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私は飽き性だと思っていたが、セラピストの仕事を地味に続けてきていつの間にか15年経とうとしている。
結婚にいたっては26年も続いていて自分は結構やればできるのか…(笑)と
月日が経たないとわからないことを実際体感し、新たな自分を見つけたようでなんだか嬉しい。

施術の内容はどんどん変化しているが、根本的なところは変わっていない。変えられない。

体と心は繋がっている…というか、体は心そのもので、とてもデリケートなものだ。

丁寧に扱わなければ本当に壊れてしまう。

体に触れて気づいたことは伝えるようにしているが、たまに、言おうとしたことが口から出なくなることがあって
「言わなくて良いことなんだな」
と感じて止めている。
目の前にいるこの人がそれをいらないと感じているから、自動的にそうなるというわけだ。

無理に操作しようとしなくても
人は誰でも、必要なものをキャッチできる能力がある。
そして、不要なものは、入っていかない。
簡単な原理だ。

体のエネルギーが乱れていると、その能力がにぶる。
だから、研ぎ澄ませておくために、感性を磨くのだ。

最初の頃より私も余計な力を入れずに施術できるようになった。続けていけば、まだまだ進化していくのだろう。
どんな自分になっていくのか?
歳を重ねたときになにを感じるのかも楽しみだ。

ずっとずっとやっていきたい大好きな仕事だ。





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