赤ちゃんのて

手相学の真意〜赤ちゃんの手の変化1〜

前回のコラム記事「手相占いが当たらない」の続きです

手相学は人生哲学である

一人ひとりに与えられた可能性を上手に活かして生きるための道しるべであり、
日々、ストレスなく上手に生きるための方向指示器なのです。

それを確信したのは、生まれたばかりの赤ちゃんの手を見た時。
そして、時系列で観察している中で、手の大きな変化を目の当たりにした時でした。

手相学の二つの役割

手相学には二つの役割があると考えています。

一つは、持って生まれた可能性を教え、それを活かして「いかに生きるべきか」を説く人生哲学

生まれた瞬間から手に刻まれている線(手相)は、この世で生を全うするために与えられた神様からのギフトである

手相は一人ひとりが生きるための指針を教えてくれているのです。

もう一つは、言動では知り得ない心のうちを見せてくれる行動心理学です。

全ての行動には原因となる「こころ」がある

子どもがいたずらをするのには理由があります。
お母さんの気をひくためかもしれないし、ただ単に触ってみたかっただけなのかもしれません。

ニコニコ笑っていても、心は泣いているかもしれません。
大丈夫!と口では言っていても、本当はいっぱいいっぱいなのかもしれません。

その心の内を知る術が、手の中にあります。

手と脳はつながっている

手と脳がつながっていることを解説するために使われるのが、この図です。

ペンフィールドの脳の中の小人(ホムンクルス)

カナダの脳神経外科医であるワイルダー・グレイヴス・ペンフィールドは、さまざまな脳領域の刺激に基づく膨大なデータをもとに、脳の大脳皮質に機能局在があることを明らかにしました。彼のデータをもとに作られた人体図をみると、体のどの部分が脳と密接につながっているかが一目でわかります。

イギリスの美術館にあるそうなのですが、写真では少しグロテクスなので、パステルで描いてみました。

よく噛んで口を動かすと脳が活性化するとよく言われます。確かに、唇や舌といった口の周りは大きく描写され、大脳皮質と繋がっていることが伺えます。

でも、体のどの部位よりも手が大きいこと。特に指や爪が顕著に巨大であり、脳神経と密接につながっていることがわかります。

4本の指を動かすと脳が活性化すると聞いたことがありませんか?
お年寄りに細かい作業を、子供達にも手先を動かすことが推奨されていますね。

体の部位(指先)への刺激 → 脳の活性化

ということは、よく聞かれますが、一方通行なはずはありません。

脳の働き → 体の部位(指先・手)

という発想もありなのではないでしょうか。

では、ここから手相の真意に迫ります。
赤ちゃんの手を含めた手の変化を実際にご覧いただきながら、人生哲学・行動心理学と手の関係を考察していきましょう。

生まれたその日の赤ちゃんの手

手相は生まれる前、胎内で形成される

と、聞いたことがありましたが、本当でした(☆。☆)

生まれたその日、この世に誕生した数時間後に撮影した手の写真です。
こちらは左手↓

左右の手にはくっきりと手相が刻まれています。驚いたのは、多くのシワがあり、まるで人生を全うしたご年配の方の手のようにも見えます。

指も普通とは違っています(☆。☆)

通常、中指は4本の指の中でも一番長いのですが、生まれてすぐ指は、中指よりも薬指が大きく、人差し指と小指が同じ長さにみえますね。

これは何を意味するのでしょうか。

そして、この手が翌日から変化を始めました。

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