「先生が怒るべきポイント」は、たったの2つだけ。

ハザクラです。

教員のみなさん、
とくに小学校教諭の方は、
生徒に怒る回数が
とにかく多いですよね。

いくら「生徒のため」
といっても、
人を怒るのはかなり疲れます。

「生徒のために
必要があれば怒っているが、
できるだけ怒りたくない。」

これが、全教員共通。
「怒る」という行為に対しての
感想であり、悩みでしょう。

でも、
ぼくからすると、

「怒りすぎて、
ムダにエネルギーを使っている」

こんな先生方が
多いような印象があるんです。

「怒る必要のないところに怒って
疲れちゃう」っていう
ケースが多い。

「だって生徒のためだもん。」
「必要なときにしか怒ってないよ」

……というあなた!
ちょっとだけ待ってください。

ぼくに言わせれば、
あなたの「怒り」は、
9割カットできます。

だからと言って、
生徒を放っておくわけではありません。

ちゃんと納得できるはずです。

だから今日は、
ハザクラ流の怒り方

「怒るポイントは、
たったの2つ!」

というテーマで書いていこうと思います!

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そもそも
教師のみなさんは、
どんなときに怒ります?

生徒が、
・宿題を忘れたとき
・授業中寝てたとき
・話を聞いてなさそうなとき
・遅刻したとき
・他人とケンカしてるとき
・いじめ

などなど、
いろいろありますね。

しかし!
じつは、
上に挙げた例のうち、
ほとんどのものは怒る必要が
ありません。

じっさい、
ぼくが怒るのは、
「ケンカ」(暴力的とき)と、
「いじめ」だけです。

え?
それだけ!?

はい。それだけです。

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一刻もはやく
理由を説明したいのですが、
そのためには
ぼくの「考え方」
を知ってもらう必要があります。

なので、
サクッと説明させてください🙏!

そもそもぼくは、

「他人に迷惑をかけない」

なら、何をやってもいいと
思ってるんですよ。

まあ、よくよく
考えてみれば
当たり前なんですよ。

たとえば。
ぼくは別に、
授業中に寝てもいいと思ってます。

なぜなら、
誰にも迷惑かけてないから。

寝る分には、
周りの生徒の授業を妨害してないし、
あとで困るのは自分だけです。

まぁ、
先生がイラっとしたり、
保護者が学費を納めてる、

という視点で考えれば別ですが、
大した迷惑はかけてませんね。

このようにぼくは、

ギャンブラーでも、
ホームレスでも、
危ない起業家でも、
年金暮らしの老人も、

他人に迷惑をかけてないなら、
好きに生きて良いと思うんですよね。

「自分の人生だから、
好きなように生きる」

ことが重要だと思います。

でも、他人に迷惑をかける
ということは、

「他人の人生を、他人の好きに
生きられなくしている。
(自分のせいで)」

ということになるので、
これはダメ。

だから、
ぶっちゃけ自分の人生は、
他人に迷惑が掛からない範囲で、
好きに生きて良いと思うのです。

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話を戻します。

生徒が、

・宿題を忘れた
・授業中寝てた
・話を聞いてなさそう
・遅刻した
・他人とケンカしてる
・いじめ

というとき、
「ケンカ」と「いじめ」以外は、
怒らなくていい
という話です。

「他人に迷惑をかけなければ、
どんなことをしてもいい。」

こういう考えに基づいて考えると、

・宿題忘れ
・授業中の睡眠
・話を聞いてない
・遅刻

これらは、
自分に罰が当たるけど、
別に他人に迷惑はかけてないのです。

困るのは自分。

だから、こういうとき、
ぼくだったら怒りません。

受け流します。

たま~に、
注意してあげるだけ。

「大丈夫か~??」って。

けっきょく
困るのは自分だし、
それでいいと思うのです。

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でも、
いじめやケンカは別。

これらは、
「他人の人生を、
他人の好きなように生きられなく」
します。

いじめやケンカでの、
体の傷、心の傷。

これらは、他人の人生に、
大きな影響を及ぼします。

だから、ぼくは怒ります。

他人に迷惑をかけているから。

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ここまでの話をまとめますね。

ぼくは、次のようなときだけ、
怒ります。

・他人の心と体を傷つける時
・物を傷つける時

人間じゃなく、物もでてきましたが、
これも同じです。

とにかく、
他人を傷つける、
他人に迷惑をかけるのは、
人間として、社会を生きる人として、
好ましくありません。

だから、
そういうときだけ、
ぼくは怒ります。

それで十分だと思うのです。

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いつも、
怒り疲れている教員のみなさん。

切り捨てるべきところは
切り捨てて、
自分を大切にしてください。

そのうえで、
「他人に迷惑をかける」生徒。
こういう人には、
しっかりと怒ってあげましょう。

それ以外は、
その人が選んだ、
その人にのみ、矛先の向く
決断です。

そういう人に怒ると、
その人は学ばなくなってしまいます。

怒るポイントは、

①他人の心と体を傷つける時
②物を傷つける、大切にしないとき。

これで十分です。

怒る回数は、
極力減らしていきましょう!

ではまた。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。 「自分にない考えが増えたな」と感じたら、ぜひフォローしてください!今後の学びに繋がるはずです。