見出し画像

ファンドレイザー vs プログラムオフィサー!?

ファンドレイジングセミナーを実施していて、常々感じること。

皆さん、1番困っているのは、ファンドレイジングノウハウやツールがないとか経験の共有等ではなく、ファンドレイジングを実施するための実行部隊のチームづくりが1番の課題なのでは??という点。

ファンドレイザー同士で共感が生まれる会話

出席者同士の対話の中で「ですよね~」「そう!そこです」「そうなんです~」と聞こえるときは、たいていこの話。

そう。「誰も協力してくれない問題」。

ここでいう、協力してくれない人は「支援者」ではなく、『内部の仲間』たち。もちろん、まったく誰も協力してくれないわけではないけど、気づけば1人でファンドレイジングアクションを実行している、なんとなく孤立無援感MAX、というところ。

これ、『あるある』なのかな?ああ、あったあった、こういうこと!(笑)

実は、初めて海外のファンドレイジング大会に出たときもこの問題を扱っていたセッションがありました。

題して、、、、
「事業担当者をファンドレイズ仲間にしよう!」
~ファンドレイザーのための団体内コミュニケーション~

2012年のIFC(International Fundraising Conference)のセッションのものだから、目新しさはないけれど。このセッション、1番インパクトに残っていて、帰国後報告会でも紹介したことがあります。(その時の感想が、某ブログに紹介されて、めちゃ嬉しかった記憶あり)

この問題を解決するために...


まずは、「良いニュース」と「悪いニュース」がある、のです。

■悪いニュースは!?
ファンドレイザーは、上司や同僚など一緒に働くスタッフを選べません

■良いニュースは!?
ファンドレイザーは、自分自身を変えることができます

そう!

この問題解決の鍵は、
自分自身の方向性や道(=Way)を位置づけ、それに合わせた振る舞いをするよう努めること。
そのためのアイディアはいくつかあったけれど......

結論!(いきなりかい!!( ゚Д゚))

<公式>
E=Tq×Aの2乗

E: 問題解決
Tq:決断に必要な技術とそのクオリティ
A:支持度合い

周囲への説得力を上げるために、ファンドレイザーとしての腕を磨くべし!

この問題を解決するのに必要なのは、ファンドレイザーのスキルや経験、そしてそれを証明するもの(学位とか資格等)と、対話能力の2乗(!!)を掛け合わせる必要がある。そうだ。

確かに、当時のパワーバランスがあるものの、私が実施し声かけするよりある上司(経験・実績あり)が声かけたほうが協力体制は得やすかったよな。上司(=ボス)が声かける、ということ「だけ」の反発もあったけど。


支援者を集める前に、支援者を集めるための仲間集めをする、今後この点追求してみます。
多分、空気醸成(=ノリともいう?)、私これ得意分野だと思うので。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?