幡野広志

写真家、元狩猟家、血液がん患者。 お仕事のご相談はこちらに hatanohiroshi0301@gmail.com

幡野広志

写真家、元狩猟家、血液がん患者。 お仕事のご相談はこちらに hatanohiroshi0301@gmail.com

    記事一覧

    一人旅 / 三宅島

    自分が撮影した過去の写真を見返すと、恥ずかしさを感じる。 写真というのはスポーツのように日々成長して行くものなので、過去の写真は成長していない甘い自分を見せつ…

    幡野広志
    4年前
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    家族旅行 / 日光

    いま読んでくださっているnoteには、記事を書いた人間に対してお金を支払う事ができるサポートという機能がある。多くの方に読んでいただけているおかげで、ありがたいこと…

    幡野広志
    4年前
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    息子が小谷さんに会って、僕がニシノさんに会った日の話。

    えんとつ町のプペル 光る絵本展が東京の豪雪地 あきる野市で5月27日まで開催されている。幸いなことに今の時期は雪が無いので安心して訪れてください。 この日はニシノさ…

    幡野広志
    4年前
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    写真展が終わって。

    “ 魚が切り身の状態で泳いでいると誤解している幼稚園児がいる。 ” この話は食育関連になるとよく耳にするし、ネットでは嘲笑話のネタになっている。 僕はそんな幼稚園…

    幡野広志
    5年前
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    入院しています。

    3日前から抗ガン剤治療のために入院をしている。 偶然にも前回と同じ部屋、同じベットになった。 冬の入院風景と違い、街路樹の新緑が綺麗で、高層階の病室から風に揺れる…

    幡野広志
    5年前
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    息子が褒められたとき。

    コッシーのタオルを被った息子がウルトラカワイイ。 「かわいい子ですね。」と褒められたとき「いやいや、全然そんなことないんですよ。」とわざわざ我が子を否定する方…

    幡野広志
    5年前
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    一人旅 / 三宅島

    一人旅 / 三宅島



    自分が撮影した過去の写真を見返すと、恥ずかしさを感じる。
    写真というのはスポーツのように日々成長して行くものなので、過去の写真は成長していない甘い自分を見せつけられるからだ。もちろん当時はそれがベストだったのだけど、そのベストの低さに赤面してしまう。引越しのタイミングで押入れから出てきた、卒業アルバムの個人写真を見るような感覚に似ている。

    過去の自分がいまの自分と地続きになっているし、いまベ

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    家族旅行 / 日光

    家族旅行 / 日光

    いま読んでくださっているnoteには、記事を書いた人間に対してお金を支払う事ができるサポートという機能がある。多くの方に読んでいただけているおかげで、ありがたいことに高校生がアルバイトしたぐらいの金額が毎月noteから振り込まれる。

    病人っぽくお酒を飲むこともなくなったので、お金の使い道がない。
    でもこの収益を治療費にするのも病人っぽいので、今月から旅行の資金することにした。サポートのお返しもか

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    息子が小谷さんに会って、僕がニシノさんに会った日の話。

    息子が小谷さんに会って、僕がニシノさんに会った日の話。



    えんとつ町のプペル 光る絵本展が東京の豪雪地 あきる野市で5月27日まで開催されている。幸いなことに今の時期は雪が無いので安心して訪れてください。
    この日はニシノさんがトークショーをするので撮影を依頼された。

    東京の雪国 八王子駅まで会場スタッフの方が迎えにきてくれて、ホームレス小谷さんと一緒に会場に向かう。順光を浴びた小谷さんが眩しかった、赤がめっちゃ映えていた。

    先日NHKの番組に特集

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    写真展が終わって。

    写真展が終わって。

    “ 魚が切り身の状態で泳いでいると誤解している幼稚園児がいる。 ”
    この話は食育関連になるとよく耳にするし、ネットでは嘲笑話のネタになっている。

    僕はそんな幼稚園児に出会ったことがないからこの話が本当かどうかわからないけど、もし本当の話なのだとすれば子どもが悪いわけではない。知らないことを嘲笑するのではなく、教えてあげればいいのだ。僕は知識マウンティングにはもううんざり。

    イカが空を飛ぶことが

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    入院しています。

    入院しています。

    3日前から抗ガン剤治療のために入院をしている。
    偶然にも前回と同じ部屋、同じベットになった。

    冬の入院風景と違い、街路樹の新緑が綺麗で、高層階の病室から風に揺れる木々を眺めるのが楽しい。観察していると、こうやって揺れるのかと新しい発見もある。
    日常的なアングルが違うのか、普段気に留めていなかったことなのか、ゆっくりするということの大切さを改めて感じる。

    4月に人事異動があったのか、前回お世話に

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    息子が褒められたとき。

    息子が褒められたとき。



    コッシーのタオルを被った息子がウルトラカワイイ。
    「かわいい子ですね。」と褒められたとき「いやいや、全然そんなことないんですよ。」とわざわざ我が子を否定する方がいます。
    謙遜なんだろうけど、大人のニュアンスは子どもには伝わりにくいので、目の前で親が子を否定してるように僕は感じます。

    「ありがとうございます。」せっかく褒められたのだから、謙遜ではなく感謝でいいだろうって思う。

    スタイルがグン

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