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先祖に叱られる?? 《畑日記155 2019/03/14》


今までと変えたところがある。

今までと変える、てのは
今までの私と変える、てことだ。


私は156cmのちびっこだ。
足も長くないから旦那仕様で作った畝を

「頑張って」踏まないようにしていた。


足を開いてジャンプするように。

作物を踏まないように回り道して。


 ↑
これが普通だったんだけど、


「あ! 体がしんどい!
 頑張ってるんだ!」て気付いて、


畝を踏まないように心がけるのは楽しくなかったし、
思い切って「畝は踏んでもいい」ものとした。


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最初に畝(の山になってるところ)を踏むときね、
次男にしか見られてないのにソワソワしたんだ。


「いけないことをしてるんじゃないか?」て。


確かに教科書的には踏まないほうがいい。
だって畝が崩れるからね。


けど、そんなんじゃなくてもっと広い範囲。

先祖とか。

おじいちゃんのおじいちゃん。


それよりももっと広い

農耕民族としてのヒト

とか。

その手のを感じたんだ。

私、先祖に叱られるんじゃ?


て思ってる。

おもしろいなぁ。


・・・・・

先祖より私の体を優先させたらどうなるんだろう?


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端にあった枯れ草(写真の左側)を、
3畝先の畝間まで運ぶ。


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(写真の右側に枯れ草を敷き詰めた)


この作業をするのに
今までなら
往復で6回畝をまたぐ必要があった。


それがね、踏んでよしにしたら、
苦じゃなくなったの。

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去年までは畝を踏む息子たちを注意したりしたけど、
その必要もなくなる~♪

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(息子がかわいい写真は大きめに貼りますw)


あともういっこ、
変えたこと。


枯れ草を畝間に敷き詰めるとき、
急いでる&私の性格的に雑い感じになったの。


私は私の、
ザッパリとした荒っぽさ、
好き。


なんだけど!

反射的に「母になんか言われそう!」と思って、
5メートルぐらい見栄えを整えた。


「なんか言われそう!」てのは

「あらあらまたあんたは、こんなにして」的な。
「もっと丁寧にやったら?」的な。


丁寧に=大事に扱う

ではない気もするのだけど、

なんだか言われてもないのに言われた気がして、
私が畑を大事にしてないように思われた気がして、

ウダウダ。

そんな「気がした」ので
怒られないように条件反射的に整えたんだ。

けど、整えるのは
自分がやりたい作業じゃなかったから

勢い減退。


「あ!これは違う!」て気付いて変えた。


私は私の潤いと、
勢いを大事にしたい。

なんと言われようと私のやりたいようにしよう
て、小さな覚悟を決めたんだ。

・・・・・・


畑に米ぬかをまく作業もしたよ~

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田舎では
ホームセンター横に精米機があるのが普通。

「米糠はご自由にお持ち帰り下さい」て建物のなかに入る。
引っ越したては「糠(ぬか)」て字すら読めなかった。

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初めて入るからビビッてたんだけど、
案外普通。

近隣の農家さんが使ってるのか
米ぬかは減ってました。

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タッパーに入れる。


これ、何グラムとか計ってない。

お菓子ですらグラムを計らない人間なんだ。
計るわけない。(謎ひらきなおりw)


畑にまいてみるとする。

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少ないと効果ないし、
多いと虫がわくみたい。
(写真は多くまきすぎた箇所)


見よう見まねというけど、
「見よう」もしてないから「見まね」できない。


パラパラと蒔く私、さまになってたから
たぶんやり方あってる。

やり方は、「これでいいよ」は、
血が教えてくれてる。

畑も先祖も使いよう。

まず私を使う。
そしたら勝手に手が増える。

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