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ねぇ、布ナプキンまだ使ったことないの?!

あなたは、布ナプキンを使ったのことがありますか?
生理期間中の蒸れや肌への負担を感じつつ、まだ布ナプキンを使ったことがないのであれば、この記事を読んでみてほしい。

10年以上布ナプキンを愛用している私の編み出した新しい布ナプキン活用法を知れば、きっと布ナプキンへのハードルがかなり下がると思い、この記事を書きました。

布ナプキンを試したことがない人の最大の不安は、血が付いた布ナプキンを生理期間中ずっと洗わないといけないのは無理・・・ということではないでしょうか。

私の編み出した新しい布ナプキン活用法とは、布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技のこと。

まずは、紙ナプキンから布ナプキンに全て切り替えないといけないという固定概念を捨ててみてほしいという提案です。

布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技をすることによって、布ナプキンの最大のデメリットである、生理期間中毎日洗わないといけないという課題を解決しつつ、布ナプキンのメリットである肌への負担をかなり軽減できるのです。

この布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技は、布ナプキンをまだ活用したことない方にとてもオススメ。まずは、この合わせ技で、布ナプキン生活の初めの一歩を踏み出してみて欲しい。

それでは、布ナプキンのメリットとデメリットにも触れながら、新しい布ナプキン活用法を詳しく書いていきますので、参考にしてみてください!

※この記事は、布ナプキンをまだ活用したことのない人、生理期間中の肌への負担が気になる人向けの記事です。

布ナプキンの種類と選び方

布ナプキンとは

「布ナプキン」とは、布でできた洗って使えるナプキン(月経布)のこと。生理用品の代替品。

生理中のデリケートゾーンのムレやかぶれ、生理痛に悩んでいる女性に優しい生理用ナプキンのこと。
布ナプキンの最大のメリットは、肌への負担を減らすことができる点です。

布ナプキンの種類

以下3つが主な布ナプキンの種類。3つの違いを紹介します。

①使い捨てナプキンのように1枚で使える「一体型」

「一体型」は、いつも使ってる紙ナプキン同様に下着に装着して使えるタイプ。
一番スタンダードなタイプです。

② 本体と吸収体が分かれており吸収体だけを交換する「ホルダー型」

「ホルダー型」は、布ナプキンを二重に重ねて付けることができるホルダーがついているタイプ。交換して使えたり、漏れる心配がある人にもオススメのタイプです。


③ ハンカチのような四角い形の布を折りたたんで使う「プレーン型」

「プレーン型」はボタン等がない、ハンカチのような布タイプ。ボタン等の違和感がないのがメリットだが、ズレる可能性もあるので初心者には難しい場合もある。

初心者にオススメな形は、使い捨ての紙ナプキンと同じように使える「一体型」がオススメ。
その上で、一体型の中でもサイズや厚みが結構種類があるため、その違いを知り、どれを買えばいいか考えてみてください。

サイズ・厚み

布ナプキンは、サイズと厚みも様々なバリエーションがあります。

厚みも様々、紙ナプキンと同じように、自分の経血の量に合わせて使い分けできます。

初心者は、漏れるのでは・・という心配もあると思います。

そこで思い出して頂きたいのは、私の実践している「紙ナプキンと布ナプキンの併用する」という新しい布ナプキン活用法です。
その活用法の最大のポイントは、経血の多い2日目・3日目は普通にいつも通り紙ナプキンを活用するという点です。それ以外の経血が少ないタイミングで、布ナプキンにチャレンジしていきます。

そうすれば、不安を減らしながら布ナプキンにチャレンジできます。

その場合、「一体型」かつ「おりもの用or昼用」であれば、経血が少ないタイミングで試すには十分です。

初心者にオススメの布ナプキン

「一体型」かつ「おりもの用or昼用」をまずは一度使ってみると、その良さを感じることができると思います。
まず1回使ってみるにはピッタリの形です。

布ナプキンのメリット

蒸れにくい

生理中に起こる紙ナプキンによるムレは、通気性の悪い素材が原因の1つ。

一般的な生理用品である使い捨てナプキン(紙ナプキン)は、ズレを防止するためにショーツに貼る粘着テープや、漏れを防ぐために使われているビニールシートなどの素材によって、湿気が閉じ込められムレやすい状態になっています。

それに対して、布ナプキンは布でできているため肌に直接当たる部分は下着と同じ肌心地。

オーガニックコットンなどの天然素材の特徴から、紙よりも通気性に優れており湿気が出ていきやすいため、使い捨てナプキンよりもムレにくいのが特徴

実際に布ナプキンをつけていても、いつものショーツと肌感は同じ。蒸れは感じません。

特に、夏は蒸れのない布ナプキンのありがたさを感じます。

肌荒れしにくい

一般的な使い捨ての紙ナプキンで過ごすと、ナプキンの肌に触れる面がデリケートゾーンと擦れて不愉快な思いをしたり、痒みや痛みが起こってしまうことがありますよね。

私の場合は、特にテープの部分が擦れて痛みを感じることもありました。

その点、布ナプキンは下着と同じように布で作られているので、デリケートな箇所に直接当たっても、擦れによる痒みやムレによるかぶれや痛みが起きにくいのが特徴

テープではなく、スナップボタンでの着脱のため、テープによる不快感もない。

手軽で経済的

面倒なイメージも多い布ナプキンですが、何度も洗って繰り返し使えるため、ストックし忘れていたと焦ることもありません。

下着と同じように、畳んで収納できます。私も下着と一緒に布ナプキンを収納しています。

また、長い目でみるとコスト削減にもなる上、エコにも繋がります。

布ナプキンのデメリット

洗濯の手間

何といっても1番のデメリットは、洗うのが手間という点。

経血のため、洗うのが嫌だという人も多いかもしれません。洗濯方法を詳しくお伝えしますので、自分でもできそうか考えてみてください。

>>洗濯方法

血液の主成分はタンパク質のため、50~60℃の熱に触れると凝固してしまう特徴があるので、高温でもみ洗いをしてしまうと血液が繊維に固まって落ちにくくなってしまいます。

もみ洗いをするときの温度は40℃以下のぬるま湯を目安に、経血が出なくなるまで手で押し出すように洗います。

用意した浸け置き用バケツに水または40℃以下のぬるま湯1.5ℓ程度に対して、大さじ1程度のアルカリウォッシュなどのお洗濯洗剤を溶かし入れて、浸け置き水を作り、3時間~半日程度浸け置きをします。

浸け置きが終わった後は、水または40℃以下のぬるま湯で布ナプキンをすすいで、洗剤をしっかり落としましょう。

すすぎを行ったら布ナプキンをゆっくりと絞ってしっかり水気を切ったあと、生地が傷むのを防ぐために洗濯ネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れてOK

軽く形を整えてから、普段のお洗濯物と一緒に干します。

これを生理期間、毎日できるかどうかが布ナプキンの1番のネックポイントではないかと個人的には考えています。

正直、私は手間だし、主人や子供がいる前でこの工程を行うことに抵抗がとてもありました。

そこで、「布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技」を編み出しました。

私のこの方法で、上記のデメリットを最小限にしつつ、メリットも享受することができています。

私が編み出した、新しい布ナプキン活用法とは?

私が編み出した「布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技」という新しい布ナプキン活用法を詳しく説明していきます。

簡単にいうと、生理期間前後で、布ナプキン→紙ナプキン→布ナプキンと経血の量によって使い分ける方法。

生理開始前

私は、子供が産まれるまで生理不順がひどく、いつ生理になるか分からないため、生理日周辺になると紙ナプキンを常につけておくという生活をしていました。

この生理前の期間に、現在は「布ナプキン」を活用しています。

生理が始まった!となっても漏れる心配はありません。

この期間に感じていた紙ナプキンによる蒸れや肌への負担は、布ナプキンではゼロ。快適に過ごせています。

布ナプキンをつけていても生理が来なければ、いつものショーツ同様そのまま洗濯機に入れて、ショーツ同様に洗濯するだけ。

私の場合は、生理になった日の経血は量も多くないため、洗濯の負荷もあまり高くありません。布ナプキンは、基本的に経血が落ちやすい作りになっていると感じます。

この時期に活用しているのは、「一体型」かつ「おりもの用」の布ナプキンです。

生理期間・前半

生理になってからは、いつも通り「紙ナプキン」を活用。

やはり外出先での取り替えや洗濯などを考えても、紙ナプキンの方が圧倒的に楽です。

蒸れや肌荒れは、気になりますが、2日目の経血の量は多いため、2日目はやはり紙ナプキンに頼っています。

子供が大きくなって、仕事もやめた生活になれば、布ナプキンにしたいなとは思っていますが、現状仕事場での布ナプキンをカバンに入れて持ち帰る生活は私には抵抗がありました。

私の場合、紙ナプキンに頼るのは、1日目〜3日目までの3日間程度。
生理日前から紙ナプキンを活用していた生活からすると、使用日数は1/3以下になっています。

その分、今では紙ナプキンも肌に優しい少しお高いオーガニックコットンの紙ナプキンを購入しています。

肌の負担もかなり減ったので、思い切ってオーガニックコットンにしてみることもお勧めします。

生理期間・後半

経血の量が減ってきた4日目あたりから、また布ナプキンへ切り替えています。

量も減ってきているため、布ナプキンが汚れる量も少ないため洗濯の手間は軽いです。

生理最後の方って、ナプキン一応付けておくかな・・という期間もありませんか?その間も紙ナプキンをつけている以上、肌への負担は続くので、その期間を布ナプキンにするだけでも肌への負担を減らすことができます。

この時期は、「一体型」「昼用・おりもの用」を使っています。

おすすめの布ナプキン

ここまで読んでくださった方は、きっとこんな形なら布ナプキン生活も一度試してみようかなと思ってくれているのではないでしょうか。

生理開始前だけ、生理の終わり間際だけなどの数日間から始めてみるのもオススメ。

1回使ってみて良さを体感すれば、自分なりの活用方法を見つけていけると思います。

どれを買えばいいか迷っている方がいたら、初心者向けの「初めてセット」を購入してみるのもいいなと思います。

3枚セットになって、洗剤もついていてこの値段は安いと思いますし、持ち運び用の袋も付いていて、初心者にはピッタリ!

いろんなサイズや厚さを試して自分に合うものを探したい人には、上のようないろいろな形がセットになっているものがオススメ。
これは30日間返金保証付きなので、お試しにはピッタリ。

布ナプキンまだ使ったことないの?

まず、この記事を読んでくれた皆様には、紙ナプキンから布ナプキンに全て切り替えないといけないという固定概念を捨ててみて欲しい。

私が編み出した「布ナプキンと紙ナプキンの合わせ技」という新しい布ナプキン活用法は、簡単にいうと、生理期間前後で、布ナプキン→紙ナプキン→布ナプキンと経血の量によって使い分ける方法。

この方法なら、布ナプキンの洗濯が面倒というデメリットを最低限に抑えられ、蒸れや肌へのダメージを最低限に抑えられます。

この方法を試してみる場合は、「一体型」「おりもの用か昼用」の購入がオススメ。

きっと、今までと違う生理生活を送れると思いますし、私は娘たちにも伝えていこうと考えています。この使い方をまだ知らない方も多いと思います。最近実の妹にも勧めて、妹も布ナプキンユーザーになりました。

ぜひ、いい活用法だなと思っていただいた方がいましたらシェアをお願いします。生理の不快感で悩んでいる人に届きますように。

サポートしていただけたら、さらに頑張れます!