2020年1月19日~バイトする本は?

 1週間前にバイト先から急に退職勧奨されていたのだけど、今日、正式に?「辞めます」と言いに行ってきた。働き始めたのはほんの一か月前。まだ大して何もしてないうちだったのだが、”お教室”だったので、先生という存在の人に「もうちょっと夜遅くまで来られるか?」と聞かれて、直接「無理です」と答えたのが気に食わなかったみたい、というのが今になると分かる理由かなぁ。あとは、仕事という仕事も特にあんまりなくて、ぼんやりしてる時間が多く、どうやり過ごせばいいかしら?と思うばかりだった。「やる気がない」とかも言われたんだけど、どうやる気出せばいいのやら?というか、やる気出すと困る職場であった。まぁ、仕方ない。

 しかし、一週間前には「じゃ、もう一つ別の事務所で働きますか?」とか言われて、元々そのバイト先を紹介してくれたハローワークなどでも相談したりしてたのに、今日言いに行ったらそんなの全く忘れてるようで、一瞬も引き止められず、サクサク終わった。♪きら~~われたならしかたないわらってあばよ~~ときどってみるさ~~♪と歌うほかないわけで。

 色々考えたり、相談したりもしたけど、友達に「そこは合わなかったんじゃない?」と言われて、そうだね、と吹っ切れた。

 で、そのまま自転車ぐいぐい漕いで、その近所にある本屋さんに行った。日曜日の午後。こだわりのある小さな本屋さんは驚くほど人がいて、その中でぼんやり書棚を眺めていて気付いたのは、そうか、今どきは、バイトするより、バイトしない、バイトとかしてたけど今はしてないで自由に生きるって方が本になるんだなぁ~ってこと。あわあわバイトばかりしてる本なんてダメなのね~、と今度こそしょんぼりする。

 私は前にコンビニでバイトした本を出していて、今になるとコンビニ、バイト、なんて、もう、時流じゃないぜ!の二重苦じゃないか! コンビニって今や悪の巣窟みたいに思われている感じで。でも、私は楽しく楽しく働いてしまって、そんなことを書いていた。

 そういえば、その、辞めたバイト先の社長は私の履歴書を見て「うちはコンビニのバイトなんかと違って」とか言ってたのも気になったんだった。コンビニのバイトなんか、っていう人は、たぶん私は合わない。コンビニのバイトは決して「なんか」じゃなくて、たくさんの人と出会い、仕事も多岐に渡り、色々な学びがあった。私にとってはかけがえのないものだった。

 さて、また、バイトしなきゃね。実はもう一個、ときどきやってるバイトがありw そちらに多めにシフト希望を出しておいたら、そこそこシフトが入っていて、しばらくはそれをやろう。そうそう、私はバイトをするライターだ。たとえ時流じゃなくてもバイトするよー。♪はたらくおばさん、はたらくおばさん、こんにちは~♪と、大昔の番組の替え歌など歌い、スキップするのだ。


 

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