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皆できるから当たり前、ではない。

朝起きてカーテンを開けられるようになった。
半年ぶりです。こんにちわ。

朝でも昼でもカーテンは閉めっぱなし。薄暗い部屋で過ごしていた。だから気分が滅入るんだと思い、えいやと思い切って全開にしてみるも、明るさに耐えられなくなりすぐに閉めてばかり。
日光の明るさ以上に、人の話し声や車の走る音など明るい生活音に苦しくなっていた。こんな引きこもって暗い部屋でうじうじしているのは自分だけ。みんなしんどいなって思いながらも学校や仕事をこなしているのに、当たり前のことすらできない自分はなんだ。

そんなことを考えて現実逃避が如くカーテンを閉めて自分の部屋、自分の殻に籠って過ごす。

そんな暗い思考回路はまだ残ってはいるが、少しの間だけでもと思いカーテンを開けることに成功している。外と少しだけ繋がっている感じ。


仕事を辞めて一年が経った。看護師時代の貯金のおかげで働かなくても飢えなくて済んでいる。ありがとうあの頃の自分。
しかし、生きているだけでいいフェーズは過ぎているようで、家族から働く気はないのか、なんで今も一人暮らしを継続しているのか、聞かないでよやめてよ~という内容の疑問符が飛んでくる。まあ当たり前だ。

家に居てもできることは今の時代たくさんある。
実際、今こうしてぽちぽちとキーボードを打っているパソコンさえあれば色々なことができるだろう。今は完全に動画や配信を見るためのツールになってしまっているが、それこそ動画編集とか、文字起こしのバイトとか、探せばたくさんあるのだろうが…。
1回や2回ならできると思う。ただ継続して行うっていうことが今は難しい。

食べることすらもその状態だ。だから賞味期限が1週間以内の物を買うことが難しい。「食べなければならない」ことが嫌だから。
冷蔵庫に賞味期限ぎりぎりのものがあるから食べきらないといけない。どこの家庭でも当たり前のあるあるだと思う。でもそれがすごくしんどい。腐らせるのもしたくない。なら最初から買わなければいい。そういう考え。冷凍食品最高。カロリーメイトは箱買い。

その時だけできることはある。ささっと野菜炒めを作ってみよう。外を1時間くらい歩いてみよう。電車に乗って大きい本屋に行ってみよう。思い立ったらできなくはない。ただその1回だけ。続かない。もういいやって思っちゃう。

なので仕事となると余計に腰が重い。
もういいやってなったら人に迷惑がかかる。それが嫌だから、じゃあ最初からやりたくない。そこでいつもストップしてしまう。

みんなそうだよ。仕事なんて嫌々やってるんだよ。

でもそれを我慢できているのってすごくない?私からしたら当たり前のことじゃない。もっと誇ってくれ。

そんなひとりごと。

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