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【ご相談】自閉症児の奇声が辛いです…。

お疲れ様です!
東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷、学習支援室世田谷つばき塾の代表ゴリッキーこと松本力哉です。

本日は、「自閉症児の奇声が辛いです…。」というご相談に回答していきます。

【ご相談】
3歳のおそらく自閉症の子を育ててます。毎日奇声がすごいです。なにか出来たことをして褒めてあげると奇声になったりします。悪いことをしてダメっていうと奇声になります。無視をしたら余計騒ぎます。しんどいです。

【回答】
奇声はつらいですね。簡単に制御する方法はありません。同じ奇声でも,それが何によって起こっているか,維持されているかは,それぞれ違います。奇声を上げること自体が快感となって維持されているのであれば,無視してもやむことはありません。

親のかかわりが奇声を強化している場合(つまり,親の反応が報酬になって奇声が増えている場合)は,無視によって奇声が収まる可能性があります。ただ,その場合も,消去バーストと言って,いったん奇声は強まります。消去バーストも無視し続けるのが基本ですが,そうしているうちに,感覚が快感になってしまったりすることがあります。そうすると,無視し続けてもあまり意味はないです。

このように,行動の制御は難しいので,応用行動分析(ABA)の専門家に相談されることをお勧めします。奇声が収まらないというその場面を実際に見せる必要があります。

親が自分でできる対応としては,奇声をあげてもいいようにすることです。自分自身が不快だということであれば,耳栓をしたりです。多くの場合,1番困るのは,アパートや出先で周りに迷惑をかけてしまうような状況ですよね。その場合も,大家さんに相談するとか,最悪の場合,引っ越すとか,奇声をあげてもいいようにする工夫をする方が,現実的な対応だと思います。出先は仕方ないです。迷惑だと思う方ばかりではなく,理解してくれる人もたくさんいると思うので,出先の場合はあまり気にしすぎず,その時々でできる対応をされるのがいいと思います。

あまり助けにならず申し訳ありませんが,何とか親御さん自身が少しでも楽になる方法を模索していただければと思います。


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