また年末に会いましょう
お正月だけに使うもの。「また年末、よろしくね」って仕舞うのが好きだ。見出しの写真は結婚してすぐ、何かのお祝い返しでいただいた夫婦椀。
元旦にいただいたお雑煮。
ちなみに今回のお正月は、久しぶりに餅を買う店を変えてみた。どちらも近所だしおいしいけど、今回の店の近所には、好きなカフェがある。餅を買った帰り道、年末の挨拶がてらまったりして、忙しさから逃避行できた。
七草粥は、いつも朝いただく。
うちは毎年4日が仕事はじめ。だが、今年は曜日の関係で6日だった。いつもと調子が違うので、つい前日に買い忘れてしまった七草粥セット。当日の朝早く、近所のスーパーに駆け込み、無事8日の朝にいただいた。ホッ。
「のし餅」を切り分けたときに端っこをとっといて、七草粥用の小さいお餅に。カリッとモチッと、そしてとろーり。
結局今年は、ずーっとぼーっとしていたのかもしれない。
正月明けの週末の10日の真夜中。近所のカフェのカウンターで「鏡開き」の話をしてたら、「あれ? 明日じゃなかったっけ?」と。
それでまた次の日の朝、スーパーであずき缶を買ったんだった。はじめて「つぶあん」のぜんざいにしてみたら、ダンナさんも気にいってた。と思う。「おいしい」とかはいわないけど、全部食べたってことはなかなかだってことよね。
そしてこちらも、年に一度の重箱。
結婚してすぐに買った、宇野千代シリーズのもの。きれいにデザインされた桜の柄は、あっち向き(笑)。
もともとは三段の重箱だが、夫婦二人なので使うのは二段のみ。お正月、食事の度に出して、ちょこちょこ食べて、一段になり、最後はきれいに食べつくす。という過程が好き。
年末からお正月に向かう気忙しさの中、特別な器を出す喜び。そしてお正月のあれこれから解放され、ホッとするような少しさみしいような気持ち。
どちらも見守っていてくれる、お正月の器たち。
また年末に、会いましょうね。
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2020年、note初め。
1月中に投稿できてよかった。
ということでみなさん、今年もどうぞよろしくお願いします。
読んでくれてありがとうございます♪