言うことを聞いてくれない時の子どもの気持ち
パパ、ママが「◯◯しなさい!」と言っても「今◯◯してるの!」とか、無視してたりして、中々話を聞いてくれないことが続いていませんか?
そんな時に振り返って欲しいことがあります。
1.なぜ?言うことを聞いてくれなくなるの?
<オバケで解決>
幼児は、「おばけが来るよ」と言えば、言うことを聞いてくれることが多くないですか?
しかし、この方法は決してオススメはしません。
なぜ、いけないのか・・・・
それは、ママ、パパと直接向かい合っていませんよね。
向かいあっているのは、オバケです・・・。
小さい頃は、怖いという思いだけで、効き目はありますが、小学校くらいになったら、だんだん怖くなくなるから、効き目がなくなります。
そして、向かい合ってこなかったママ、パパの言うことは聞かなくなります。
<一方的に怒って解決>
もう一つ、大人の意見ばかり押し付けて怒る。大人の考え方を教えることは、子育に必要な時もあるでしょう。
でも、子どもだって、子どもなりの理由があります。理由を聞かずに、一方的に怒っては、子どもは「ママ、パパは僕の話を聞いてくれない」と言う思いが募り、聞いてくれない人の話は聞かなくなります。
2.悪循環から脱出
言うことを聞いてくれないことが続くと、親の気持ちとしては、「このままだと将来どうなっちゃうんだろう」と焦り、オバケで解決や一方的に怒って解決という方法を選択してしまうことがあると思います。この2点は即効性がありますので・・・。
ただ、上記の通り、2点の方法だけを使っていては、成長とともに言うことを聞かなくなります。
本来は、ここから叱り方をお伝えすることが一般的ですが、発達屋トミさんは、叱り方ではなく、もっとその前に大事な関わり方をお伝えします。
2.叱る方法よりも大事なこと
オバケで解決や一方的に怒って解決という方法が多くなるということは、指示的な関わりが多くなっているということです。
指示的な関わりだけでは、子どもは親の話を聞いてくれるようにはなりません。
少し、考えてみましょう・・・。
大人も注意ばかりしてくる人の話を聞こうと思いませんよね?
子どもの同じです。
普通の会話をしていますか?何気無い会話です。怒りもせず、「今日は◯◯楽しかったな」「今日は何した?」「◯◯美味しいな」とかこんな会話です。この何気無い会話こそが、子どもが大人の話を聞くようになる、聞きたくなるためにとっても重要なことなのです。
もし、子どもが、言うことを聞かないなって思っている方がいたら、普通の会話、何気無い会話を大事にしてみて下さい。
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