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【1発】失敗しない英検合格戦略

さて、そろそろ2020年が終わろうとしていますが、1月になると模試やら共通テストやらでなかなか忙しくなってきますね。

中高生の多くの人は英検を受けるかもしれません。
今回は1発で受かる、英検の合格戦略を考えていきたいと思います。


上から目線になって申し訳ないのですが、僕自身は、
中一 4級
中二 3級
中三 準2級 2級
高一 準1級
ということで受けてきまして、すべて1発で合格しました。最後の準一は時間もかかったしなかなかキツかったですが、2級までなら誰でも頑張れるのではないかと感じます。
ここから先も上から目線になるかもしれませんが、どうかお許しください。


英検頑張るのはコスパがいい!

ある日友人を見ていて思いました。選択肢をずーっと眺めて、ほぼ勘みたいな状態で決めていく人。この人は落ちるだろうどうこうというより「もったいない」と思うんですよね。

英検って、ただのマーク式のように見えて、実はすごく洗練されていて使い易いんです。まぁ準一を除いてになるんですが、2級までは文法も語彙も、中高生の学習範囲や大学受験英語と大きく被ってくる部分があります。今年から大学入学共通テストが実施されますが、あれはセンター試験英語とは全く違い、大きく「英検寄り」になります。従来のセンターのような文法 語彙 発音アクセント 長文 といった形式から、4技能型試験寄りに変わるんですね。

英検で見られている力は、文章を全て読んで答える力ではありません。むしろ、本文では何がどこに書いてあるかを確認し、問題と選択肢をざーっとよんですばやく解答を選ぶ、というような力が見られています。共通テストもこれと同じです。最近行われていた共通テストのトライアルや試行調査を見ると、多くの高校生は時間切れで読み切れていないようです。しかし、英検も共通テストも、全部読まなくていいんです。ササーっと読んで、解答が出来ちゃえばある意味それで終わりなんです。和訳問題とか出ないですからね。

長文もレベルが上がってくると、1度では理解しにくい英文なんかも出てくるかと思います。でも大丈夫。そういったものは大抵後ろで説明し直したり簡単にまとめたりしてある事がほとんどです。しかも時には選択肢を読んで理解出来たりします。選択肢の方が簡単に書いてある場合もありますからね。だから、分からなくてもそこでつっかえずに読み進んでしまう勇気も凄く大切なんです。

英検の勉強はリスニング対策をするよい機会になりますし、学校の英語でもある程度余裕が生まれるでしょう。というわけで、皆さん、英検受けましょう。



具体的な勉強法

簡単に言えばやることはひとつ。

速読力をつける。」

です。

どういうことか考えていきましょう。
英検では長文問題が出ますが、速読が出来れば相当優位に立てます。速く読めば、選択肢を見てわからなくても本文を確認しながら検討する時間が生まれますね。
それだけではありません。リスニングにおいてはどうでしょうか。英検のリスニング、聞こえていても得点出来ない人がいます。その人は大抵の場合
①選択肢を読む時間が無い
②音は聞こえたけど意味が理解できていない

の二パターンに大別されるでしょう。
①の人は、速読力を身につければ選択肢を素早く判断できますね。②の人も速読力が欠如しているからそうなっているのでしょう。聞こえた英文をその場でぱっと理解しなければ行けないのが、リスニングです。ナレーターのスピードに合わせて理解しなきゃいけないからですね。

速読の重要性が伝わったでしょうか。
と言っても、そこまで大変なことではありません。選択肢を1回よんでパッと理解するくらいの速読力でいいわけですから。

速読力のつけ方

まずは語彙力
単熟語もただ知ってるだけじゃ速読出来ませんから、見た瞬間意味が言える、と言うくらいにしておきたいですよね。そうすれば文章を理解するスピードも格段に上がるでしょう。
鍛え方も何通りかありますね。ひとつずつ見ていきましょう。


⒈単熟語を仕上げる
英検の級ごとに単語帳がありますが、あれを完璧にしましょう。単語の勉強で絶対に守らなければいけないのは、「分からなかったものに印をつける」です。確認しながら分からなかったところに全て印を付けておき、分からなかったものだけ復習する、というのを繰り返しましょう。あとは回数あるのみ。全ての単語をパパっと答えられる状態を目標にしましょう。

単語は見た回数。時間をかけなかったとしても、数は重んじましょう。

⒉英検の最初のパート
英検の最初のパートは語彙 文法で構成されています。あれを何回も解くと、それぞれ意味や文法知識が定着していくはずです。やり方はお任せしますが、間違えたものは必ず書き出すなり印をつけるなりして確認しましょう。
間違えた問題は財産です。それを身につければ自分の弱点が1つずつ穴埋めされていくんですからね。

文法力を鍛える
先程のパートでも多少触れましたが、速読力のためには文法も重要です。文法が分からなければ文の構造が捉えられず、意味を理解するのは難しいからです。日頃から文法問題をやっていると初めのパートも素早く解答できる上、長文でも意味をとるのが楽になります。勉強法は先程までと同じ。ひたすら間違えたものを克服していきましょう。

慣れる
最後は慣れあるのみですね。文章は読めば読むほど「コロケーション」も分かるようになってきて、論展開を掴むのが上手くなったり、その先を予想出来るようになったりします。オススメはその級の過去問。ひたすら解き続けましょう。そして復習です。間違えた理由を視覚的に記録するのが良いかと思います。


全体の勉強法

「勉強に王道なし。」

は、嘘です。少なくとも、英検に限っては王道があります。
僕としては

単語帳+教本(文法やリスニングなどが総合的にまとまっているもの)+過去問or予想問題

この3つが最低限必要だと思います。あとは個人の苦手に合わせてリスニング用やライティング用など増やしても良いかもしれません。

ただし、ライティング、スピーキングは語彙を知っていないと始まりません。まずはリーディングなどで語彙をやるとして、とりあえず後回しでもいいかもしれません。(ただ、捨てると後悔します)





さて、ざっとこんな感じでしたね。細かいテクニックなどは色々ネットにものってるのでそちらを見てもらうとして。とりあえずここで締めましょう。
ありがとうございました。

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