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アパレルブランドには編集者が必要なのかもしれない

(挿絵・題字 はましゃか)


こんにちは、ハヤカワ五味です。

ここ数回のマガジンは少し重めだったので、今回は徒然と最近考えていることを書いていく感じにしようと思います。


そうそう。そういえば最近、こんなツイートをしました。

そうなんです、最近は、漠然と「アパレルブランドには編集者が必要なのかもしれない…」と考えています。

ブランドの名のもとに、同じ哲学を持った人たちが集まり、同じものを良いなと感じ、そして、各自がブランドに新しい価値を見出していく…というこの一連の動きを作り出す…編集者です。


編集者って何する人?聞いてみた

とはいえ、私の考えている編集者像は合っているのだろうか、実際編集者さんの仕事って知ってるようで知らないなあ…と感じたので、まずは、編集の道で活躍されているお三方に「編集/編集者を、一言で表すと…?」という、短くかつ重〜〜〜い問いかけをさせていただきました。
(突然の声かけにお答えくださった御三方ありがとうございます・・・。)


編集者とは?
-「情報を整理して、流れを作る人」

クリエイター・エージェンシー”コルク”代表 佐渡島庸平さん


編集とは?
-「文脈を見つける作業ですかね」

WEB系編集プロダクション”プレスラボ”代表 梅田カズヒコさん

(コメント) まったくバラバラの3つの事象に、あるキーワードを付けるとなんかまとまったりするじゃないですか。あるいは、古くからあるテーマをこの人に語ってもらえば新しくなるかも、みたいな。で、その根底には文脈があると思います。世の中全体の文脈かも、ある特定の集団の文脈かも、とても個人的な文脈かもしれないけど。それを見つけてきちっとパッケージにしたとき、編集したなって思います。


編集者の仕事とは?
-「ひとが想いを伝えるのを助ける仕事」

noteやcakesの運営会社”ピースオブケイク” 加藤貞顕さん

そしてなんと加藤さんはこの問いについてnoteも書いてくださりました。


ああ・・・・・・・・・・。
いいな・・・・・・・・・・・・。

ここで受けのコメントをしようと思っていましたが、あんま私が話して変にバイアスかかるのも嫌なので、そのまま進むことにしました。


改めて考えてみる、私なりの編集者の定義

御三方のコメントなどにも勉強させてもらいつつ、改めて、自分なりに「弊社には編集者が必要なんじゃ」というツイートにおける「編集者」というものをあえて定義してみると

「溢れかえる情報を紡いで伝えていく人」

と言えるのではないかと思いました。


ブランドにおいて編集者が必要な理由とは

ではなぜ、ブランドにおいて編集者が必要だと感じているのか。

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