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#ホルスタイン
餌、ちゃんと用意しておけよ!
朝の仕事は、流れが決まっていて、搾乳牛の搾る準備と並行して、育成牛の牛舎の掃除や餌やりも進めていく。
給餌前に牛を出してしまった!育成牛舎の掃除を終え、予防接種を打ち終えた時点で、別のスタッフに
「(注射終わったので)大丈夫ですよ」
、と一言伝えてからショベルに向かい、餌を積んで育成牛舎に戻ってくると、すでに牛が広場に放されている(@_@;)。
今から餌を入れようと思っていた僕の餌入れが終わった
長年使っている牛舎の令和大修理(汗)
牛をつなぐスタンチョンという金具。
このスタンチョンをコンクリの基礎に打ち込んである楔にチェーンで固定しているのだけど、牛が前後左右に動くので、時間が経つにつれて摩耗してくる。この楔が折れたりした場合には、両側にある柱にチェーンをくくりつけてそのチェーンでスタンチョンを固定してきたのだが、こんどは、この鎖が牛の動作で柱に食い込み、放っておくと柱が折れてしまう
牛が動くと、上の写真にある金具部分
牛乳の味って、季節で変わるの?
Facebookで質問をもらったので、今日は普段飲んでる牛乳の成分について。
※正確に話すには、生乳と牛乳は切り分けて考える必要があるのですが、あえて今日は全て牛乳として話します。
牛乳の計算式牛乳 = 乳脂肪分 + 無脂乳固形分 + 水
ざっくりとですが、こんな感じの計算式が成り立ちます。
実際に計算してみると、およそ80%以上は水分。
乳脂肪分と無脂乳固形分を足すと12%ぐらいになり
わたし、立てなくなっちゃった・・・(泣)
朝、牧場に入ると奥さんがバタバタと動いてたのが目に入った。
(あ、なんかあった・・・)。
普段と違う動きが目についたり、牛の鳴き声が変に聞こえる時は大抵なにかある。
話を聞くと牛が1頭、自分でつなぎを外し、外に出て苦しんでいるので獣医さんを呼び、その一方で仔牛も産まれてた、と。
足が麻痺して立てない牛
取り急ぎ、仔牛をカウウォーマーに突っ込んで、温めておき、それから倒れてる牛の様子を見に
牧場の仕事、”決める”基準はただ1つ
今日は、以前別の牧場で働いていたNさんと一緒の仕事。
普段通りに仕事を進めつつ、ほぼ午前中の仕事を終えて、少し2人で話し込む時間があった。
(与える)草を減らしてくれ 別の従業員から、牧草が朝余っているから夜の給餌で減らしてくれ、と何度か話があったらしい。この話を聞いてNさんは、
「これ以上は減らせません!」と断固突っぱねた。
減らした為に牛が体調崩したりしたらどうするのか? 親方が決めたのなら
飼料設計、現場だとこうなる
普段はロールにした牧草を与えているのだけど、ことし、収穫が間に合わなくてやむなくコントラに依頼して収穫&スタックにしてもらったのでその分を使い始めることになった。
そこで、農協の方に飼料設計を依頼。
様々な栄養分や普段の給餌状況などを踏まえた新しい給餌方針を作ってもらった。
できあがってきた資料をみせていただくと、とても”ちゃんとした”内容。
おそらく、牛1頭に1日にあたえるべき給餌量を計算
押しつぶされるかと思った(汗)。
搾乳中は常に気を張って搾っているのだけど、それでもたまにはとんでもない目に遭うときがあります。
これは、出荷できない牛の場合ですが、こんな感じで2頭ずつつながっている間に入って行って搾る機械(=ミルカー)を交互につけます。
人がいるのを分かっていて圧迫してくるやつ一方を搾ろうとミルカーを持って間に入った途端、全力で横の牛に体を押し付けてきた。当然、間にいる僕は挟まれてしまって動けない(汗)。