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捏造「ギラヴァンツ北九州はサッカー界の悪質な部分が顕著に表れているクラブです」反清田スポーツチャンネルレジスタンス活動

 清田スポーツチャンネルというYoutubeで展開しているフェイクニュース番組が、ギラヴァンツ北九州とミクスタが地域に貢献していないという内容の捏造をしています。

 フェイクニュースとは、「ニュース報道の体裁で拡散される、虚偽の、しばしば扇情的な内容の情報」を指します。『フェイクニュースを科学する』笹原和俊著より
 

 具体的にどういう指摘をしていたかを紹介する前に、秋田市に対して投書された、清田スポーツチャンネルライクの主張をみてみましょう。

 この投書は読んでいると頭が痛くなるのですが、清田スポーツチャンネルライクの主張に対して、秋田市が綺麗に論破しているので、是非ご覧下さい。この記事自体の解説もいずれ書くかもしれません。

 また、この投書についてはLIVEのなかで話しています。中盤以降です。

https://youtube.com/live/cihLLHbZJDQ?feature=share

 

今まで建設されてきたサッカー専用スタジアムは全て赤字で、各自治体がその埋め合わせを税金で補填していると聞いております。

原文ママ

 まず、清田スポーツチャンネルは、サッカー専用スタジアムと球技専用スタジアムの区別がついていません。なので、清田スポーツチャンネルの運営者が投書したのではないかと思えるほど、よく似ています。

 「Jリーグがスタジアムを専有し、市民には開放せず、赤字になって税金で補填している」というのが清田スポーツチャンネルの主張の一つです。もっとも大きなものと言えるかもしれません。

 その上で、ギラヴァンツ北九州の事例を悪い例として、秋田市に送りつけています。清田スポーツチャンネルを放置すると、この手の怪文章が日本中の自治体に送付され、貴重な行政のリソースを割くことになります。だから、清田スポーツチャンネルは潰す必要があります。

 清田スポーツチャンネルはフェイクニュースであり、嘘を事実かのように声高に主張します。結果、信じてしまう人が出て、義侠心から行動するようになります。存在そのものが、社会に対して害を与えるように作用します。それがフェイクニュースというものです。


例えば北九州市のJリーグのギラバンズ北九州のホームスタジアムは総工費107億円をかけて建設され、その後も毎年4億円近くの税金を投入して維持しているようです。その中に1億円ほどがチーム運営の補助に使われているとの事です。その後北九州市民にアンケートを実施した結果、約60%がスタジアムで行われるイベントなどに興味が無い、あるいは行くつもりは無いと回答している様です。(原文ママ)

 まずギラバンズですね。清田スポーツチャンネルはよくクラブ名を間違えます。これは、Jリーグには興味がない、名前が覚えられないということを示すため、または、Jリーグサポーターを苛つかせるための蔑称とするためです。これは、清田スポーツチャンネルの前身だと推定される糸井キヨシというアカウントと同じ考え方ではないかと思われます。

 とりあえずギラバンズは無視してください。

 107億円の総工費はともかく、毎年4億円の維持費と、そのうち1億円がチーム運営の補助に使われているという部分はまだこちらで追調査ができておりません。清田スポーツチャンネルは広い範囲でフェイクをばらまくのですが、嘘をつくのは簡単ですが、それが誤っていることを立証するのは手間がかかります。

 問題は次の「約60%がスタジアムで行われるイベントなどに興味が無い、あるいは行くつもりは無いと回答している」という部分です。この数字は清田スポーツチャンネルで紹介されているものとぴったりと一致しています。逆に言うと、清田スポーツチャンネルを見ていない限りは、60%という数字は出てきません。

 では、その数字が出てきた清田スポーツチャンネルのYoutube番組を検討していきましょう。

 2024年の7月4日に公開されており、再生回数はなんと16万回です。こんなデタラメが、これほど拡散されているということに対して、もっと危機感を持つ必要があります。


ギラヴァンツ北九州というJリーグクラブをご存知でしょうか?このクラブはサッカー界の悪質な部分が顕著に表れているクラブです。

ギラヴァンツのために107億円もかけて新スタジアムを立てた北九州市長、その公式ホームページ、実績の中になぜかサッカースタジアム建設がないレベル。どれだけ黒歴史なんだ。

 非常に感じの悪い冒頭の文言です(反清田レジスタンスでは全動画DL保存して文字起こししています)。この文言だけでスポーツニュースではないと気付きそうなものですが、「これだけ怒っているのだから事実に違いない」という心理が働くのでしょう。これがフェイクニュースです。

 ちなみに、この動画では「北九州市長、その公式ホームページ、実績の中になぜかサッカースタジアム建設がないレベル。どれだけ黒歴史なんだ。」という珍妙な主張をしています。こちらは後で解決します。

 株式会社ギラヴァンツ北九州は売上9億の営利企業に過ぎません。そんな企業がこんな経営をしている。当然市民は素直に応援できません。

 それが如実に表れている市民調査の結果をご覧いただきましょう。

 北九州市立大教授が2018年3月に実施した市民意識調査1062人回答でギラヴァンツの試合を観戦したいかの問いに、観戦するつもりはないと回答した人が58.4%、620人に上った。

 これが先ほどの秋田市への投書にあった「約60%がスタジアムで行われるイベントなどに興味が無い、あるいは行くつもりは無いと回答している様です。」としている論拠ではないかと思います。

 60%が行くつもりはない、残りの40%が行くつもりがあるというデータであれば、まずまずではないかと思います。サンプル数は1062人ですが、この比率を北九州市全体にあてはめてみましょう。

 北九州市の人口は約94万人であるため、スタジアムに行きたくない人は57.6万人(60%)、行きたい人は37.6万人(40%)ということになります。

 確かに過半数はいないけど、37万人もいたら十分なんじゃないかなぁ……。

 そう思ったあなた。

清田スポーツチャンネルにだまされています!!!!


 清田スポーツチャンネルはデータや資料の扱い方が極めて雑で、憎きJリーグを貶めるためならなんでもやってきます。そういう前提でみる必要があります。

 まず「北九州市立大教授が2018年3月に実施した市民意識調査1062人への回答」と、さらっと言っていますが、研究者はそのデータが本当かどうかをまず疑います(私は元研究者です)。疑いに疑い抜いてどうしてもNoと言えないものを、恐る恐る信じるという習慣をもたないと研究者にはなれません。

 

結論から言いますが清田スポーツチャンネルはデータを捏造しています。


 捏造する意図はなかったとしても「Jリーグ憎し」のバイアスがかかっているせいか、データを正しく解釈できていません。

 まず、この調査の正式名称は、北九州市立大学地域戦略研究所南博教授による「2018 年シーズン開幕直後のギラヴァンツ北九州およびミクニワールドスタジアム北九州に対する市民意識調査の集計データ」というものです。

PDF直Link 

北九州市立大学地域戦略研究所 地域課題研究 刊行物より

 リンクした研究レポートの37ページにある、「⑨ ミクニワールドスタジアム北九州への来場意向」のデータが清田スポーツチャンネルが取り上げているものです。2018年に実施されていて、サンプル数も1062人と一致しているので間違いありません。

 設問は以下の5択です。

あなたは今後、新しい北九州スタジアム(ミクスタ)に行きたいと思いますか。最もあて はまる気持ちを一つ選んでください。(回答は 1 つ)

1.ぜひ行きたい
2.できれば行きたい
3.どちらとも言えない
4.あまり行きたくない
5.全く行きたくない

  清田スポーツチャンネルが紹介していたのは「ギラヴァンツの試合を観戦したいかの問いに、観戦するつもりはないと回答した人が58.4%、620人に上った。」というデータです。

 では見ていきましょう。

 回答者全体(サンプル数1062人)の結果です。

1.ぜひ行きたい
5.5%

2.できれば行きたい
33.6%

3.どちらとも言えない
39.5%

4.あまり行きたくない
11.4%

5.全く行きたくない
10.4%

 整理すると1と2をあわせた「行きたい」に分類される結果が39.1%。約40%となっています。この時点では清田スポーツチャンネルのデータと一致しています。

 清田「ギラヴァンツの試合を観戦したいかの問いに、観戦するつもりはないと回答した人が58.4%、620人に上った。」

 データによると「観戦するつもりはない行きたくない」については、4と5をあわせて20.8%です。

 

あれ?!40%弱足りないぞ!?


 3のどちらとも言えないを「観戦するつもりはない」に入れているだと!!!


 いやいやいやいや……そうはならんやろ……。確かに積極的に行きたいと言っているわけではない人が39.5%います。しかし、それを「行きたくない」という数字に組み込んで、


清田スポーツチャンネルより 
(4:22~ 頭出しLink

 これは大ごとですよ、新スタが建ったばかりですから、たとえギラヴァンツの試合を見る気がサラサラなかったとしても、観戦したいと回答するはずなんです。

 それがなんと60%もの市民がギラヴァンツに対して観戦するつもりはないと反意を突き付けるかのような憤りを感じます。

 反意を突きつけるような憤りを勝手に感じないでください。それはあなたの感想であってデータには表れていません。

 こちらを再生してみてください。ついでながら、レジスタンスのXアカウントをフォローしていただけると力になります。

清田スポーツチャンネル説
行きたい 40% 
行きたくない 60%
→市民の憤りを感じる

反清田レジスタンスによるデータ解釈(というか普通に読んだだけ)
行きたい 40%
どちらでもない 40%
行きたくない 20%
→むしろかなり歓迎されとるんだが……

※割合は四捨五入して簡略化

 この比率を北九州市民全体にあてはめてみる。社会学上の統計学は専門外なのでn=1062が母集団の推計に対してどの程度の精度を持つのかはわからないのであくまでも参考程度ではありますが。

行きたい    39.1% → 36万7540人
どちらでもない 39.5% → 37万1300人
行きたくない  21.5% →  20万2100人

 このデータをみて市民が憤っているとか、ギラヴァンツ北九州やミクニワールドスタジアムが、市民から支持されてないとかいうのは……。

 明瞭に誤り。

 清田スポーツチャンネルは誤りを訂正する動画を出し、北九州市民とギラヴァンツ北九州サポーターに謝罪してください。直接ものいいをしたいのであれば、いつでも対談を受け付けます。
連絡先 lifeisluck007@gmail.com (中村慎太郎)

 
 清田スポーツチャンネルの動画にはもう一つ大きな誤りがあったので、こちらも指摘しておきたい。



 皆様ギラヴァンツ北九州というJリーグクラブをご存知でしょうか?このクラブはサッカー界の悪質な部分が顕著に表れているクラブです。

 ギラヴァンツのために107億円もかけて新スタジアムを立てた北九州市長、その公式ホームページ、実績の中になぜかサッカースタジアム建設がないレベル。どれだけ黒歴史なんだ。

「市民に応援されない新スタジアムが壮絶すぎた…野球とサッカー何が違うのか」冒頭部分より

 冒頭紹介したようにこの新スタジアムを建設したはずの北九州市長の公式ホームページには、サッカースタジアムの実績がないんです。なかったことにされてしまっている。それくらいの大失政扱いなんですね。

動画該当部分、頭出し

4:38~「市民に応援されない新スタジアムが壮絶すぎた…野球とサッカー何が違うのか」


 そもそも現在(動画公開時含む)の北九州市長は武内和久氏で、ミクスタ建設時に市長を務めていたのは北橋健治氏。2007年から2022年までの4期を務めた市長です。

 この「前市長」と「現市長」の区別すらしないという適当さがまさしく清田スポーツチャンネルの特性を表しているといえます。大事なのは正しい情報を得ることではなく、アンチJリーグのフェイクニュースを作り続けることという姿勢も透けて見えます。

 さて、その北橋健治氏のホームページにサッカースタジアムの実績がまったくない、と清田スポーツチャンネルは言っています。


 あるよ



 確かに北橋健治氏の実績のページをみると、ぱっと見はみつからないように見えます。しかし、下部にあるリンク「元気発進!北九州」プランの実績には明記されています。

 「元気発進!北九州」プランというのは北橋市政が取り組んできたもので、北橋健治氏の実績そのものです。

 PDFから引用させていただきましょう(一部改変、該当部分のマーカー処理)

 ちゃんとあるんですよ……。

 確かに、主な実績として抜粋されている中には入っていませんでした。しかし、だからといって「黒歴史」「大失政扱い」とするのは、どう考えても暴論です。
 
 そもそも北橋市長に取材すれば、本当に黒歴史と考えているかどうかはある程度わかるはずですが、清田スポーツチャンネルはジャーナリストに偽装した、5chまとめ動画製作者のようなものであり、その5chの書き込みも自分でしている可能性があると考えています。つまり、火のないところに煙を立てるための捏造屋です。

 北橋市政の実績は多岐にわたり、非常に多いです。強力な暴力団組織と戦い続けた剛の市長であることも知られています。その中でメインの実績として「箱物の建設」が選ばれなかったとしても不思議はないと思います。

 そもそも、箱物作りました!私の実績です!!と偉そうに掲げている市長は、時代に適していないと思います。だからといって実績に載っていないとするのは明瞭に誤りです。

 この動画には、もう一つ重大な捏造があります。



さらに新スタが開業してから3年経ちまして、2020年の1月の市長会見では、市長はこんなこと言ってます。

「スタジアムにつきまして、全天候型の素晴らしいアリーナに振り替えるという構想であります。全天候型のスパーリーダーのようなものができるとなれば、それはそれで魅力はあると感じの方もいると思います。しかし貴重な税金と30億円の国政府機関からの助成をいただいた、作ってまだまもない」


 ということでサカスタを解体してアリーナを立てるという魅力的な計画もあるけれども、スポーツくじ助成金30億円、そして市が投じた77億円もの税金を思うと、すぐに解体するのはさすがにどうなのかということで解体すること自体は否定したんですけれども、解体なんていう構想が出てきてしまうこと自体、異常なんですよ。

~7:55

  何のことかわからないと思うので、丁寧に解説します。清田スポーツチャンネルは、ミクニワールドスタジアムを解体するという構想が出ているという話をしています。なぜこういう話をしているのかというと、スタジアムを作っても、無駄だから解体しようという構想が出てしまうため――。

 建てる前にJリーグの既存のスタジアムの惨状を知ってください、建てる前からわかることですから、採算性はどれくらいなの公共性はどれくらいなの、全部わかることなんです。Jリーグ基準のスタジアムは全て失敗していることは明らかなんです。

 こういう結論に繋げたいわけです。

 でも、そもそも解体するという構想は出ていたのでしょうか。これが、ザ・捏造という情報操作をしているのでご覧ください。

 この発言は、北九州市の公式サイトにおける令和2年(2020年)1月15日市長記者会見から引用されています。Link

 少し長いのですが抜粋していきます。

市長
今日は発表案件ありませんから、早速、ご質問を承ります。
記者
1つだけ質問させていただきます。IRに関するお尋ねをさせていただきます。市の質問に対する、事業者からの回答状況について教えていただけますでしょうか。
市長
提案のあった3社から、質問に対する回答がありました。それぞれの回答の詳細につきましては、まだ事務方から報告は聞いておりませんが、現在、IR庁内調査チームにおきまして、提案の具体性について見極めているところであります。

 この会見は、小倉にIRを作るという議題についてであり、3社から提案があったことが明らかになっています。

(中略)

記者
今お聞きしたのは、11月8日に来庁された、最初の事業者の提出された文書に目を通されたかどうかっていうことなのですけども。

市長
ざっとお話を聞き、ざっとでありますけれども、目は通しております。

記者
市長ほどの理解力だったら、ざっと目を通しただけで大体、ポイントはご覧になっていると思うのですけども、ご覧になった上での感想はいかがでしょうか。

市長
世間では、このギャンブル依存症に対する懸念というのは、女性や中高年齢の方に、不安はかなり大きくなっております。カジノそのものが全体の3%以内という国の基準もありまして、このIRの構想そのものは、立派な魅力的なホテルがあって、そして、スポーツやコンベンションの、非常に現代的ないろんな魅力を備えたものをドーンとつくるということが非常に印象に残りました。カジノというのはほんの一部であるということです。ただ、収益を見ると3社とも、カジノによる収益というのを、かなり多く見ているということであります。実際、私ども、観光コンベンション、一生懸命でありますが、どれだけの、それぞれの事業者が利益を得ているかという、これはそう簡単なことではありません。やっぱりカジノというものが、こうした巨大な施設を運営していく時の大きな要因になっているということを改めて感じました。

 IRについての質疑が続いています。この点を抑えておいてください。

記者
前の会見の時に、そもそも、「ミクスタ」とは、はっきりおっしゃいませんでしたけど、事業者の計画を見ると、ミクスタを壊して諸々、施設をつくられる、当初の絵だったと思うのですが、それについて市長は、施設を利用されている方の思い等々もあるので、そこら辺を重視していくようなおっしゃりようだったと思うのですけども、今回の提出されたものの中で、そこら辺の公共施設・既存施設等をどうされるのかというのは示されていたのでしょうか。

市長
規模感はそれぞれの提案の中で、具体的な設計に近い形では提案されていなくても、これぐらいの広さのコンベンション施設があったり、あるいはホテルであったりということで、スタジアムだけではなくて、新幹線口にある公共施設がいくつかありますけれども、かなりの部分を更地にして絵を描かないと、収まらないような感じはいたします。その点は今、庁内チームにおきまして、それぞれの専門家が詳しく分析をしながら、今、評価をしている最中にあります。

 ミクスタを解体してIR用地にしようという事業者の提案があり、それについて「専門家が詳しく分析しながら評価している最中」と述べています。

(前段に続く)
記者
市長は、そのポイントについては特に、ご覧になって何か思うところがあったのでしょうか。
※そのポイント=ミクスタを含めて更地にしていくことについて

市長
スタジアムにつきましても30億円の、このサッカーくじ(スポーツ振興くじ)の関係で、中央の振興協会のほうから貴重な支援を受けておりますし、できてまだ間もないところであります。それをもう一度、全天候型の、本当に、日本にいくつあるのだろうかと思うような、素晴らしいアリーナに振り替えるという、そういう発想であります。そのこと自体は、全天候型の、そういうスーパーアリーナのようなものができるとなれば、それはそれで魅力はあるとお感じの方もいると思いますが、貴重な税金と、30億円の国政府機関からの助成をいただいて、つくってまだ間もないということ。また、その周辺にはAIMビル、あるいは磯崎新先生の作品があるわけでありまして、これまた非常に利用者、関係者からは「優れた建築物」という評価も高いわけであります。そういうことを考えていきますと、丁寧に提案書というのはよく読んで、具体的に何が変わるのかという、その1つの未来の絵姿も大事でありますが、今、現に頑張っている公共施設、あるいは、その近くには民間の事業者もいくつかありますので、そういう方々の共感を得られるか、市民の共感を得られるかというのが大きいテーマだと感じました。
(後略) 

 

 つまり、IRのためにミクスタを壊して全天候型のアリーナにしようという提案は確かにあったものの、北橋氏はやんわりとではありますが断りをいれています。なので、北九州市としてミクスタを解体するという構想があったというのは明瞭に誤りです。

 では、なぜ清田スポーツチャンネルは、作ったばかりなのに解体構想が出ている、Jリーグのスタジアムはすべて失敗だと声高に言えるのでしょうか。

もう一度市長の言葉を引用して、清田スポーツチャンネルが切り取った部分を明示します。

清田スポーツチャンネル
「スタジアムにつきまして、全天候型の素晴らしいアリーナに振り替えるという構想であります。全天候型のスパーリーダーのようなものができるとなれば、それはそれで魅力はあると感じの方もいると思います。しかし貴重な税金と30億円の国政府機関からの助成をいただいた、作ってまだまもない」

太字が清田スポーツチャンネルの切り取った部分
市長

スタジアムにつきましても30億円の、このサッカーくじ(スポーツ振興くじ)の関係で、中央の振興協会のほうから貴重な支援を受けておりますし、できてまだ間もないところであります。それをもう一度、全天候型の、本当に、日本にいくつあるのだろうかと思うような、素晴らしいアリーナに振り替えるという、そういう発想であります。そのこと自体は、全天候型の、そういうスーパーアリーナのようなものができるとなれば、それはそれで魅力はあるとお感じの方もいると思いますが、貴重な税金と、30億円の国政府機関からの助成をいただいて、つくってまだ間もないということ。また、その周辺にはAIMビル、あるいは磯崎新先生の作品があるわけでありまして、これまた非常に利用者、関係者からは「優れた建築物」という評価も高いわけであります。そういうことを考えていきますと、丁寧に提案書というのはよく読んで、具体的に何が変わるのかという、その1つの未来の絵姿も大事でありますが、今、現に頑張っている公共施設、あるいは、その近くには民間の事業者もいくつかありますので、そういう方々の共感を得られるか、市民の共感を得られるかというのが大きいテーマだと感じました。

 切り取り方が中途半端で何のことだかわからないところでプツッと切っています。また、IRについての事業者の提案であるということを「隠蔽」して、あたかも北九州市政において解体構想が出ているかのような印象操作をしています。

 どうして印象操作だと言えるのかというと原文では「発想」であったものが「構想」に変わっています。これは意図的に変更しているとみていいでしょう。

清田:スタジアムにつきまして、全天候型の素晴らしいアリーナに振り替えるという構想であります。

市長スタジアムにつきましても30億円の、このサッカーくじ(スポーツ振興くじ)の関係で、中央の振興協会のほうから貴重な支援を受けておりますし、できてまだ間もないところであります。それをもう一度、全天候型の、本当に、日本にいくつあるのだろうかと思うような、素晴らしいアリーナに振り替えるという、そういう発想であります。

 このように清田スポーツチャンネルが、意図的に捏造行為を行うフェイクニュースであることは明らかです。

 こういった扇情的な嘘が拡散されることによって、ギラヴァンツ北九州を支えてきた人たちの継続的な努力が台無しになる可能性があります。というのも前提知識がゼロの北九州市民は、この酷い捏造が事実だと考えてしまう可能性があるからです。フェイクニュースは本当に怖いです。

 確かに、Jリーグクラブを運営していくのは大変です。しかし、価値があると考えて努力してきた人たちがいます。それでも届かないことはあるため、批判についてはしっかりと受け止めなければいけません。

 しかしながら、捏造を伴うフェイクニュースによる扇情と情報拡散については、強い声でNoという必要があります。

 この記事のもとになったLIVE動画はこちら。コメントいただいた皆様ありがとうございました。

【LIVE】清田スポーツチャンネルの嘘を暴くLIVE!J3の振り返りも
https://www.youtube.com/live/ZbtADrNkebY


レジスタンス活動まとめ


この記事を読んで憤りを感じた方にしてほしいこと。

・記事の拡散
Jリーグファミリーのみなさん、ほんまお願いします!

・Youtubeに対する通報 
この記事を根拠にしていただいて構いません。数が集まればアカウントBANまで追い込めるかもしれません。Youtubeは誤情報やフェイクニュースを削除していく方針を表明しています。

・北橋元市長や関係組織への通報
清田スポーツチャンネルによる捏造で不利益を被っている方がいると思います。もしお気づきでしたら連絡してください。当事者が動いてくれるともう少し事態が進むかも知れません。動画を消して逃げるかもしれませんが、証拠は保全してありますのでいつでも提供します。

・レジスタンスアカウントのフォロー
Jリーグの敵と戦います!
https://x.com/antikiyota


・Youtube OWL magazineのフォロー
国内サッカーについての居酒屋トークチャンネルですが、清田スポーツチャンネルへの抵抗番組も作ります。

チャンネル登録是非お願いします!

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中村慎太郎 日記を毎日書いています。
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