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夏が来るので夏っぽいコーヒーを淹れよう2019

当社はカフェイン駆動型制作と銘打って、仕事しながら様々なコーヒーを淹れている。筆者はカフェラテが好きで、夏はアイスで、冬はホットで見るも無惨なラテアートを描いて一人でゲラゲラ笑っている(チンコラテ)。

副社長はブラックコーヒーが好きで、年中水出しコーヒーを飲んでいる。水出しコーヒーはまとめて抽出して1週間くらいは日持ちするので、忙しい制作会社に非常にマッチした飲み物だと思っている。
水出しコーヒーについては昨年書いたこちらを見てみて欲しい。

今年はちょっと趣向を凝らして、水出しコーヒーのもうひとつの形態であるダッチコーヒーにチャレンジしてみよう。ダッチコーヒーは水出しコーヒーではあるが、水を滴下させてゆっくりじっくり抽出する方法だ。大仰な機材まで存在するが、我々はそんな暇も金もない。手持ちのドリッパーでダッチコーヒーを制作する実に簡単な方法がある。それが、氷出しだ。

ダッチコーヒーの滴下を氷が溶けるスピードに置き換えることで、機材をとてもシンプルにすることができる。時間は完成時の量で1リットルの場合、朝仕掛けて夕方には終わるという感じだ。このスピードは氷の大きさや室温に影響される。

用意するもの

ドリッパー(なるべく大きいもの)
サーバー(容量1リットル)
氷(600g)
コーヒー豆(100g、中挽き)
お湯(分量外、100gくらい)

作り方

ドリッパーにフィルターをセットして豆を入れる。
お湯をまんべんなく回しかけ、蒸らしを行う。1分くらい蒸らせばOKだ。
フィルターの上に氷をたっぷりのせる。
すべて溶ければ完成。

氷が乗り切らないことがあるので、あらかじめ600g分を量っておいて、ドリッパーの上にスペースができたら都度足していくという方法を取ると良い。無理に載せると絶対崩れる。

仕上がったコーヒーは濃いめにできているため、水を足して全量を1リットルにして冷やす。

バリエーション

この1リットル版氷出しコーヒーを飲んでもらったところ「濃く出てる気がする」という感想をいただいた。そのため、飲む人が好みで濃度を調整できるよう、冷水を用意していくといいと思う。

また、濃いめに出たからと言って必ず薄める必要はない。カフェオレには濃いめのコーヒーがとても良くあうので、こちらも是非試してもらいたい。

この夏も最高のコーヒーで乗り切ろうではないか。

よろしければサポートをお願いします。得られたお金は社で飲むコーヒー豆や撮影機材の購入費用に充てようと思っています。