AT1債(CoCo債)の基礎

クレディ・スイスのA1債(CoCo債)が話題になっているようです。

Credit Suisse's Riskiest Bonds Plunge (wsj.com)

クレディスイスやドイチェなどのリスクが高まると、AT1債について話題になるのが常であり、ここから話題が増えていく可能性がありますが、AT1債の商品性については、私が記載したAT1債入門を参照してください。ここでは我が国の制度を軸にその商品性について触れていますが、4節で各国の制度について整理しています。スイスのAT1債にかかる制度についても最低限のメモを下記の通り記載しています。各国で商品性が違うことに注意してください。

スイスのAT1債(CoCo債)についてのメモ|服部孝洋(東京大学)|note

クレディスイスについては、すでに中央銀行による流動性の支援が発表されており、当局による安定化の議論TBTFの議論がでてきているようですが、TBTFの議論は下記を参照してみてください。必要に応じてアップデイトします。
システム上重要な銀行入門-「大きすぎて潰せない(TBTF)」問題について-|服部孝洋(東京大学)|note


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?