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【夫記】夕飯が出てくるまでソファで良い子に待っている夫を見ながら思ったこと

生理前になると毎度出てくる症状がある。
「この人、ごはん食べる以外動いてなくない?」
夫を見て、はたと気づくのである。
毎日の光景なのに、普段は瞑っている第三の目がカッ!!と開いてしまってしまったそんな感覚。

その度に、生理前だから余計なことを思うのね、と問題を放置していたが、生理前でもない昨日、はたと気づいてしまったのである。
「夫はなぜ家事をしないのか」いや、「家事をしない夫を作り出したのはなにか」
それはわたしの言動だった!!!(だけじゃないけど今日はそこにはあえて触れずに!)と気づいたことをぽちぽちと。

①結婚の条件「家事?全部私がするから大丈夫」

これはまだプロポーズを受ける前の20代半ばはつゑちゃん。私が結婚を迫るようになったころの発言である。

私が迫る度に、夫はこう言った。
「俺、家事できないよ?」
今思えばこれは良いタイミングだった。これを機にお互いがどんな結婚生活を描いているのか、お互いにどんなことを求めるのか夫婦の第一歩として話し合うべきだった。
「私も、~は得意だけど、~はちょっと苦手かな。一緒にがんばろうね」そんな言葉も選択することができたはず。
だけど一刻も早く結婚したかった。(プロポーズしてほしかった)そんな私は先の一言を言うのである。

事件だ。これは家事を人質にした結婚脅迫事件である。

そもそも何故そんなに急いでいたかのか。

⑴ずっと一緒にいたかった(脳内お花畑はつゑ♡)
⑵実家を出たかった(私と両親の問題は結婚したら全て解決すると誤解していた。いつか触れたい)
⑶他人に依存していた(これもいつか触れたい)

こうして別問題も複雑に絡み合っているが、結局は自分の何気ない一言が結婚前から不穏な空気を作り出していたのである。

②魔法の言葉「いいよいいよ座ってて」

夫が何かしようとキッチンに立つことがある。
・牛乳を注ぐ
・食器をシンクに運ぶ
・何かできることはないか様子を見に来る
その他いろいろ。

そんなとき、わたしの口から先のトンデモ発言である。
これは自分でも摩訶不思議!
だって考えずとも口から出てしまうのだから!

この言葉の根底には、"夫は家でゆっくりするべき"、"家事は妻がするべき"という価値観が隠れているなあと考える。そしてその価値観を作り出したものの一つに、母の口癖「良かよ良かよ」がある。

一緒に台所に立とうとすると「良かよ良かよ」
結婚後実家に遊びに行って、自分の使ったマグカップさえ洗おうとすると「良かよ良かよ」

母は結婚を機に"寿退職"し、10年ほど専業主婦だった。後にパートタイムで働くようになり、現在はフルタイムで働いている。

私は実家を出るまで、食後の食器の片づけと洗濯物を干すという家事をしていたけど、母はそんな時も「良かよ、(お母さんが)後でするけん」と、いつも申し訳なさそうに言うのである。

父はというと、イライラしながら洗濯物を干している姿(に見えていただけ?)が印象的だった。母が食事の準備中は、「ごはんよ~」と言われるまで別の部屋にいたり、食卓にはつくけれどテレビを観ていた。

弟たちも父と同様である。ちなみに、洗濯物を干している弟の姿は見たことがないが、末弟は気が利くのでよくご飯を炊いておいたりお風呂掃除をしていた。性差で家事分担が異なるとは思わないが、それでもやっぱり"お母さんが家事をすべき"という価値観が拭い切れていない。

③歪んだ愛のカタチ「私がしておくよ」

結婚を急いだ要因にも上げたが、私は他人に依存していた。他人軸で生きていたとも言える。
自己肯定感が底辺すれすれで、他人に褒められること、他人に認められることが人生の目的になってしまう。
だから頼られること、「ありがとう」と言われることで、お手軽に愛をゲットできてしまうのである。

しかし上手くもいかない。
最初の弊害は、現実的に手に負えないことだった。睡眠時間を削った。
次にやってきたのは、心の余裕のなさだった。自分の欲求を押し込めた。
最後にやってきたのは、自分軸との決別である。自分の意志がなくなった。

おわりに

先日、婚前契約書について考える機会があって、結婚式の準備のときのことを思い出した。

わが家は披露宴はしなかったが、結婚式だけ教会で挙げた。
私自身がカトリック教徒で、仏教徒ある夫に頼み込んだ形である。
教会で挙式を執り行うためには、神父との勉強会が必須であることはご存知の方もいるかもしれない。

その勉強会の中で夫婦の在り方を考える回があった。
それはまるで婚前契約書の下書きを作るかのようだった。

婚前契約書を作る夫婦はどれくらいいるだろうか。
結婚前に家族の在り方という大きい枠組みから家事分担など細かいルールをしっかり決める夫婦はどれくらいだろう。

私の周りでは、披露宴のドレスに悩む姿は何人も見るのに、家事分担の話し合いで悩んでるのよね、など聞いたことがない。
それはよそ様には言えない夫婦間の問題だからだろう。
本当にそうだろうか。
もしも、「ドレスの色に悩むのよね、あと家事分担も」という会話が広がるなら、こんな便利家電があるよ、こんな工夫があるよという情報共有にも繋がるだろう。

ネットの世界ではこんなにも赤裸々に語られているのだから、盛大に披露宴を行う地方でも、"妻が家事をすべき"だと考える小さなムラ社会でも、きっとできるはず。

なーんてことを考えましたが、じゃあこれからわが家はどうするのか?を考えるのが最優先事項ですね~。

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小さな会社の経理にアタフタOL。 本と映画と妄想が好き。夫ぼん太はもっと好き。