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やりたい事を1日の中に散りばめるという働き方について

 おはようございます。
 いま朝の5時です。

 私はずっと極端な夜型で毎朝起きるのが拷問だったのですが、最近は妻の影響と鬱による不調により、夜の9時か10時には眠剤を飲んで寝ています。

 朝の4時か5時くらいに目が覚めてしまいますが、最近は朝の5時でもう明るくなっているので、このサイクルはなかなか良いですね。今日はここ最近の中ではかなり調子が良さそうなので、鬱のリハビリとしてこのテキストを書いています。

 鬱の時はとにかく思考が内向きになります。さらに、「自分ってなんでダメなんだろう」とか「人並みに仕事もできないしこのままじゃ将来もない。もう死ぬしかない」と自分を攻撃し始めてしまい、負のスパイラルに陥るので、少し元気が出たときにアウトプットするのが良いと思います。

 アウトプットの方法は人それぞれ、自分が心地よいと思えるものが良いかと思いますが、noteを読んでいる人であれば文章を書くのも好きだと思うので、こうやって掃き溜めのように文章を垂れ流すのはひとつの方法です。

 どうしても人が読むに堪えない文章しか書けない、という場合は、個人的なスペース、PCのテキストエディタでも、スマホのメモでも、紙のノートでもよいので、ひたすらネガティブな言葉を書き綴るという手も良い方法でしょう。
 巷では「ポジティブな言葉を口にすると実現します!」みたいなことを言う人もいますが、無理にポジティブな文章を書く必要は全くありません。むしろ心に溜まっている負のエネルギーをひたすら吐き出して、それを客観的に眺めて「オイオイ、そこまで自分も悪くないだろ。ここまで頑張って生きてきたじゃん」って突っ込みを入れるというのが、自分の経験でのではないかなと思ってます。

 私は人とおしゃべりするのがあまり得意ではない反面、自由に書くという行為は全くストレスがないアウトプット方法で、ブログすら一般的ではなかった学生の頃に、自分で慣れないHTMLを駆使して作ったホームページに日記を書き綴っていました。そこで思考力も養って、結果的に人と話すことも少しだけ苦手意識が薄まりました。
 足跡機能もつけておらず、いいねとかふぁぼとかって概念もない時代で、どれくらいの人が読んでいたかもわかりませんが、たまに感想を掲示板に書き込んでくれる人がいました。数年に一度、当時のテキストを自分で読んだりしますが、「え、これ自分が書いたの!?」とびっくりするくらい面白いのもあるし、恥ずかしいこと書いてるな~というものもあります。

 さて、前回投稿したこれからの働き方をどうするかという話ですが、私は基本的にデスクワークが一番得意、というか、自分の能力が活かせる仕事だと思っています。人と話すのは嫌いではないのですが、気が合う人に限られ、営業トークなんてできませので、営業はできません。ただその場しのぎのスマイルや相手を立てる対応などはできるので、接客はできるかもしれませんが、ここまで考えて思ったのが、そもそも一日中同じ仕事を同じ室内でずっとやり続けることが無理であるということが、根本原因なことに気が付きました。

 自宅はあまり広くないマンションですので、ずっと室内にいると気が滅入ってきます。最近は在宅ワークだったのですが、室内でPCを開くのも脳が拒否反応を示します。そこで自然と、アウトドア用のチェアをベランダに持ち出し、ベランダでボーっとタバコを吸ったりコーヒーを飲んだり、少し元気なときは読書をし始めたりしたら、メンタルが好転してきました。このテキストも今早朝のベランダで椅子に座り、膝の上における台の上にラップトップを置いて書いています。

 我々ADHD民はもともと狩猟民族であり、太古の時代では、狭い場所に留まっているということは死を意味しました。常に屋外でキョロキョロして危険を察知しながら獲物を探す必要があります。(※学術的論拠は一切ありません。勝手に書いてます。)
 私は小学生の頃から、教室内でじっとしている事がすごく苦手で、ずっと窓の外を眺めてボーっとして不意に教師から当てられると慌てふためく子供でした。時々過集中して、授業に関係なく自分で教科書をどんどん進んでいき、他の生徒が答えられないような問題をズバッと解いたりするので、ムラのある問題児と思われてました。

 まあ要は、ADHD民は常に周囲の様子が窺えるような屋外に近い環境であれば一番能力を発揮できるのではないかということです。さらにこれが自然に近い環境であれば、癒し効果もありますので、広い庭のある開放的な室内で仕事ができれば一番良さそうです。誰か軽井沢の別荘をください。

 上記は働く場所の話ですが、もうひとつは、ADHD民はやはり興味が次から次へと移ろっていきますので、ひとつの作業をずっと続けるのは良くなさそうです。様々な仕事を万華鏡のように一日の中に散りばめたいですね。ただし、無秩序に取り掛かるのは集中力の散漫さに拍車をかけるので、きちんと時間割を立てて、何時から何時まではなんの作業をすると決めるのが良いでしょう。私の場合は、一日の大半は本業である設計業務を行ってきましたが、とても窮屈で鬱々としてきます。業務は遅めの朝10時に始まるので、5時くらいに起きれば、そこからまずは自分のための執筆作業を行うのがいいかなと考えています。そのあと、7時か8時くらいまでは個人事業の仕事を行い、休憩をはさんだ後に、本業は昼過ぎからやるという感じで調整できないかなと、会社で相談してみるつもりです。

 私が勤めている会社は社長と私二人だけで業務を遂行している極めて小さな会社ですので、こういった融通はきくのですが、通常の会社勤めの人はなかなか難しいのかなとは思います。ただ昨今の事情により、働き方が多様化してきているので、ゆくゆくはもっと個人が自由に時間を設定できるような世の中になっていくのではないかと思っています。


 働くモチベーションを維持する上で、自分で時間をコントロールできている感覚を感じるのはとても大事です。もし完全に時間と事務的な作業内容を強要される仕事であれば、いっそ給料を減らしてでも時短勤務にしてもらい、午前中は自分の仕事に充てるなどするのが良いのではないかと思います。その場合は個人事業主として開業するのが良いでしょう。開業すると節税効果があるというのもありますが、何より自分で稼いでいるという感覚を得ることができます。自分が得意なことで、月に3万円でも稼げるととても充実感があると思います。

 というわけで、文章を書くのにも飽きてきたし、満足感が得られましたので今日はこのあたりで。
 もしこのテキストが誰かの目に触れて、少しでも参考になれば幸いです。

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