ないものは創る

昨日は名古屋を起点に次のアクションに向けてミーティングDayでした。コロナ禍でWEB会議が主流になりましたが、顔を合わせて話し合いが必要なこともある。そんな濃厚な日でした。
まず午前中は可能性しかない新城のフィールドをめいっぱい楽しむためにフルオーダーしたバイクを作ってくれたShin 服部製作所さんで今後のビジョンも含めて多岐にミーティングでした。フレームビルダーが自転車メーカーや自転車プロダクツなのかというと僕とフィーリングが合い、協力してくれるだけでその枠に収まっていないなと感じます。僕が勝手にそのようにShin君をイメージしていて、打合せの内容も自転車の話はほとんどなく、これは肌感覚なのですがもっともっと広い視野と構想を持って話ができる貴重なビジネスパートナーであると感じています。Shin君は自転車を家具だと言っていますがとにかく話が尽きない。
Shin君と友人であるダーティこと伊達君が「つくる」を題材に主宰しているPodcastさくせいはなかなか聴き応えがあるのでぜひ一度聞いてみてください。最新作は僕のフレームのことについて触れて頂いています。

そして午後からはGONZO PARKの人気セクションであるP-RIDEを製造し、普及活動にも力を入れている阪口工業さんへ。昨年開催したMOUNTAIN PORT JAMBOREEでも大変お世話になりましたが同じ立ち位置でダートシーンを盛り上げている阪口さんと未来会議をいろいろとさせて頂きました。阪口さんのマインドは鈴を作ってもらっている山本製作所さんと非常に近いマインドで、最近ものづくりをしている方とお話する事が多いですが新しい知見も広がり勉強になりますね。
便利なものは非常に多いですが、ほとんどが使い捨てで人と人が繋がるものはそう多くない。とにかくないものを創るという精神というかその初動は非常に大事でこの便利になった世の中でもまだまだ人と人が繋がるものは創りだせるはず。阪口さんのP-RIDEもまさにそんなマインドから生まれた商品ですね。もっともっと世の中に流通してほしい。
今はとにかく無駄が多く、なかなかビジネスにまでなっていませんが取り巻く環境のおかげで少しずつイメージがカタチになっているような気がします。