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サッカーを愛する者よ!嘆くな!前を向け!!今だから出来ることがある!!


世の中が滅茶苦茶である。

どのように滅茶苦茶なのかを列挙することも面倒なくらい滅茶苦茶である上に、ちょっとしのげば元に戻るというものではなく、世の中の仕組みそのものが変革してしまうことになるだろう。

たとえて言うならば、江戸時代というものは、明治維新という一連のイベントを経て、明治時代へと突入した。一度明治時代になった後は、二度と江戸時代には戻らない。参勤交代は復活しないし、ちょんまげ男も減る一方である。

今回の件は、明治維新とか、大東亜戦争のような、その時代に住む人の価値観や生活様式を大きく変化させるような巨大なイベントであると考えている。

東日本大震災は多数の死者を出す悲惨な災害であったが、あの後我々が目指したのは復旧・復興であった。要するに、過去と同じ状態に戻すことが理想とされたのだ。もちろん、完全には元に戻らない。しかし、理想としては復興が志向された。

しかし、今回の件は違う。復興や復旧というものは恐らくされない。人々の価値観は大きく変わっていく。

20人くらいの人間が集まって、楽しそうに乾杯をしている写真があるとする。少し前なら楽しそうだなと思った程度かもしれないが、今は「おいおい感染するぞ……」と恐ろしく感じられるだろう。

これまでは、わざわざ足を運ぶことは良しとされていた。例えば何か間違いがあって謝罪に行くときは、とにかく顔を出すことが大切とされていた。しかし、これからは、あるいはしばらくは、顔なんか出されては困るのだ。

働き方、暮らし方、恋愛の仕方、結婚観、遊び方、人付き合いなど様々なものの価値が変革していこうとしている。

もちろん、元に戻るものもあるだろう。しかし、戻らないものもあるのだ。そして、いわゆる「自粛期間」が長引けば長引くほど戻らないものも増える。

一時的な対策としてリモートワークとオンライン会議を導入した企業も、その状態がしばらく続くと、元に戻そうとは思わなくなっていく。期間が長引くほど、新しい状況への適応者が増え、元に戻らなくても良いと考えるようになる。あるいは、元に戻さない方が良いという抵抗すら生まれるかもしれない。

ぼくはタクシードライバーとして東京23区内を走っていて、シフト組をミスったおかげで4月に入ってから働きっぱなしである。平均すると一日8時間程度、休みなくタクシーに乗っていたのでよくわかる。

街は活気がなくゴーストタウンのようになっている。そして、これはもう元には戻らないだろうなと強く感じる。リーマンショックや東関東大震災によってタクシーの売り上げが落ち込んでから回復するのに半年から1年はかかったらしい。今回はもっと長引くだろうし、元には戻らないような気がしている。

会社に出かけることがなくなる。営業職が会社へ訪問することもなくなる。会社から帰ることがなくなる。会社帰りに一杯飲むこともなくなる。少なくとも今は大幅に減っていて、恐らく完全には戻らない。

買い物もネットでクリックすれば誰かが持ってきてくれる。わざわざデパートに行く必要がない。

では、誰がタクシーに乗るのだろうか?もちろん、小さな需要はあるだろう。電車やバスではカバーできない移動というものはあるのだ。ただ、ビジネス客と飲酒後帰宅客がいなくなれば、タクシーの売上額は大幅に減少する。そして、そう簡単には戻らない。

自宅で仕事をして、UberEatsで食事を頼み、NetflixやOnline飲み会を楽しむ人はタクシーには乗らないのだ。人々は終電後まで外で飲むことの不健康さに気づく。派手な服装をしたおねえちゃんに何万円も払うことのバカバカしさに気づく。だから赤坂や銀座のクラブは、きっとなくなってしまうだろう。島耕作が生きた、昭和時代の遺物なのだ。

逆に秋葉原に増えている、添い寝リフレやすっぴんガールズバーなどは拡充するかもしれない。ぼくはこっちのほうが好きだ。と、謎の告白をしてしまった。

もちろん、代わりに伸びていく分野もあるだろう。需要自体が減少し、経済が縮小傾向になっていく可能性もあるが、その中でも伸びていくものもあるだろう。そこに対して我々はどうするべきなのか。

そして、サッカーを愛する者として、今、どうすべきなのか。


少し絶望もしている。サッカー選手は試合がないと価値を発揮できないのだ。インスタライブで既存のファンを満足させることはある程度出来たとしても、新規のファンは増えないだろう。サッカーをしているからこそ魅力があるし、価値があるのだ。

ただ、きっとサッカーにも役割はあるだろうと思っている。そして、サッカーファンにも出来ることはあるだろうと思っている。

それがここで書きたいテーマでもあるし、今晩(4月13日、月)の22時頃からを予定している、シナリオライターでサッカー戦術分析家の五百蔵容さんとのオンライン対談で、深めていきたいテーマでもある

放送はこちらから。チャンネル登録をお願いします。

さて、この件、なんと呼ぶべきなのか。リーマンショック、オイルショックなどにちなんで言うとコロナショックだろうか。ただ、コロナウィルスというのはいわゆる風邪のウィルスで、今回のウィルスは新型コロナウィルスとされている。とはいっても、新型と旧型という分け方は一時的な状態に過ぎない。新型もいずれ古くなるのだ。

という意味で言うと、SARS-CoV-2というのがウィルスの名前である。このウィルスによって起こる体調不良のことをCOVID-19という。いわゆる一般的な風邪の原因となるライノウィルスと比較するとこういう感じになる。



ライノウィルス → 感染 → 風邪

インフルエンザウィルス → 感染 → 風邪(インフルエンザと普通は呼ぶ)

旧型コロナウィルス → 感染 → 風邪

新型コロナウィルス → 感染 → COVID-19
※SARS-CoV-2というウィルス


ということで、SARS-CoV-2によるCOVID-19によって高熱が出るというと恐ろしい感じがするが、早い話が新型の風邪ウィルスによる風邪なのである。ここで「風邪」と呼ぶと、恐ろしい病気を侮っているのではないかという批判が出るかもしれないが、そうなのだから仕方がない。

この新型風邪の厄介なところは、「極めて感染しやすい」「インフルエンザよりも症状が凶悪」「無症状状態でも感染する」という、この3点とされている。

インフルエンザよりも凶悪というのはどの程度かというと、WHOという権威ある国際組織のテドロス事務局長がいうには、インフルエンザの10倍程度の致死率とのことだ。(参考:世界の死者、10万人超す 「致死率インフルの10倍」

もっともWHOと中国が言っていることはまったくあてにならない。外れているのではなく、最初から嘘をつく気満々だと思っていたほうが良いと思っている。ともかく、WHOがようやくインフルエンザよりも問題のあるウィルスだと認めたということだけ把握しておこう。

5chまとめなのだが、一番わかりやすいのでURLを載せておく。流石に全部は自分で検証はしていないのだが、大まかな流れとしては自分の記憶とも適合している。参考

防疫学などのアングルからウィルスが原因と考えた場合には、新型コロナショックでもいい。あるいは政治学、地政学的なアングルから見た場合には、チャイナショックとか、中共ショックのようなニュアンスにするのもいい。

その間を取って、武漢ウィルスショックのような名前にするのが良いのではないかと個人的には思うのだが、そう呼ぶことには身近にも強い反対があり、OWLの原稿では使えない。

ただ、スペイン風邪と同じように、こういった名称が後世に語り継がれる可能性もある。もちろん、そうはならない可能性もある。それは、人道的にフェアかどうかではなく、次の覇者が誰なのかによって定まる。

つまり、次の覇者が中国になった場合には、中国にはまったく関係ない名前になるだろう。中国が覇権からこぼれ落ちた場合には、中国が諸悪の根源であることが歴史に刻まれるような名前になるかもしれない。アメリカで発生したインフルエンザがスペイン風邪として記憶されるようになったのと同じように。

そう。今は戦争なのだ。

うんざりしてくるが戦争が行われている。

もちろん、ミサイルを撃ち込んだり、戦車が攻め込んだりという目に見えた戦争は行われていない。代わりに、大諜報戦が行われている。そして、その9割9分を、我々は知ることが出来ない。

テドロス事務局長がすっとぼけた発言をする裏で、中国とアメリカがにらみ合っていて双方に脅されているかもしれない。あるいは、ロシアやEUからも何かを言われているかもしれない。

国内では安倍晋三総理大臣が日々こきおろされているのだが、ぼくは少し気の毒に思うところもある。今は、中国とアメリカが真っ向から対立している。冷戦ならぬウィルス戦争が行われていると見ていい。

そんな状況で、日本は2国に挟まれている。

ざっくりいうと日本の政治家は、アメリカ寄りか中国寄りの二択とされている。安倍総理はアメリカ寄りだが、二階幹事長は中国寄りである。日本を最優先に考える政治家がいないというのは、よく指摘されてきたことなのだが、それが日本の現状なのである。

ということは、首相が何からの判断、発言をする裏では、アメリカ派と中国派が殴り合っているのだ。非常にやりづらい状況なのだろうと思う。いわゆる大人の事情、言えない事情がたくさんあるのだろう。

もちろん、政策には不満がある。ただ、安倍総理を降ろした後で、何かが良くなるとも思えない。こんな状態で新しい政治体制に移行するよりは、トランプ政権と一緒に、対中国ということで頑張っていって欲しいというのがぼくのスタンスだ。

ただ、真っ向から反対の人もいるだろう。つまり、反トランプを打ち出し、中国の覇権の元で新しい国際秩序を作っていこうという考え方だ。ぼくからすると、それは人権軽視の悪夢の世界になると思うのだが、それを理想郷とする人もいる。

これは別に中国人差別ではない。ぼくは、中国人の仲の良い友達にもこう告げる。

「ぼくは中国文化には深い敬意を抱いている。日本人の考え方の底には中国の影響が強くある。中国は憧れだし、三国志はとても好きだ。そして、中国人の君も本当にいいやつで、大好きだ。ただ、中国共産党は嫌いだ

こうやってはっきり伝えるのである。中国人のほうも、態度を曖昧にされるよりは、強く毅然とした態度で物事を表明するが好きだと聞いたことがある。ちなみに韓国人の場合はもうちょっとややこしいので、ソンガンホと映画の話しをする。

ともあれ、今は中国とアメリカが、舞台裏で殴り合っている。そして、基本的にはアメリカが優勢であるし、今の自由な価値観を変えずにやっていくには、アメリカ寄りでやっていくほうがいいと思っている。

ただ、中国がこのまま覇権国になっていく可能性もある。そうなった場合には、誰かに中国共産党の幹部の方を紹介してもらって、そっち寄りで生きていくほうが賢い選択となるだろう。パックスチャイナの元でのぼくの仕事は、広州恒大のサポーターを賛美することかもしれない。

アメリカが勝つのか、中国が勝つのか。あるいは第三勢力か。今、世界の枠組みが変わろうとしている。一寸先は闇で、誰にも予想がつかない。

確かなことは元の世界には戻らないこと。

長らく続いた冷戦時代に生きた人は、ソビエト連邦が崩壊するなどと想像すらしなかっただろう。しかし、崩壊したのだ。冷戦の終焉と同じくらいのインパクトがある出来事が今起こっている。

だから、ロシア人は動じないらしい。「ソビエト崩壊の時と一緒だろ」という具合なのだそうだ。そして、ロシアは今「持たざる者」の立場なので、損はしないのである。さらにいうと、ロシアは天敵であるアメリカと協調する動きを見せているようだ。

つまり、中国対アメリカの図式でアメリカ側に掛け金を支払い始めたのだ。ぼくもそうするべきだと思う。が、ぼくがどう考えていようが、世界に影響を与えることは出来ない。

今、Twitterのタイムラインを見ると、人々は星野源とコラボして、犬を撫でる安倍総理を叩いている。これが、平和ボケである。どうでもいいじゃないか、そんなことはどうでも。スーパーソニックジェットボーイ(THE HIGH-LOWSより)である。

誰が出てきても一緒なのだ。これが日本の国力の限界だ。民主主義国家において、政治家のレベルは国民のレベルに依拠する。従って、国民のレベルが上がらない限り、政治もこのままである。

安倍総理のあと、二階総理になって中国寄りの政策をして欲しいという叩き方ならまだいいのだが、気に食わないから降ろしたいというだけで叩いていても何かが改善することはない。誰が出てきても、日本という国家のシステムや大きな流れは変わらないので、結局新しい人を叩くだけだろう。

唯一幸運なことは、日本で一番無能なのが自分であるということに気づかず、天に唾を吐くように著名人にマウントを取り続けていることで、承認欲求が満たされることだろうか。


世界の理が変わる。

日本はどうなってしまうのか。

アメリカと中国はどちらが勝つのだろうか。もしくはハイレベルな協調をする可能性だってゼロではない。

国連やWHO、WTOやIMFといった国際機関も次第に新しい枠組みへと変わっていくだろう。

第二次世界大戦以降、冷戦時代が訪れ、その後の今はアメリカ一強時代である。そこに食い込んできた中国が、二強時代を作り上げた。

ただ、その枠組みが崩れようとしている。

例えば台湾を中心としたアジア諸国が覇権を取るアジア中心の時代が訪れる可能性だってあるのだ。もちろん可能性は低い。しかし、個人的には台湾が大好きだし、今後の世界的な枠組みにおいては台湾にもっと強いプレゼンスを発揮して欲しいと思っている。

というのは、ぼくの個人的な考えであり、趣味である。だから、この考えに同調して欲しいというつもりはない。ぼくは、政治的アジテーターではないのだ。

では、何がしたいのか。これだけ大きな話しがうごめいている世界情勢があるということを伝えた上で言いたいことがある。もちろん、ぼくの世界情勢の理解は間違っているところもあるだろう。というよりも、正確に世界情勢をすべて見通している人など存在しないのだ。

全てが不確定で不確実である。

この状況をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかで、今の時代を生きる人間としての価値付けは変わってくると思う。


ピンチをチャンスに


こういう状況だからこそ言いたいことが2つある。ここまでが長くなったので簡潔に言う。

1つは、不確定かつ不確実な時代だからこそ、新しく伸びていく分野を見つけることが出来る。例えば、初期の頃からインターネット関係のビジネスに目を付けていた人は、今は大金持ちになっている。

例えば今が1940年代。世界大戦で激動する世の中に生きていたとしたら何をするべきだろうか。例えばだが、1950年頃に石炭から石油へとエネルギー革命が起こるのに備えて、石油関係のビジネスに掛け金を支払っておくという方法もある。あるいは、繊維関係のビジネスはじめていたとしたら、朝鮮戦争の特需で一気に成金である。

もちろんこれは歴史を知った上での後出しじゃんけんであるが、世界の理が変わると言うことは、チャンスもあるのだ。

だから、Twitterでブーブーいっている暇があったら、少しでも情報を集めて、何なら伸びるのかを考えるべきだ。そして、その中で自分に向いているものが何なのかをじっくり見極めていく。

いやいや、自分は後20年で死ぬからビジネスはもういいよ、という人もいるかもしれない。そういう人であっても、この先何が楽しめるのかについてじっくり検討するべき時期なのではないか。

激動の時代が始まりつつある。ただのんべんだらりと生きていくのはもったいない。そう、ぼくは少し楽しんでいるのだ。もちろん、志村けんさんの病死など目を背けたくなるような悲劇も経験した。それについてはただただ、ご冥福を祈ることしか出来ない。そして、こういうケースは増えていくかもしれない。

それはそうなのだが、嘆いているのは趣味ではない。


今、サッカーファンに出来ることは何なのか。

前述したように、サッカーは「新しい試合」が行われなければ価値を発揮することが出来ない。

例えば過去のワールドカップを再放送したとしても、マニアは見るかもしれないが、世界中の人を巻き込むことは出来ないだろう。部屋の中でリフティングをしたって駄目だ。フリースタイルのプロならいざしれず、サッカー選手の本道はやはりピッチの上で集団戦をすることなのだ。

この騒ぎがいつまで続くのかというとJリーグ的には最低でもあと3ヶ月である。ぼくが収拾した情報に基づく素人判断によると、今回の新型コロナの蔓延が収まるのに必要な期間は……。

①3〜4ヶ月
初代Sarsのように夏頃になるといきなり消滅するケース。これが一番ハッピーで、元通りの世の中になる。ただし、世界恐慌に陥っている可能性も高いので、暮らしは元には戻らないかもしれない。

②半年程度
アビガンなどのウィルスの増殖を抑える薬が機能し、致命的な脅威にはなりづらいとなった場合に自粛を少しずつ解除し始める。

③2年程度
ワクチンが開発されるまでには1年半から2年かかると言われている。従って、それまでは自粛が続くとしたら、このくらいの期間になる。

④蔓延は収まらない
もうこの病気の感染は防げないから、感染したら全力で自宅待機で治すものとして、そのまま経済を振興させていこうという判断になった場合。老人が死ぬのが前提となるため、なかなかシビアである。また、この判断が出るまでには最低でも1年はかかるとは思う。

というわけで一番楽観的なストーリーでも3〜4ヶ月かかることになる。それがないとすると、1年くらい自粛ムードは続くのではないだろうか。中村家では、2年は続くものと考えて、教育や仕事などについての施策を打っていくことにした。

どこかで自粛に飽きて、なあなあになる可能性も高いと思うのだが、それがいつになるのかは正直わからない。いずれにせよ、医療現場がパンクしそうになっている状況がおさまらなければ、サッカーの試合は再開されないだろう。

無観客で始めることも、選手に感染者が出ている以上は難しいように思う。が、無観客でも始めないことにはプロサッカーというもの自体が継続できないので、どこかで判断するかもしれない。

消えていくクラブが現れてしまい、失業するサッカー選手は増えるかもしれない。これは不況が長引けば避けられないことだろう。ぼくは自分の暮らしを犠牲にしてまで、サッカー選手を養おうとは思わない。あくまでも余剰の時間、余剰のお金を使うだけだ。

となると、不要不急の存在であるサッカーにはお金は回らなくなっていく。


そんな中、我々に出来ることは何のか。

端的に言うと、我々が自己研鑽を続けることである。

今のJリーグという枠組みをそのまま保存して、再開させることは難しいのではないかと思っている。縮小するかもしれないし、極端なことを言うと一旦解散するかもしれない(そこまで世界情勢が悪化しないことを祈っているが)。この流れを押しとどめることは、一人のサッカーファンには難しい。

村井チェアマンを中心といた「偉い人」がサッカー選手の新しい価値付けを発見し、試合がなくても価値がある存在であるということを押し出していければ違うかもしれない。ただ、現状は試合がない限りは価値が発揮できないのだ。

だから、この件が長引けば長引くほど、サッカーは盛り下がっていく方向に進んでいくだろう。

しかし、世の中に平穏が訪れた後は、必ず復活する。それも間違いのないことだ。人々はスポーツを求めているのだ。だからこそ、これだけ巨大な存在になったのだ。

我々に出来ることはそんな時代に備えて、強い個となることだ。例えば文章力を鍛えて、サッカーの魅力を伝えられるようにする。サッカーが行われない時代にも、サッカーの価値を表明し続ける。サッカーを知らない新しい世代にその面白さを伝える。

あるいは、過去の文献を読むなどして、今までは理解していなかったサッカーの価値を再発見するという方向性でも良い。

さらには、言語を習得し、世界を一つにするツールとしてのサッカーの担い手になることも出来るだろう。

テレビの前に座ってリモコンを操作しながら、選手や監督の批判をするだけの人はまったくの無価値である。一方で、サッカーの魅力を、Jリーグ特有の魅力を、国内・国外へと発信できる人材は価値を発揮できるだろう。

あるいはそこまでいかなくても、一人の企業人として、あるいは地域ボランティアとして、自分の活動の範囲内でサッカーのプレゼンスを高めていくということも出来るかもしれない。

不要不急の外出が禁じられる世の中になった。

我々の肉体は封じられたのだ。

一方で、我々の知性、感性、意欲は一切封じられていない。この先何年後に役に立つかはわからないが、来たるべきときに備えて自己研鑽を積み重ねて行こうではないか。

世界の覇権争いをしている奴らがいる。それはそれだ。どんな世界になろうが、強い個ならば生き残っていくこと出来る。サッカーの魅力を心の底から信じていれば、必ず出来ることがあるはずだ。

ぼくは旅とサッカーを紡ぐOWL magazineというウェッブ雑誌を立ち上げた。しかし、世の中は、サッカーも旅も封じられた状態になってしまったのだ。そんな中でも、旅とサッカーの魅力を表現し続けていくことはできるはずだ。

サッカーの価値を表現し続けることが出来るはずだ。

サッカーの試合がない今だからこそ、サッカーの楽しさを綴っていこうと思う。どこまでいけるかわからないが、それこそが我々の挑戦だ。

そういった大目標を持ちつつ、OWL magazineの購読者を増やして、経済規模を増し、サッカーについて表現する人に原稿料を出すという活動を継続させていきたい。OWL magazineはちゃんと原稿料を支払うメディアなのである。

サッカーライターの仕事も恐らくほんどないので微力ながら依頼側として貢献できるようにもしていきたい。

OWL's Forestというオンラインコミュニティもあるのだが、noteにサークル機能が出来たのでこちらに移動することも検討している。こちらについては改めて告知する。とりあえずオンライン飲み会部を立ち上げる!!各地方にメンバーが散っているからオンライン飲み会のほうが好都合なのだ。


というわけで、この記事はここでおしまい。
政治的に偏りも見られる記事であったが、自分の立場を表明した上で、今後についての指針を述べたつもりだ。

OWL magazineの主筆として強くお願いしたいのは、月15記事以上を更新しているOWL magazineを是非購読して頂きたいということ。流石に今回の件で購読者が減り続けてしまうと、継続が難しくなってしまう。

幸か不幸かタクシーの乗務も減ったので、主筆として活動しやすくなった。クオリティを落とさないようにしつつ、新しい書き手を発掘し、noteにおける文章とYoutubeを同時展開しながら、サッカー文化を紡いでいこうと思う。

今だからこそ是非ご購読を!!


あ、有料部分も作らないとなので、どうしようかな。ここまで書くので若干力尽きているので、タクシードライバーエッセイ、おっぱいはどこへ行くのかという話しを書きます。

……。

というのはあまりの落差なので、やめておこう。結構面白い話なんだけど。あ、読みたい? まぁ重い話の後なのでゆるい話をしよう。ラブホテル観察家として名高いロック総統の弟子として、渾身のゆるふわエッセイを書こうと思う。

タクシードライバーエッセイ
「おっぱいはどこへいくのか」

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