上海の旅の記録-2004年--フォーシーズンズホテル上海
【Shanghai Travelog】2004/9/17~20
初めての上海なので、ホテルはちょっと奮発してフォーシーズンズを予約しました。2002年にオープンしたまだ新しいホテルで、ホテルのサイトから申し込んだパッケージは毎朝食付きでラックレート$400近い部屋(Deluxe Room)が約$200とほぼ半額というお得なプランでした。
上海空港からはタクシーでホテルへ。車が到着するとベルスタッフがドアを開けてくれます。予想に反して蒸し暑い上海でしたが、ホテルに足を踏み入れた途端、ひんやりとした空気が体を包み込み、まるで別世界でした。
ホテルには日本人スタッフもいて、チェックイン後に部屋まで案内してくれました。6基あるエレベーター、乗ったその中は木の香りが漂っていました。16階で降りて案内された部屋は廊下の突き当たり。え?角部屋?とちょっと期待してしまいましたが、そんなことはなくキャンペーンの普通の部屋でした。
高速インターネット接続は24時間つなぎ放題で100元。無料Wifiのサービスが珍しくなくなった現在ですが、当時は有料でしかも有線。つなぐのはスマホではなく持参したノートPCでした。
バスルームは広くて、換気もしっかりしていました。
バスタブにつかってのんびりとバスタイム‥と行きたかったのですが、悲しいかな水がちょっと臭い。カビ臭と言うか。そんな時、バスアメニティのロクシタンの香りがまさに救いでした。
ぎっしり中身の詰まった冷蔵庫。ウェルカムフルーツ以外は有料。コンプリメンタリーのミネラルウォーターは毎日2本置かれていました。
バーカウンターの引き出しにはスナックやスピリッツ。ロゴ入りトランプまで入っていました。
ポロシャツをクリーニングに出したら、仕上がったものはこんな感じで届けられました。ファブリックがチャイナっぽくてすてき。
今回、初めて大手の高級ホテルチェーンを利用してみました。フォーシーズンズはそのきめ細やかなサービスやホスピタリティに多くのファンを持っています。それゆえ、このいつものサービスを期待するファンを中心に、上海のFSに対する辛口コメントがいくつかのサイトで目に付きました。厳しい意見の皆さまは、きっと私たちとは期待の度合いも違うのでしょうね。国民性や土地柄も考えれば、私たちにはそれほど期待を裏切られたと言った印象はなかったです。逆に、エネルギッシュで喧騒に満ち溢れている外界から一歩ホテルに入った瞬間にホッとできる、そんな安堵感は何ものにも代えがたいものでした。ホテルでは本当に癒されたのです。
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