新しく冒険者を育てるギルドの先輩たちへ

おすおす！勇者ライフクリエイターのTomooです。新年度が始まりました。今日は、自分も含め、新しい冒険者を育てる立場にある皆さんへメッセージを届けたいと思います。時代は令和です。新しいメンバーたちにどのように接すれば、みんなの個性を伸ばしつつ、ギルド（組織）の成長を目指せるのでしょうか。それにはまず、メンバー一人一人は、すでに冒険をしてきた選ばれし者なんだって意識が必要になります。今日も、果てしない旅に出かけましょう！

▼新しい冒険者たちのギルド入りの季節

僕は4月1日に新天地で冒険を始める皆さんに向けて、こんな記事を書きました。

キーワードは、

あなたは自分の仕事よりも大きな存在

一人ひとりに、人生の物語があります。
多くの人にとって、仕事は人生の中の1部であることを忘れてはなりません。
仕事に限ったことではありません。
食事だって、睡眠だって、余暇だって、家族と過ごす時間ですら。
自分の人生の中の一部に過ぎないのです。

キルド(組織）の先輩たち。
新しい冒険者を育てる立場にある皆さんへ。
まずは、こんなことを前提として、トレーニングの場を作っていきませんか?

・人生を通して、自分自身が成し遂げたい目的は人それぞれ。
・一人ひとりに物語がある。

▼一人一人は、すでに冒険者である

一人ひとりに物語があるってことは、
一人一人が既にここまで冒険をしてきたってことなんです。

だから、経験値があります。
ここまで覚えた特殊スキルがあります。

だから、冒険者をギルドの中で育てるためには、一人一人が違う存在なんだってことを念頭に置いておきたいんです。

▼ギルドの掟は絶対か？！

ギルドの中で生活をするからには、ギルドの掟やギルドのやり方をわかっていなくてはなりません。

だから私たちは、よくプッシュ型のトレーニングをやってしまいます。
プッシュ型は、私たちギルドの先輩が相手に知識を一方的に提供するスタイルです。

これをやり続けると、新しい冒険者たちはどうなってしまうでしょうか?

ギルドの枠組みの中で生活しようと、自分の経験を収めようとする意識が働きます。
本当は、ギルドにない新しい価値観を持っています。
けれど、枠内に収まるようにしようという意識が芽生えてしまうのです。

▼冒険者はギルドを成長させる力がある

冒険者がもともと持っている経験値は、ギルドを大きく成長させる可能性を秘めています。

だから、プッシュ型ではなくプル型のトレーニングの場を先輩たちは提供する必要があります。

プル型とは、新しい冒険者たちから、経験値や能力や個性を引き出すスタイルのトレーニングです。

例えば、
一人ひとりが、人生において最高の自分の姿を思い描くこと。
自分の強みは何なのかを理解すること。
ギルドのビジョンを共有すること。
このギルドでどんな自分になりたいかをイメージすること。
ギルドの中で生活していく中で、困ったことがあったときに共有できる場があること。
課題から新たなトレーニングを作り出していくこと。

1年間、びっしりと最初から決まっているトレーニングを順番に行っていくだけでなく、プル型のトレーニングでは冒険者の資質を引き出すことを重視しています。

▼新しい冒険者にこそ、どこへでも旅のできる能力を

以前に、『逆張り研修論』と言う記事を書きました。

僕たちは今まで、その職場で早く一人前になるためのトレーニングを受けてきました。

それは、本当に感謝すべきものです。

だって、職場のあらゆる人たちが、あらゆるコストを僕たちの成長のために注いでくださっているからです。

しかし、令和のトレーニングは必ずしも
それだけで十分では必ずしもありません。

どこでも度のできる能力を育てることが大切です。

せっかく入ってきた新入りに、外に旅に出させるようなことをなんで教えるのか?
そんな疑問が聞こえてきそうです。

新しい冒険者たちは、すでに自分自身のキャリアをここまで築いて来ています。
そして、令和時代、学ぶためのリソースはいたるところにあります。

1つの所でしか通用しないスキルばかり学んでいると、自分自身の価値観が広がっていきません。

すると、隣の芝生が青く見えて、別のギルドに移動してしまうなんてことが出てくるのです。

それよりも、どこにでも旅のできる力を育て、自由に外で修行して、そしてまたここに帰ってくる。

そんな柔軟なトレーニングを作っていくことがとても大切です。
そしてこんなにも変化の激しい時代です。

彼らが外で学んできた価値観は、必ずギルドの成長に役立つものだと信じています。

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貴重なお時間を使って、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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▼心の封印を解く質問