い。文庫サイズのハードカバーなんですよ。だから赤ちゃんにかじられても多分大丈夫。お子さんが成長したあとの「オレがマリオ」も生き生きとしていて素晴らしいです。

ドラえもん短歌/枡野浩一

 なんと言ってもドラえもんが題材なので敷居が低いです。いや、実際足を踏み入れてみると現代短歌って敷居高くないんですけど、全然知らないところから遠目に見ると小難しそうじゃないですか。その点ドラえもんは万人に知られている存在なので偉大。ありがとうドラえもん!

短歌の詰め合わせ/東直子

 入門書なのですが、絵が多いし読者参加型の書き込みもできて普通に読みものとして楽しく読めるのでプレゼントにもいいかなと思って入れました。子供にあげてもいいかも。これで好きな短歌とか好きな歌人ができたら、次のプレゼントになりますからカタログギフトみたいな使い方も出来る。たぶん。


 とりあえず今回は以上です。短歌読まない人向けのプレゼント(プレゼンテーションとも言えなくもない)なので、敷居が赤ちゃんのハイハイでも乗り越えられるくらい低くて、内容が明るく楽しい感じの本を選びました。わたしも多くを知っている訳じゃないので(そもそもたやすみなさいと短歌の詰め合わせしか所持していない)また贈りたい歌集が増えたら加筆します。個人的には歌集+図書カードを贈るのをおすすめしたい。興味が湧いたら自分で歌集買えるように。

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