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自分の視座は武器になるよね。


やることや規模が大きくなっていくと、中の人や外の人などいろんな人と組み進めていくことになりますね。
プロジェクトの工程は多岐にわたる事もあり、どうしても一人の人間の稼働範囲が多くなる場面があります。

今そうなっている人もいると思うし、これからそうなっていく人もいると思います。
そんなこんなである日突然新しい役割や現場に放り込まれるわけですが、もちろん最初はまったく話にならないんです。
そりゃそうで、大抵いつも一緒にやっている人間は近い立場や常日頃同じ管轄の中である程度同じスピード感でも通じる人たちが多くて、それに対して、少し規模が大きくなったプロジェクトにいる人たちには、『守らなきゃいけないモノを持っている人』がいるわけですね。
「社員」や「お金」や「時間」や「嫁」や「子供」やといったものです。
言ってしまうと、背をっているものの大きさが違うわけですね。
そうなると、1分1秒無駄にするわけにはいかないので、真剣に結果を求めてくるし、大きなお金を動かすレベルの話になると生半可な議論では進められないですよね。
きっとこれから自分も『守らなきゃいけないモノ』ができてくると思います。

そんな中にいきなり放り込まれた人は、言ってしまうと「役に立たない」んです。発言を求められてもしないし、信用もない。
「何かあれば発言します。」と言ったところでしょうが何もでない。
ただただ、時間が過ぎていくだけです。


これ結構、いろんなとこに顔出してると皆やっているんですよね。
何回もこれやってしまったらしばらくはチャンスはないでしょう。


でも、それは誰もが通る道であり、大事なのはその状況をどうやって打破していくかなんですね。
時間があれば、経験を積めばそれなりにできるようになるなんてのは少し甘いです。そう思っているうちに自分の競合を生み出していくことになるわけですね。
いろんな人が集まってちょっと専門的な言葉になると、戸惑ってしまったり、自分はそこはわからない..とかとかありますよね。
ぶっちゃけいきなり飛び込ませてポンコツなのは想定内なので、ここの会社はそこに関しては甘いのですが、
「まさか、そのへんの同世代と同じスピードで成長するつもりじゃねーだろうな」と個人的に思ってます。

で、そこで考えておかないといけないのが、「戦う場所を決めろ」と言う事です。
勘違いしているポイントは例えば俺が「これどう思う?」と聞いた時に、俺の視座での正解を答えないといけないと思っている。
それは間違いです。
答えなんてものは、ある程度もうすでにこちらは想定しています
だって知見も経験もこちらの方が持っているので。

じゃあ、何をしなきゃいけないかというと、自分の視座をの考えを言う事です。

ぶっちゃけ俺も様々なところに顔出すことになっているけど、ECやwebの以外のことは自分の専門ではないので、わからない話はわからないです。
それに、自分より専門でやっている人がいるのなら、ある程度は任せた方がいいからギリギリのところまでは口は出さないわけですね。
だけども、なんでそこにいるのかと言うと自分からの視座で見たときの意見が必要とされているからですね。
ECで結果出したいならそのフェーズからこれ考えた方がいいっすよ。とか。
そういう発信をしているから、その話をするならあいつを入れておけとなるんですよね。

で、なんでこれができるのかというと視座を鍛えているからです。
そのために常日頃何をしておかなきゃいけないかというと、自分のやっている仕事をしっかり知見にするために打席に立ちまくる事と振り返ることです。
今それぞれがやっている目の前の仕事について、それぞれがその領域の視座を鍛えておくという事です。
何が成功するのか、何が失敗になるのかを経験して物差しを鍛えておく事は非常に重要です。
多くの人は何が成功するのかにクローズアップします。
それは当たり前なんだけども、成功って失敗がわからないと成功にならないんです。
正解だと思うからこっちにしようで、もしいい感じになってしまったとしても、いい感じじゃない場合のデータが取れてないので成功か失敗かの知見が手に入らないわけです。
全部試す事です。それも高速で。
人が成功だけクローズアップして失敗したくないとうじうじ考えて動いてるうちに、こっちは3つ失敗して成功にたどり着くくらいのスピード感ですね。どちらがデータが取れるのか分かりますね。
こうした方が良くなるなんて事例なんてネットに載っています。だから失敗事例を持っているのは物凄い武器になるわけです。


これから大きな事に絡んでいきたいと思うのであれば、まずは「自分の視座」を鍛える事に集中してコストを割いていた方がいいです。
感覚ではなく自分の経験や知見から自信を持って意見できるようにする。
これはこれからいつかくる大きな仕事に対して「頼まれてもいないのに準備している」ということになります。
しかも、その準備は、他の人と被らない場所がいいので、今自分が向き合っている目の前の仕事の取り組み方が未来に生きるわけですね。
勝負の時がきたときのために毎日徹底的に準備だと思うこと。
ほとんどの人がいきなりくる事に戸惑って、その他大勢と同じく準備不足で終わってますので、そのポイントさえ押さえておけば一気にぶっちぎれると思います。

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