繊細さん

パーソナルトレーニングのクライアントの中にはHSPに該当すると思われる方が多数いる。

自分もその傾向にあるなと思う。

【繊細さん】とも表現され、「繊細さんの本」という書籍もAmazonなどで人気を博している。

パーソナルトレーナーという職業は世間一般的にはどういうイメージを持たれているだろうか?

そう考えると、概ね「ポジティブ」「プラス」「頑張る」「追い込む」「熱血」のような感じではないかと。

でも、僕は上記のようなイメージが大の苦手で、【加減】という言葉で言うと【減】の方を重視している人間なんです。

なので、パーソナルトレーニングを受けるという時に、「頑張る」「追い込む」「根性」「熱血」のような昔の体育会系のようなイメージを持っている方には僕のパーソナルトレーニングは物足りないんですよ。

でも、一定数支持される理由があるんですよね。
それが【繊細さん】と思われる方々なんです。

フィジカルへのアプローチはパーソナルトレーナーとして当然ですが、
メンタルを解放するということも大切なことだと思うんですよね。

メンタルを解放することがなかなか出来ない方が、フィジカルへのアプローチだけに頼ってしまうと苦しい思いをする方が多いんです。

逆にメンタル(=考え方)をカウンセラー(=パーソナルトレーナー)と共に変化させていけると、無理なく理想の自分に近づいていけるかなと思います。

全ては何事もバランスですよね。

【良い加減】という言葉が僕は好きなのですが、昨今なんでもポジティブが良かれという風潮で【加】が過ぎると思います。

【減】を意識することで、フィジカルもメンタルも気楽になると思います。

アクセルだけでは事故ってしまいます。
ブレーキを踏むことの方が大切ですよ。

自分自身が繊細だなと思う方は、
自信を持って【減】の方に意識を持ちましょう。

ポジティブの方が優位という現代のパワーバランスが不自然ですよね。

どちらも重要な要素ですから。

そして、今後は逆転しますから。



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