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個展に来なかったホームレス小谷さんを許した話

ぼくの友人で自分の1日を50円で売って暮らしているホームレス小谷さんという人がいます。

NHKで活動を取材されたり、昨年は写真展をニューヨークで開催したりしてすっかり有名人になりました。

彼とは、彼がホームレスになったばかりの頃から知り合いでもう5年ほどのお付き合いになります。


そんな小谷さんは、ぼくの画家活動をとても肯定してくれています。

「宮森の絵はイイ!」と会うたびに褒めてくれます。その言葉がとても嬉しいです。

それで「今度の個展行くわー!!」とも小谷さんはよく言ってくれます。

しかし、小谷さんが個展に来たことは一度もありません。


昨年の12月に開催した渋谷個展の時も小谷さんは「今回は必ず行くわ!LINEにギャラリーの住所送ってー!!」と言ってくれたので、その通りに送っておきました。

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ですが、結局、小谷さんは来ませんでした。


みなさんなら、この小谷さんの行動をどう考えるでしょうか?

ぼくはとても「人間らしい」と思いました。

「行く行く!」と言って来ない事なんて人間であれば、あります。

ぼくも今までの人生で「行く行く!」と言って行かなかったことが無いのか?と言われれば、ヤラかしてしまったことありますしね。


なので、ぼくは小谷さんのことを「人間らしい人だな」と思って、許すようにしています。

それに、そんな事で友情が崩れてしまうなんて余りにも寂しいでじゃないですか。


そして、アーティスト活動をしていると、小谷さんのようなことなんて「あるある」なんです。

今まで何度「個展行きます!」と言われて来なかった人がいる事か。笑

中には、ぼくの目の前でスケジュールにメモをしたけれど来なかった人もいます。

あと、個展ではないですが、「今年中に宮森さんの作品を絶対に10万円で買います」と言って音沙汰のない人もいます。


はじめは、そういった他者の発言にぼくもついつい真に受けてしまっていましたが、たくさんの経験をする内に「人間なんてそんなもんだよな」と思えるようになりました。

それに、その人たちもその時は、きっと心から「個展に行こう!」、「作品を買おう!」と思ってくださったとおもうんです。

そんな風に思ってくれたことはとてもありがたいことですし、時間が経って気持ちが変わってしまうのも人間の性だとおもいます。

なので、それに対して感情的になってしまうのはちょっと違うなとおもうわけです。

ですから、ぼくは「許す」ように心掛けています。


もちろん、個展に来てくれたら本当に嬉しいので、来てくださることが一番の喜びです。

だけど、100人が100人、言葉通りにできるわけじゃないということを重々理解しているつもりです。(前述した通り、ぼく自身も100パーセント出来ているわけでは全くありませんので。)


というわけで、小谷さん、いつかぜひ個展に遊びに来てください。、「行く!」と言ってまた来なくても全然許すので、いつか遊びに来てくださいね。

また、今までぼくの個展に「行く!」と言って来なかった人もぼくは全然気にしてませんので、気が向いたら遊びに来てくださいね。ぜひお話しましょう。

世の中には、口約束を果たせなくて人間関係が気まずくなることがたくさんあるとおもいます。

他ならぬぼく自身もそれでたくさんの人の信頼を失ってきたとおもいます。

だけど、それはとても寂しいことだともおもうので、ぼくは許す方針でいきます。(もちろん、ぼくも人間なので約束の内容によっては破られたら「キツいな」とおもうこともあるかもしれないですけど、できる限り許していきたいです)


ずっとこの事をブログに書きたかったんですよね。


ちなみに、今回わざわざホームレス小谷さんを題材にしたのは、小谷さんであればこのテーマで取り上げたとしても、怒らないだろうと信頼したからです。


小谷さんいつも面白い話をしてくれてありがとう。

またお話しましょう!


というわけで、個展に来なかったホームレス小谷さんを許した話でした。



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