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激烈バカ的!文章講座!!

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とてつもない力を持っている人に「うまく伝えられない」と、そんな相談をたくさん受けています。本を書きたい。面白い話をしたい。彼女を口説きたい。そんな悩みを持つ全ての人にむけて。
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#哲学

自衛隊工科学校、作文模範解答例

『鬼滅の刃』の名前を知らない人はいないだろう。しかし、その内容はご存知だろうか? 強くなるための競争に明けた暮れた子供たちが、自分の才能が劣るがために、ついに鬼に身を落とす。永遠に死ぬことのない強靭なその体を使って、罪のない人たちに自らの力を誇示していく。主人公の竈炭治郎だけは、鬼を倒しながらも彼らの痛みに耳を傾け、その苦しさを浄化してゆく。 『もしドラ』の著者岩崎夏海氏は、「『鬼滅の刃』は、現代の子供たちの悲鳴を描いた作品だ」と語る。標準化テストの成績に劣る者が、自分の

松井さん、なんでそんなに長くブログ続くの?

「松井さん、なんでそんなに長くブログ続くの?」 たまにそう言ってもらえることがある。 最初のブログは2010年3月に始めた『千年一途』というものだった。noteには2016年に引っ越ししたけれど、5年以上、合計388記事を書かせていただいている。 ちなみに、ホームページを最初に作ったのは1996年だったが、妙なエロサイトからハッキングされてプロフィールが流出した。掲示板に俺の経歴がコピペされまくり炎上したが、恥以外に実害はなかった。 そんな身から出たサビはともかく、肝

【文章講座その1】魔法の言葉、「例えばね・・・」

小論文にしても作文にしても、「文章を書いて」と頼むと抽象的に書いてくれる場合が多い。良い文章とは抽象的な文章だと誤解されているのだ。 「自分のこととか、身近な話をしてもつまらないんじゃない? だって文章を書くんだよ」 大丈夫である。あなたが面白いのだ。 身近な話というのは、立派ではないが通じる。 例えば、次の話を聞いて欲しい。 ・・・ほら、今、「例えば」って言ったとこで注目したでしょ? いや、本当に聞いて欲しいのだ。 かけがわTVの仲間にひろしさんという、菊川市で