Chausson "Poem"

ショーソンの「詩曲」冒頭。

全体がショーソンの発明といってもいいと思うが、基本的にはEb minorの上に、Ebm → Cb7 とか D7 → B7 とかの属七和音で三度平行移動するというアイデアが頻出している。属七の5度下方変位(7b5) や 短七和音の5度下方変位(m7b5)も使われているが、各声部がなめらかに動くことで魅力的な和声的背景を作り出している。

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