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フランス旅行記1 渡航に至るまでの奮闘。

最初に

本当に久しぶりにnoteを書く。
何も告知をしないままほったらかしにして2週間以上経つ。

無責任だと分かりながらも投稿をおやすみしますということすら書く気になれなくて、勝手に休んでいたらどんどん書く気が削がれていって気がついたら日本に帰ってきていた。読んでくださっていた皆さま、本当に申し訳ないです。

文章を書く気がおきないというのは怠けているように聞こえるので、もう少し言い換えるとnoteを書くことに気が回らなかったというのが正しい言い方かもしれない。時間的な余裕がなかったというよりも気的な余裕がなかった。詳しいことは後日書くけど、とにかくnoteを書く時間をとる、noteのことを考えるための算段をする余裕がなかったということは伝えておきたいです。

言い訳はこれぐらいにして、本題を書いていく。

そう、自分はフランスにいた。滞在期間は3週間強。
今日から4回に分けてそのフランス滞在記を書いていきたいと思う。
果たして4回分も書けるのかはわからないけど、とりあえず書きたいことを考えたら4回分ぐらいにはなるかなという計算です。

フランスに行こうと思ったきっかけ

この旅の計画が始まったのは今から約10ヶ月前、フランス人の友人(これからはR君と呼ぶことにする)が「フランスに遊びにおいでよ」と来日した時に自分に言ったのがきっかけだった。

その時は「うん、行きたい!」と言ったものの全然本気ではなく、内心は「まあ、多分無理だけど行けたら行く」という感じだった。だってどうやったら行けるかも分からないし、ヨーロッパに1人で行くなんて信じられなかった。いわゆる結局行かない方の「行けたら行く」だった。R君は「本当に来てね?」と何度も自分に釘を刺すように聞いてきたのでどうやらありがたいことに彼は本気ぽかった。

家に帰ってから、その誘われた場にいた別の友人(Sと呼ぶことにする)から「隼(はやと、自分の名前です)が行くなら行こうかな」と連絡が来たので「あ、もしかしたら本当に行きたいかも」と少し思い始めた。

でもその2ヶ月後にはインド行きが控えていたし、自分はそこで生まれ変わるつもりだったのでとりあえずフランス行きの話は自分の中では保留となっていた。しかし、インドから帰ってきてもフランスなんてどうでもいいとなるほどは生まれ変わらなかったし、Sと話す時には毎回フランス行きの話題が出たので段々と行きたいから行こうに気持ちは変わっていった。

挫折

夏には最高のフランス旅行が控えてると息巻いていた矢先に自分たちに襲い掛かったのが新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。当初思っていたよりもこの宣言は長続きした。フランスが夏まで開国するか分からなかったし、開国したとしても緊急事態宣言下だとバイトもできないのでお金が集められない。

一気に行く気を失った。行けるかも知れないと常にフランスの状況を調べたりすることもできたけど、そのハラハラは思ったよりも精神的に負担だったのでもう今回は行かないと決めた。残念なことだけど、また来年とか違う機会に遊びに行けばいいやとそう思っていた。

でも行きたい

今年の夏はどうやって過ごそうかなとそんなことを考えていた5月末とかそんな頃、Sから連絡がきた。「隼はフランス行かないの?行くなら自分も行こうと思うけど」という内容。「いや、行こうと思っても今からじゃお金も集められないし今回はやめようかな」と返したら「そっか」と返ってきた。そんな断り方をした自分だったけど、気持ちはものすごく動かされていた。

やっぱ行きたいわ。

そうなるのに時間はかからなかった。すぐにお金の計算をしたら毎日頑張れば間に合いそうな時間はまだ残っていたので、すぐにインドの時と同様に自転車をこいでお金を稼ぎ始めた。これでもし行けなかったとしても自分には数十万円のお金が残るのでそれはそれでいいかなというモチベーションでチャリをこいだ。

でも、そうやって気持ちが再びフランスに向いてからは物事が結構良い方向に動いた。チャリをこぎ始めてから間も無く緊急事態宣言は解除され、フランスも国を開いた。さらには向こうに渡航した際の2週間の自主隔離もなくなった。それがあると、せっかくフランスに行ったとしても滞在期間の半分以上の時間を家で過ごさなければいけなくなるので自主隔離の解除は自分たちのフランス渡航には必須の条件だった。

そんな中、先行してフランスに渡航していた別の友人(この人もSなんだよな...のでIと呼ぶことにする)から2週間の自粛なしで渡航できたとの連絡があったので、フランス渡航への期待値がかなり上がった。

そして渡航までの道程

Iが行けたならと自分たちもフライトチケットを購入した。トランジットが理由で入国不可だけは避けたかったので少し高かったけど直行便を買った。多分これでも例年のこの時期の値段に比べれば全然安いのだと思う。

これでもう後戻りはできない。しかし、何もチケットを買ったところで国が閉じると言えば渡航ができなくなることには変わりなかった。日本の感染者数も緊急事態宣言解除のリバウンドで急激に増えていた中、何を保証されたわけでもなく、渡航中止とは常にとなり合わせになりながらも渡航日を待った。

そしてついに渡航日。
何も問題は無いように思えたけど、一つだけちょっとした事があった。復路のチケットを購入していなかったのだ。それが無いと出国させることはできないと言われてしまった。Sはそのまま向こうに滞在する予定だったので復路は関係なく2人で話していてもその話題が出なかったのだ。

まあ、それは出発の前日に念のためにと母が渡してくれたクレジットカードを使って購入→自分の口座から母のに送金をして解決した。万が一の一が早速出てしまった。ありがたい。

そして無事、自分たちは日本を出国することができた。

最後に

いかがだったでしょうか。フランス旅行に至るまでの話でここまで書けるとは思ってなかったです。しかし書き出してみるとあれやあれやといろいろ思い出して目標文字数にしていた2000文字を超したので、まずは行くまでの話で一話分にしたいと思います。

また、明日はフランスに行ってからの話を書く予定です。
気になる方は是非読んでください。

それではまた明日!




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