猫舌は美味しいもので溢れている
アツアツの食べ物、飲み物をくちにすることができますか?
僕はかなりの猫舌なので熱いのは苦手。
コンビニのコーヒーも最近はブラックしか飲まなくなったけど、一昔前は必ずラテ。
ラテだと抽出温度が低いのですぐ飲めるから😁
同じものでも温度によって感じる味がかなり変わる。
僕はコーヒーが好きでよく飲むのだが、猫舌なので淹れたてのコーヒーはまず飲めない。
たとえ飲んだとしても『熱い』としか感じず無味と言っても良いだろう。
だが世の中には『熱い』を美味しいと感じる人もいる。
アツアツの味噌汁をドヤ顔で出された時の絶望感はたまったもんじゃない。
家でならほどよく冷まして美味しくいただくが、人の家でご馳走になっている場合はそういうわけにもいかないので、火傷しない程度に冷めた頃に一口いただき『美味しい!』と口にするが、味はわからない。
ラーメン屋にて
僕はラーメンを食べに行くとだいたいの場合はチャーシューめんを選ぶのだが、コレにもれっきとした理由がある。
何度も書いているが僕はかなりの猫舌だ。
よくテレビ番組の食レポなどで観る『先ずはスープから』には憧れがあるが、やろうもんならその後のラーメンの味は一切分からなくなるだろう。
それを回避するためにチャーシューめんを選んでいるのだ。
アツアツのスープを冷蔵庫で冷やされたチャーシューで適温に下げてから美味しく食べようとする努力をしているのである。
しかし、ラーメン屋さんによってはチャーシューを炙りったり、温めて提供していただけるお店もある。
美味しいものを提供したい!
という気持ちはとても嬉しいのだが、猫舌にとっては秘策であるチャーシュー冷ましが使えないことは絶望感でしか無い。
最後の手段として長めにフゥフゥした麺をレンゲでワンクッション入れて程よく冷ますテクニックを用いるが、ここにも落とし穴があるお店がある。
レンゲが無い!
レンゲを下さいと言うと退店させられるとても刺激的な頑固オヤジの店があるのだ!
だがこの店の尾道ラーメンは死ぬほど美味い!
高校の頃は帰り道によく食べていたが、今はなかなか行く機会がないのが残念だ。
最後に
なぜこんな話になったかと言うと、三重県鈴鹿市で『たこ虎』と言うたこ焼き屋さんを営んでいる方のインスタライブを観たからだ。
https://mobile.twitter.com/takotoraogi
このたこ焼き屋さんのモットーは
冷めても美味しいたこ焼き
である!
正に猫舌のためにあるようなお店ではないだろうか!
まだ一度も口にしたことは無いが、このたこ焼きのためだけに鈴鹿に行きたくて仕方がない!
ついでに鈴鹿サーキットも観たい。
出来れば鈴鹿サーキットで愛車を走らせたい!
バーチャルでは何千周とした逆バンクやヘアピン、スプーンカーブや130Rを体験してみたい!
欲望がダダ漏れになったが話を戻そう。
冷めても美味しいたこ焼きを食べに行く機会があれば、全種類制覇したいくらいだ。
ちなみに店主のオススメは『醤油』である。
たこ焼きといえばソースと脳に刷り込みされているので違う味のたこ焼きを味わいたい!
なぜ冷めても美味しいのか?
アツアツが美味しい!
と言う方も多いだろうが、味覚には『甘味』『塩味』『酸味』『苦味』と最近仲間入りした『旨味』の5つしかない。
この中でも味を感じやすい温度帯があり
『旨味』『甘味』は30度前後が一番働き、『酸味』は温度による変化が少ない。
『苦味』『塩味』は温度が高いと感じにくく、体温を下回ると強く感じるようになる。
温かいものを美味しく感じるのは60℃〜65℃
冷たいものは5℃から10℃らしい。
つまり熱いと美味しいは別モノである!
出来立てアツアツを提供します!
というお店の姿勢は素晴らしい!
だが熱さに弱い猫舌には出来立てアツアツは味わうものではなく、熱いという刺激物なのだ。
猫舌としては、世の中に『ぬるめ』という選択肢が定着する事を切に願う。
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