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君たちはどう就くか

学科同期が就活noteを書いていたので私も書く。
友達の文章を読むと、普段の会話とは違った部分が見えて嬉しい。短くても適当でもいいから、みんなもっと考えていることを書いて私に読ませてほしい。他人の文章を喰らって生きていきたい。

ほんとは就活について一万字近く既に書いているnoteがあるのだけど、それはコンプラギリギリのことまで全部書いてしまっているから、公開できるか怪しい。
なのでふわっとしたことだけ書き直してみる。何事にも取捨選択は必要だということだ。

これまでの感想

わたあめ就活

取捨選択といえば、私の就活の軸も軸とは呼べないくらいフワッとしているので、早く取捨選択しなければならない。
今のままだと、就活の軸ならぬ、就活のわたあめって感じだ。きっとちゃんと探れば自分なりの軸はあるんだろうけど、それが浅い欲望や甘言に取り囲まれて見えなくなっている。ふわふわタイム(ふわふわタイム)♪

本来なら就活が始まる前に考えるべきところを先延ばしにしてしまった。さっさとこの甘いことばかり考えている脳みそを萎ませないと。まあそうしたところで、残るはベタベタになった割り箸のみかもしれない。軸にするには心もとない。

コンテンツ駆動

今までの人生で、遠い未来のことを考えて選択をしたことがなかったので、新鮮で面白い気持ちがある。

謎マナーやら、意味があるのかよくわからない選考まで、しょうもね〜と思うことは多々あるが、そのしょうもなさも含めて面白い。
グループディスカッションとか、特に面白すぎる。早くあれを眺める側の人間になりたい。…グルディスがしょうもないとは言ってないからね。

だから私は自分が落ちた話とかも全然するし、結構就活の話がコンテンツとして好きなんだけど、いかんせん人によってはセンシティブなので、気をつけなきゃな、とは思っている。
というか私がもう少し真剣に捉えるべきだ。そんなんだからわたあめのままなんだろう。

空想上の就活

オンラインの面接しかしたことがない。

私の「就活」のイメージは、リクルートスーツを着てパンプスを履いて、面接の時はノックを2回して(3回だっけ?)、御社までどんな経路で来たか話して、ペンを一万円で売って、みたいなものだったので、正直拍子抜けしている。
ちなみに私は乗換案内アプリを使っても5分後には降りる駅を間違える記憶力の持ち主なので、経路の質問が来た時には死が約束されている。これを読んでいる面接官がいたら、私の時には絶対出さないでほしい。
ペンを一万円で売る方がまだ成功可能性が高い。

今のところ、朝の面接なら開始10分前くらいに起きて、スーツ必須なら上だけ着替えて、メイクもそんな見えないから前髪巻いてリップだけ塗って、時間になったらログインして画面に向かってグダグダと話しているだけだ。
そんな数を重ねたわけではないけど、圧迫面接もされたことがない。向こうもカメラ越しに圧迫するのは案外難しいのかもしれない。虚しくなりそうだもんな。

これはコロナ禍を経ての変化なのか、私が受けてる業種の特性なのかどっちだろう。
こないだ情報系でない友達と話したら、対面でグルディスをしたと言っていたので、やはりこの分野がオンラインに適合しているだけなような気がしている。対面のグルディスのほうが面白そうだな。

上にあげたようなオーソドックス(だと思っていた)な就活もやってみたいので、今度商社とかに出してみようかと考えている。商社の面接がそんな感じなのかは知らないけど。
NISAがなんなのかすら未だ分かっていない経済ド素人の私は、そもそも面接にすら進めない可能性が高いが、まあそれはそれで仕方がない。

相性診断

私が受けた面接やインターンにいた学生は、職種ごとに大体似ていたように感じるが、やはり会社によって少しずつ違う。グループワークをするとその細かい差異が顕著に感じられて面白かった。

自分が特別賢いとは思っていないけれど、やはりそういう共同作業のときには、ある程度話が通じる人が多いといいなと感じる。
あとIT系に行くならプログラミングを少しでも触っていた人が多いと嬉しい。まったくの未経験者ばかりというのも、最近の大学のカリキュラムだとないケースのような気もするけど。
逆に私よりレベルが高すぎる人たちに囲まれても、追いつくぞ!というより、申し訳なくなって萎縮してしまうので、同じくらいのレベルの人たちが集まっていると嬉しい。

レベル感とか性格とか、ある程度は面接で篩にかけられているのだとは思う。
しかし、インターンなんてみんなとりあえず受けてなんとなく行く人も多いだろうから、インターンにいた学生との相性だけで会社との相性を判断するわけにはいかないというのが難しいところだ。

相性ってなんなんだ。居心地は私にとってかなり大切なので、相性がいいところに行きたいが、その肝心の相性がなんなのかが分からない。

学生よりも社員とたくさん話すべきだったかもしれない、と今更思う。いつも質問タイムで沈黙が気まずいあまりにしょうもないことばかり聞いて、本当に聞きたいことが聞けていないような気がする。本当にしょうもないのは私の方だった。

飲み会とか連れて行ってくれ〜。そしたら分かるかもしれない。分からないかもしれない。
2回ほどオフィスで飲ませてもらった時は、両方とも結構ちゃんと酔っ払ってしまっていて、何を話したか一切覚えていない。社員の方々に変なことを言っていないことを祈るしかない。…やっぱり私には意味ないどころか、逆効果かも。

どうせ部署ガチャだろ、とも思ってしまう。組み分け帽子かなんかで相性を調べてくれたら楽なのに。それが面接なのか?合格させてくれたからには相性ばっちりって信じていいのか?

軸になりうるもの

こうグダグダと書いてみると、軸とまではいかなくても、なんとなく重視していることがある気がする。いくつか挙げてみよう。

レベル感

いい感じにお互い成長できそうな同期と、技術的にもちゃんと尊敬できる上司がいてほしい。
でも自分だけが格段に劣っている環境だと多分ストレスで死ぬので、背伸びもしすぎず自然体で、常に今の自分よりちょっと上を目指せるところにいたい。
ワガママすぎるけど世界でいちばんおひめさまの精神で生きているので許してほしい。

雰囲気

優しくしてほしいとまでは言わないけど、あんまりピリピリしすぎてると怖い。私は自分が怒られてないのに怒号が飛び交うキッチンに怯えて3回でバイトをやめた女だから。
別にアットホームな職場じゃなくていい。同期ディズニーとかも要らないけど、毎日じゃなくていいから誘えばランチ行けるくらいの同期はほしい。
そう考えると、大企業すぎても同期の友達って作るのが難しそうな気もする。そんなことないのかな?SIerはプロジェクト単位で動くから同期とかの概念はあまりないって言ってた社員もいたけど。研修で仲良くなれるのかな。

給料

多ければ多いほどいい。当たり前か。
多少仕事がつまらなくても、給料がいいなら許せることもあると思う。あと私は金欠になると心の余裕もなくなる傾向があるので、人生を穏やかに過ごすためにはある程度必要になってくる。

でも給料だけで決めるには、他のことも私にとっては大事すぎるのが難しいところだ。

嫌いじゃない

その会社のプロダクトやサービスが嫌いでないこと。好きと書かないのは、好きなことを仕事にするのが怖いからではなく、単純にそこまで好きなものがまだないからだ。
私って何してるんだろう…とならない程度には好きでありたいし、プライドも少しは持ちたい。

プロジェクト単位で動く会社だとそれが完全には選べないのが難しいところではあるし、数年おきに変わるから逆にそんな気にしなくていいのが気楽でもあるのかもしれない。

ハイブリッド

週5行きたくないけど、ずっと在宅も気が狂うので嫌だ。週3出勤とかでもいいけど、欲を言えば行きたい日だけ行きたい。
職種によって変わるのか?会社の体質次第?

客先常駐が少ない

なんか客先常駐って響きが怖いので。普通に優しくしてくれるのかもしれないけど。

コーディング

難易度にもよるけどコーディング作業自体はわりと好きなので、あれば嬉しい。機能を組み立てていくのは好きだ。
仕事でなくても、趣味で書くのもありだな、と思ってる。言ってるだけで実際は書かなそうだけど。

プライベート

仕事のオンオフはきっちり分けたい。休日に仕事のことを考えたくない。フルリモート(と研究活動)が苦手な理由にはこれもある。
私が切り替えられたとしても、先輩や同僚が「仕事大好き!休日も自己研鑽と勉強会!」みたいな人ばかりだと気後れするので、プライベートはプライベートで大事にしている人が多いといいな。

でもこれってどうやったら判別できるんだろう。「休日って何してますか?」なんて、お見合いみたいなことを聞いていいんだろうか。やはり飲み会は必要かもしれない。

どこ?

これらを満たす職場はあるんだろうか。お心当たりのある方はぜひご一報を。

現状

まだ職種を絞れていない。終わりだ。このままだとずっとわたあめ野郎だ。

ITコンサルか、エンジニアか、こんなに研究ができないのにあえて研究職にチャレンジするかで、一生揺れている。その瞬間瞬間ではもう決まったような気持ちでいるのだけど、次の日には気分が変わっているから、悩んでいるというより揺れていると言うのが正しい。

性格の強み的なものを活かすならITコンサルがいいような気がする。
ブラックのリスクはあるけど、給料もよさそう。金欠の時は、大体金に目が眩んでITコンサルに行こうと思うことが多い。
でも私はブラックに入ったら確実に潰れるタイプの人間なので、親からは心配されている。

バイトでJavaを書くのは楽しいので、がっつりコーディングするのもいいなあとも思う。
しかし怠惰なので、コーディング試験対策とかをする気になれない。ちゃんと給料がもらえそうなエンジニアになるためには、ある程度対策をしないといけない気がして怖い。
あと、バイトのコーディングが楽しいのは、作るべき機能だけ守ればかなり自由かつマイペースに書いていいからであって、ちゃんと社員としてマネジメントをして、会議にも出て、とかいうのが増えるなら、コーディングばかりやっているわけにもいかず、実はITコンサルとそんなに変わらないんじゃないかなあ、とも思う。ITコンサルでもコーディングすることはあるかもだし。バイト先の会社は小さいので、社員がなんでもやらされすぎてそう見えているだけかもしれないけど。

研究職は、研究をサボっているときに時々頭に浮かぶ。でも研究を始めたらあまりの向いてなさにすぐに手のひらを返してしまう。お金をもらえたらモチベーションも変わるのかもしれないけど、ずっと、なんかかっこいいから、というだけなのでこのままだと行かないと思う。

現時点では合計でITコンサルを2~4社、エンジニアを0~2社くらい受けることになりそう。最初は面白かったけどだんだん飽きてきたので早く終わらせたい。
とち狂ったら研究職も受けるかもしれない。私の虹色(悪い意味で)の未来に乞うご期待!

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