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結局、書籍選びの話。毎日何かを書くようにしよう。



1000字でいい。

1000字程度と短くてもいいので毎日何か書くようにしよう。というのも、最近書き癖が減っていて、書き始めようと思った時に、逃避したいという気持ちがよぎるようになっている。

タクシーの仕事をしているから、休みたくなるのは当たり前だと思うのだけど、そもそも文章を書く事なんて趣味みたいなものなんだから、それが億劫になっていては幸福度はあがらない。

いやまぁ趣味どころか仕事だし、ぼくの持っている能力の中で唯一使いものになるのが「文章を書く力」くらいなので、それを使わないのはもったいないにもほどがある。

というわけで毎日何かしら書くことにした。今日はこのあと、OWL magazine掲載の記事も書こうと思っているのだが、それはそれ、これはこれで。何かしら書くやつは、何かしら書くやつとして書くことにする。そして、何かしら喋るもやりたいところだ。短くてもいいから、ラジオを毎日更新したい。

何を喋るか、何を書くか、それが思いつかないという日もあるかもしれないので、あらかじめネタのストックを作っておくべきだろう。体調不良でやる気が起きないときについては、ラジオでけだるい声を聞かせるわけにはいかないのでラジオはいいとしても、文章については何とかなる。

自分の体調が悪いことを書くというのは、文章の中でももっともイージーなものなので、必ず出来るはずだ。ただ、それを誰が読みたいかというと、読みたい人はあまりいないかもしれない。もしもぼくが、菅田将暉さんだったら、どんな文章でも読んでもらえるかもしれないが、ぼくは菅田将暉さんではないのだ。カラオケで『まちがいさがし』は歌うけど。

自分の体調不良を他人の役に立つように変換させるとしたら、原因や対策などを調べて、情報としての価値を高めた状態までパッケージングする必要がある。もちろん相応の手間はかかるし、責任も生じてくる。ネット上でノウハウを書いている人が、どこまで責任を感じるているかはわからないが、本来的には責任が生じるのだ。

最も、ネットで検索すると、対立した解決策が見つかって混乱することも少なくない。そういう時は書籍にあたるほうが良いと思っている。ただ、その際には良い書籍、良い著者を見抜く力が求められる。そこはちょっと難しいので何がいいとは言いがたいところではある。

ただ、前書きを読んで、知性のレベルと「偏り」を感じることは大事だ。

君子は中庸を行く。

自分の知っていることだけに固執して、対立意見については、それが対立しているという理由で退ける。

少し穏当に言うと、55年体制における社会党的な知的態度と言える。今の時代だと何にあたるかは内緒である。

社会党といっても、あたまが悪い人がやっていたわけじゃなくて、当代随一のインテリが集まっていたのである。にもかかわらず、意見が偏るのは、対立意見を受け入れ、自説をあわせてさらなる発展をさせよう、総合させていこうという知的な試みを放棄しているからだ。

そういう著者が書いた本には、露骨な悪役が出てきて、その悪役さえ成敗すればうまくいくかのような錯覚にとらわれてしまうことがある。しかし、人生はそううまくはいかないのだ。

著者がどれだけフラットな精神を持っているか。もしも、自分の意見が間違っていたと知ったときに「ごめんなさい」と言えるかどうか。あるいは、そうならないように予防線を引いているかどうか。そのへんを前書きで見抜けるようになると、本選びは楽しくなってくる。

というわけでこの記事終了。

ラジオを軽く収録してから、OWL magazineの記事を書く。


↑昨日書いた記事。これを書いた時、ちょっと書きづらさを感じたのと、表現が甘くて何度か書き直した箇所があって、ちょっと衰えを感じた次第。そうならないように、毎日書くのである。カクカク。

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作家・Youtuber。偏差値30からの大学受験を経て東京大学文科Ⅱ類(経済系)→文学部に進学(宮沢賢治の生命観)→大学院は理転して農学系(アワビ類の行動生態および繁殖生態の比較)→自主退学しスポーツ系の物書きに。著書『サポーターをめぐる冒険』がサッカー本大賞2015を受賞。
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