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自分が思ってるほど、人は自分に興味がない。

自分はプライドが高い人間、だった。

今でもその残り香はあるけども、以前に比べてだいぶ低くなった気がする。

原因は主にふたつじゃないかな。

noteとPodcast。

この2つを始めるまでは自分はかなりプライドが高かった。
人のアドバイスを素直に聞き入れないで「あなたの道と自分のとでは全然違うでしょうが」と心の中で思ったり、とにかく自分はなんでもできると思ってたし、それを否定するようなことを言ってくる人には「見る目がないな」と呆れていたりした。

それと、何かの作品を作った時も「自分の理想とは程遠い出来だな」と自分の未熟を受け入れずに人に見せることを拒んだり、ときには捨てたりもしていた。

でもそういう自分を変えなくてはいけないと、ダサい、イタい期を乗り越えなきゃその先は見えないと、どこかで気がついてはいた。

友人の提言でnoteを始めた。
最初の数ヶ月は公開しなかったり、公開しても告知をしなかったりと控えめな毎日投稿ではあったけど、それではダメだと両方ともできるだけ毎日行うようにした。そうしたら、「自分の記事を読まれるなんて、さらにそれを毎日告知をするなんて恥ずかしい」とモジモジしていた時間がもったいなかったなと思うようになった。なぜなら自分が思ったよりも人は自分に注目してないから。

友人の提言でPodcastも始めた。
最初は相方の岩田君だけ更新の度に告知をして、自分はしなかった。
でも、「ダサくても、イタくても告知はしなきゃ。ていうか、もうPodcastはじめちゃった時点でダサくてイタいしね。告知どうこうでモジモジしなくてもいいんじゃない?」と岩田君に言われ(随分と自分の聞きたいように変換している気がするけど)、告知をするようになった。そしたら、「自分の声を聞かれるなんて、さらにそれを毎回告知をするなんて恥ずかしい」とモジモジしていた時間がもったいなかったなと思うようになった。だって、人はそんなに自分に注目してないから。

この2つの出来事があったせいで、プライド高い族の住人は大人数でどこかに引越しをしてしまった。そのせいで心がだいぶ軽い。何かもっと大事な他のことに時間を使えるスペースができた気がする。

こんな恥ずかしい表現で最後を締めくくれるのも、自分が思うほど人は自分をみていないと気がついて、いらないプライドがどこかに行ってしまったから。そして、深夜テンションでこれを書いているから。


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