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コラム『はたゆかの頭のなか』

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頭の中をシェアするコラム記事集。コシがあるけどツルッと食べられるそうめんくらいの感じを目指しています。
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#心理学

【コラム】自分からの信頼を取り戻し、悲しみも孤独も友とする

もし、自分の人生や生き方や人間関係、仕事の面で不満や違和感があるなら、あなた自身があなた自身の脅威になっていることに気づいてほしい。 自分が自分の脅威になっている、とはつまり、この世の誰よりも自分自身のことが一番信頼ならない状態だということ。 そんな時は、あなたの中にある自動的な神経システムがあなたのことを攻撃するようになっている。あなたの中にある防衛本能が、あなたを守るためではなくあなたをあらゆるものから切り離す。切り離すことで自分を守ろうとするそのシステムから、己を取

『わたしは何か欠陥していて、何かを変えなければいけない』という負のループから脱却する【切り替えの法則】とは。

先日こんなことを呟きまして。 解決したら幸せ、と思っていることのほとんどはそうではなくって、幸せ♡のあとに解決がどんどん入り込んでくる、そんな風にできているのです。 心のことを仕事にしていて出会う多くの悩める人は、自分のダメなところや自分の嫌いなところ、変えた方がいいと思うところやネガティブな気持ちになった時について語ることがとても上手になってしまっているんですね。 それがいいとか悪いとかではないのですが、本人でさえもそのようなアンバランスな状態に気づけていないケースが

【固定】ハタユカの活動報告とまとめ情報(2021.07更新)

現在は表立った活動をしていないのと、風の流れが変わったためホームページをごっそり削除(笑)いたしまして。 何してるの? 情報はどこから得たらいいの? 講座とかやっているの? というか、何者? という方のために、ちょっとした近況報告をしたいと思います。 プロフィールはこちら 本当に興味がある人しか読む意味のない備忘録的な記事なのでございます。なんの学びもありませんので悪しからず。 最近の活動は主にこんな感じです。 ■自分主導のもの ・意識学としてのコア学研究所 所

執着の種が美しい花を咲かすとき。【手放せないと苦しいときに読む記事】

20歳の時、「絶対結婚する!」と決めた人にフラれた。それをきっかけに、わたしは彼との”復縁”にのめり込んだ。四六時中、彼とどうやったら復縁できるか考え、大学の授業をサボって、復縁の方法をグーグル先生に聞き続けた日々は今ではもうセピア色。 そんなわたしが怪しい教材をくぐり抜けて出会ったのが、”潜在意識で復縁”という言葉だった。訳もわからず、ネット上にある復縁掲示板を読み込んだ。そこには、当時の自分からすると魔法のようなテクニックと復縁報告の書き込みが羅列していて、キラキラする

「何がやりたいのか分からなくて苦しい」ということが人生から消えたとき【なぜ、自分のやりたいことが分からないと人は苦しむのか】

私たちは、様々な現象を通して常に自分自身とのパートナーシップを築くそのプロセスにいます。自分自身とのパートナーシップを築く、というのはつまり、自分という器の中にある様々な機能や性質、素材というものをいかに調合して生命を形づくるのか、ということです。ですから、自分自身とのパートナーシップを築くことに終わりはありません。つくっては壊れ、つくっては壊し。その連続をひたすらやるのです。 つくられた形が自分なのではなく、そのプロセスの中に”自分”がいる、ということを楽しめるようになる

正しさから抜け出すと共存するしかなくなる。【なぜ自分らしく生きると人は助け合うことになるのか】

あらゆる問題意識の根本にあるのは人間関係だ、ととある有名な心理学者は言っていました。(著者を忘れてしまいましたが) 人は誰でも自分自身にかけた”呪い”を解く旅をしていると思います。その旅路の中で、”人とどう関わるのか”という課題に誰もが取り組まされます。 仕事の悩みも、見た目の悩みも、その大元を辿るとある種の”孤独”に対する根源的な恐れが見えてきます。お金を稼ぎたい、仕事で成功したい、美しくなりたい表面の理由はそれぞれだとしても、その枝葉を辿っていけば”自分は孤独であると

25歳の時、人生が語りかけてくるようになった話。【最強の味方はわたしの人生そのものである】

人生が語りかけてくる時がある。 こうやって書くとなんだか怪しい感じがするかもしれないけれど、もともと怪しいと言われる精神世界にどっぷりなので、まぁいいかと思いつつ、これとは別の表現をするなら、人生がわたしに望んでいることがある、とでも言おうか。 そうだとしても、怪しさは抜けない。人生なんていう抽象的な概念を人格化している時点で無理があると思うかもしれないが、どうにもこうにもわたしにとっては人生と言う名の別の自分がいる気がしてならない。 そんなことを思うようになったのは、

簡単?だと思うからこそ差別化したいこのタイミングに【オンラインセミナーや講座を開催するときのコツ基礎編】

既存の講座やセミナーなどをオンライン化する流れが今、どっと押し寄せてきています。 弊社もオンライン化業務の作業代行など、裏方の仕事が増えに増え、大変な時期ではあるのですが(スピード感を求めてらっしゃる方が多いのも現状でして) 今回は、せっかくなので講座などをオンライン化する上でのポイントや重要な点をまとめてシェアしたいと思います。 まず、大事な前提条件 ・この記事を書いている人間は10年前から講座ビジネスを開催しており、オンライン開催が当たり前のような業界にいました。

やりたいのに動けない・出来ていないことを動かす3つの設定【自分責めより整理するセルフコーチング】

今年から英会話のレッスンを本格的に始めよう、と思っていました。2020年になって、もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。 つまり、わたしが英会話を習おうと思い始めてからすでにもう3ヶ月が経ってしまったということですね、はい。 窓から見える大粒の雪を眺めながら、今日もまた思うのです。 『あぁ、英会話を習いたいな』と。 思うだけ思うのです。ほんと、心から習いたいと思っているんです。 そして英会話の勉強のためではなく、気になっていたニュースのためにyoutubeを開くのでし

協調性と独自性は共存できる【好きなように生きながら周りとも上手く付き合うためには?】

先日、こんなことを呟きました。 好きな生き方をして周りにも理解があって楽しんでいる人と、好き勝手に生きて周りとうまく協調できずにいる人(でも本人はそれでも自分は自分!と割り切っていながら苦しみもある) との間にはどんな違いがあるのだろう?と思ってずっと観察していました。 周りに合わせる必要なんてない、とわたしは思わないタイプです。 個人的には、周りに合わせることが他者にとっても自分にとっても精神衛生的に良いと判断した場合は、周りに合わせますし、空気も読みます(読めてい

執着しなければ願望は実現しない【スピ系はすぐに執着するなと言うけれど本当は?】

執着しなければ、願望は実現しません。 これは断言します。願望実現には執着が必要です。 ただし、闇雲に執着するのはいけません。執着する対象を間違えては意味がありません。 つまり、一般的に言われている「執着を手放せ」という教えは 己にとってくだらないものや、どうでもいいこと、人、考えなどに執着するのをやめましょう という話なのであります。 その代わり、己の本当に本当に本当に大切なものを見極めて、それを見つけたらば、何がなんでもそれに執着しましょう、とわたしは伝えていま

”自分自身への評価”の基準が厳しい人は、”やる気”に依存する。やる気に自信は必要ない論

この記事は3年前に書いたブログ記事を転載しています。 やる気が出ないなというセリフは危険信号 今日は、とにかくやる気が出なかった。(これを書いた日、東京は雨だった。) 雨が降ると気圧の問題で、長年のお付き合いである偏頭痛が起こるため、もはや 定休日:雨の日 としてしまおうかと思うくらい、わたしは使えない人間となってしまう。 そんな時であっても、無情にもやらなければいけない仕事だとか、タイミング的にどうしてもやっておきたいことだとかは常に目の前にある。 それがビジ