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あなたは閉じこめられている!「ずるい言葉」を読んで①


今回読んだ本はこちらです。

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「ずるい言葉」、ドキッとするような強めのタイトルですよね。

なにを「ずるい」と指しているかといいますと、

日常でよく耳にする正論のようでも言われるとなんだかスッキリしない、モヤモヤした気持ちになる言葉や、言われると何て返したらいいのか分からない言葉などを「ずるい言葉」として紹介しています。

褒められているのに、なんだかバカにされているような嫌な気持ちがするときないですか?

フォローの言葉を言われたのに、なぜか傷ついてしまったときないですか?


実は使われていた言葉に裏腹な意味が込められていたからなんです。

嫌な気持ちになる理由は「言葉」によって隠されていたのです。

この本ではそんな「ずるい言葉」にどんな意味が込められているのか、言葉の本当の意味を教えてくれています。

誰にでも言われた経験はもちろん、言ってしまった経験もある言葉が多数紹介されています。

もちろんわたしも言われたり、言ったことがありました。

そんな無意識でも使われている「ずるい言葉」について、自分なりの解釈も組み込んで紹介していきたいと思います。

【上から目線が隠れた言葉】

『あなたのためを思って』

「あなたのためを思って言ってるの」と言われたことはないですか?
わたしは進学について親と話し合いをしているときに言われた記憶があります。

「あなたのために~」と言われると自分のことを思ってくれているはずなのに、納得できない内容であったりしませんか?

そして後に続く言葉は「だから聞きなさい」「考え直しなさい」といった言葉です。

このあなたのためを思っての言葉は、自分の意見を相手に押し付け、相手をコントロールしようとしている意図が隠されています。

言う側にとっての都合の良い方法であって、言われた側の意見は組み込まれていないのです。

相手の意見に対して反対、否定をしていることを隠すために、味方であることを強調している印象も受けます。

どこら辺が「あなたのためを思って」いるのかを聞きたくなりますよね。


『どちらの側にも問題があるんじゃない?』

これはケンカのときのように双方でモメ事があったときに使う言葉ですよね。「喧嘩両成敗」の意味合いに近いでしょうか。

モメ事になってるわけですから、双方による問題とみなされることはあると思います。「どちらも相手を責めた」という焦点だとどちらにも非があることになります。

ですが被害を受けた側としては納得いかないこともあると思います。

これが犯罪だとしたらどうでしょう。原因がどうであれ加害者側に責任がありますよね?

このどちらの側にも問題があるんじゃない?の言葉には、同意すると加担しなければいけなくなるので、どっちの側にもつきたくない、責任をとりたくない思いが隠れていたのです。

わたしはこれ良く使っています。ヘビーユーザーです。

自分の心にも「両成敗したほうが楽チンで早く収拾できる」といった気持ちがあったことに気づかされました


『はっきり言わないあなたが悪い』

はっきり言えなかった理由があるから言わなかった。というよりも、言いたくても言えなかったのが正しいかもしれません。

それなのにそこを攻められてしまう、言うことを強要されてしまう、だいぶパワハラ感が強いですよね。

この『はっきり言わないあなたが悪い』の言葉には、『言えなかった理由が自分にあることを気づいているからこそ、相手に責任をとらせようとしている』思惑が隠れています。

そうなる前に何でも言える関係作りや環境作りをしたほうが、よっぽど自分のためになりますよね。


いかがでしたか。どの言葉も言ったり、言われたりした記憶があったと思います。

言葉に隠れている相手の気持ちがわかると、言われてモヤモヤする気持ちを抑えることができるのではないでしょうか。

また言う側になったときにも、自分を守ろうとしたあまりに相手を傷つけてしまうことに気づけるのではないでしょうか。

この本にはずるい言葉を言われたあとの対処法まで親切に書かれています。

ほかにもたくさんの言葉がありますので、また次回に紹介したいと思います。







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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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