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「塔の上のラプンツェル」のお母様は責められる存在なのか

画像出典:https://www.disney.co.jp/studio/animation/1090

どうでもいい話。

ディズニーのプリンセス作品「塔の上のラプンツェル」。
主人公ラプンツェルの育ての親は、悪い存在として描かれています。
赤ちゃんのラプンツェルを誘拐したり、ラプンツェルをだまして塔に閉じ込めたり、ラプンツェルを連れ戻しに来たユージーンを刺したり。
(うーん、字面で見るとやっぱり悪いかも)
が、「ちょっと待て、すべて悪か?」という話。

導入部分で語られる「魔法の花」の独り占め。
ケガや病気を癒し、若返らせる力を発揮する。めっちゃすごい。悪い人の夢みたい。
お母さまことゴーテルがこの花を見つけ、人目から隠し、魔法の力を独り占めしたことがややこしいことの発端。
でも、病気を癒そうとしたお妃様は、(ハーブティー的に飲んで)花の力で治ったんだから、どっちもどっちでは?これは独り占めとは言わないの?
さらに、ラプンツェルを監禁し無理矢理魔法の力を使ったかと言えば決してそうではなく、「お母様」と慕われ素直ないい子に育ててる。
これ、ちょっと欲があるだけのできた人なのでは?
作中、ラプンツェルをどなり自分の言う通りにしようとする場面がありますが、親も人間なんだから感情的になることもありますよね...。むしろ、ひとりでよくやってるよ。
花に戻って、国の物は王様に差し出せって、ジャイアンじゃないんだから。そっちがこえーよ。いつの時代だよ。

ということで、ゴーテルがいい人かそうでないかはどっちでもいいんですが、花を独占したと責められる筋合いだけはないんでは、というただそれだけの話でした。

おしまい。

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