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「アタック25」のラストアンサーは【2021/09/26】

きょうは何曜日だろう? 今までも書いているように、私はシフト勤務なので、そう思うこともしばしば。特に、土曜か、日曜か、迷うときが多い。そのときに頼りになるのが、テレビ番組だ。

「新婚さんいらっしゃい!」「サザエさん」「笑点」…。子どもの頃からなじんでいる長寿番組は、日曜日放送が多い。それを見ては日曜日を知るのである。

そんな中、「パネルクイズ アタック25」が2021年9月26日、46年の長い歴史に終止符を打った。たまたまオフだったので視聴してみた。「最終回1時間スペシャル 史上最強のチャンピオン決定戦!」を銘打っているだけに、強者ぞろいの回答者。早押しをしても「…ではなくて」の連続だった。

見ている私もいつの間にかヒートアップ。好きな歴史や文学の問題だと、「●●●●!!」と答えを叫んでいた。そういえば、日曜の昼下がり、家族で見ているときも、そうだったなあ。家族は叫ぶ私を黙って見ていた。どの家庭にも1人は「答えたがりや」がいるのでは。

「●●●●●!!」。静かに見ていた家人も、答えを叫びだした。家人も実家では「答えたがりや」だったそう。

番組が始まるときに、優勝しそうな「推し」をお互いに決めていた。家人が「緑」の人で、私は「白」の人。中盤までは「緑」の人が優位に進めていたが、誤答で立っていたためにアタックチャンスで答えられず。その間隙を縫うように、若い「赤」の人が一気呵成にパネルの枚数を増やし、そのまま優勝を決めた。

「確実に答えられる問題を待った」

デッドヒートの雰囲気の中、冷静に判断できたのが勝因だろう。

長い間、断続的に見続けてきたが、私はやはりアタックチャンスの仕組みがよく分からないままだった。

パネルが残り5枚になったところで「アタックチャンス」
正解すると、パネルを1枚取ったあと、今後の展開に有利だと思われるパネル1枚を消すことができます。(※消したパネルは誰でも取ることができます。)(朝日放送テレビ公式サイトより引用)

角のパネルを取ると、一気に優位になることは分かるけれど、なぜ、そうなるのかの理解も今ひとつ。空間把握がどうも苦手だ。

最終は、獲得したパネル部分を抜いて、人名を当てる旅行チャレンジクイズ。中央部分が見られなかったので、家人は「うーん、正解は難しいかな」と言っていたけれど、兵馬俑のVTRが流れたところで、私も家人も「秦の始皇帝!!」と叫んできた。

久しぶりに見た「アタック25」。優勝者の副賞である旅行先が、「沖縄・宮古島 ペア2泊3日の旅」になっていた。これも感染症の影響なのだろうか?

何はともあれ、長い間、楽しませてくれた「アタック25」は最終回を迎えた。いつか出てみたいと、ぼんやり考えていたので残念ではなるけれども。番組の出演者、スタックの方々には、感謝とねぎらいの言葉を贈りたい。

ラストアンサーに「始皇帝」、始まりの皇帝を持ってくるあたり、始まりと終わりで締めくくる思い、「また始めたい」と願う番組スタッフたちの無念さを感じてしまった。

*すてきな画像は、みんなのフォトギャラリーからhoiku_miraiさんの作品をお借りしました。ありがとうございました。




「始皇帝」

#休日のすごし方

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