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9 旗竿地の鬼才外壁を塗る

7話の終わりに網戸張替えと外壁塗装について書きますとしていますが、外壁塗装について書きます。

塗装はリフォームにおいて、木工に次ぐ花形作業ですね。ローラーでペンキを塗る作業、やってみたい方も多いと思います。実際にローラーで壁を塗り進め、くすんでいた壁が綺麗になる様はとても楽しいものです。

しかし塗装作業以上に大切になってくるのがケレンという作業です。こちらを疎かにすると塗面の寿命を大幅に縮めることになりますので要注意です。

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では実際のケレン作業の流れについて。目的としては旧塗膜を剥がし、埃、ゴミ、油分を取り去るというものです。80~100番のサンドペーパーでひたすらに木部を研磨します。今回の場合は、ステイン系の塗料の上に再度ステイン塗料を塗るので、ケレン作業自体はさほどでもありませんが、塗膜を形成する塗料で、経年劣化で剥がれ始めているものは非常に困難になります。なお、そういった場合はスクレーパーなどで旧塗膜を削り落としてからサンディングという流れになります。今回はコンパクトツールのサンダーをコンプレッサーで動かして研磨していきました。

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こちら作業前の画像です。くすみと木部の痩せが目立ちますね。

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塗り始めだけGIF変換して掲載していますが塗装のイメージはつかめると思います。


こちら10倍速での塗装動画です。ご興味ある方はDLしてご覧になってください。

10平米満たない面積だと思います。1回目塗りで3時間程度を要したと思います。塗料はスーパーウッドステインを使用しました。

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結局16リットルを使い切るまで羽目板に塗布しました。4度塗り程度です。本当はそこまで塗り重ねる必要もないのですが、塗料を余らせておくのも勿体無いので、羽目板が塗料を吸い込むだけ吸わせました。今回の作業は刷毛でおこないましたが、毛足の長い、あるいはスポンジタイプのローラーでも塗布可能かもしれませんね。

今回はケレンと外部塗装の話でした。ご意見ご質問、お気軽にどうぞ。

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