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激烈バカ的!文章講座!!

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とてつもない力を持っている人に「うまく伝えられない」と、そんな相談をたくさん受けています。本を書きたい。面白い話をしたい。彼女を口説きたい。そんな悩みを持つ全ての人にむけて。
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#文章講座

『先生抜きで書こう』試訳

この本を書き終えて分かったことがある。世界の誰もが、ものを書きたいと思っていることだ。 「ずっと本を書きたかったんです」 「いつか人生をまとめたいんだ」 「私にぴったりな言葉を探して、書き留めなければって感じます」  見知らぬ読者から、そう伝えてもらう。  誰もが学校で書くことを教えてもらうけれど、妙に特別ぶった人だけが好きになれる。書くことはそんなことだと思っていた。  だけど違った。  誰もが嫌な思いをして、自分の夢を書けなくなる。書くことは大それたことだとか、

プロの物書きになれる人となれない人の違い

「プロの文筆家になれる人と、なれない人の違いはなんですか?」 と聞かれることがある。 私には持論があって、違いは「推敲をするかしないか」だと考えている。 実際に少し推敲してみたい。 書くことが最も難しい文章とは、どんなものだろうか。 それは悪口である。 隠し味程度に盛ったはずの毒が致死量を超え、大激論にいたる。そんな経験を誰もが味わう時代となった。 かく言う私も、冗談のつもりでカリスマ講師2人の悪口をnoteで公開してから、「いいね」をぜんぜん貰えなくなった。