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コラム『はたゆかの頭のなか』

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頭の中をシェアするコラム記事集。コシがあるけどツルッと食べられるそうめんくらいの感じを目指しています。
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#やりたいこと探し

幸せの形を見極めるメンタルケア【素敵なものが増えて不足感が減るとき】

これがあれば、あれができれば、それが叶えば、幸せになれるに違いない!と盲信しているときは、脳みそが何者かにハイジャックされているなと思うようにしています。 この、「今わたしは脳みそが何者かにハイジャックされているシミュレーション」みたいなゲームは結構お気に入りで、割と日常的に行います。嫌だ嫌だと避けるのではなくゲームだと思うと、今自分の脳内で何が起きているのか客観視することができるからです。盲信している自分を避けて通るのではなく、ハイジャックにより盲目的になっている自分を見

執着の種が美しい花を咲かすとき。【手放せないと苦しいときに読む記事】

20歳の時、「絶対結婚する!」と決めた人にフラれた。それをきっかけに、わたしは彼との”復縁”にのめり込んだ。四六時中、彼とどうやったら復縁できるか考え、大学の授業をサボって、復縁の方法をグーグル先生に聞き続けた日々は今ではもうセピア色。 そんなわたしが怪しい教材をくぐり抜けて出会ったのが、”潜在意識で復縁”という言葉だった。訳もわからず、ネット上にある復縁掲示板を読み込んだ。そこには、当時の自分からすると魔法のようなテクニックと復縁報告の書き込みが羅列していて、キラキラする

「何がやりたいのか分からなくて苦しい」ということが人生から消えたとき【なぜ、自分のやりたいことが分からないと人は苦しむのか】

私たちは、様々な現象を通して常に自分自身とのパートナーシップを築くそのプロセスにいます。自分自身とのパートナーシップを築く、というのはつまり、自分という器の中にある様々な機能や性質、素材というものをいかに調合して生命を形づくるのか、ということです。ですから、自分自身とのパートナーシップを築くことに終わりはありません。つくっては壊れ、つくっては壊し。その連続をひたすらやるのです。 つくられた形が自分なのではなく、そのプロセスの中に”自分”がいる、ということを楽しめるようになる

『やりたいことがある奴が勝ち』みたいな風潮にさらされて心の風邪を引かぬよう。

寒い季節になりましたね。わたしは寒暖差アレルギーとやらと闘いながらあまり眠れず、とうとう『快眠のプロになる!』と宣言する夢まで見てしまいました。どうやら病んでます。 さて、表題の通り。昨今はやりたいことがある奴が勝ち組み、やりたいことがない奴や分からない奴は負け組、のような風潮がますます強くなっているようですが、いつも疑問があります。 やりたいことをやるってのと、好きなように生きる、ってのは同じことなのに、どうしてやりたいことを仕事とか活動としてやっていなければ、あんまり