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銀行口座の整理の仕方


資産形成をする上で、投資や節約は当然のスキルです。
その他にも通帳の銀行口座の整理を行えば資金の把握が格段に上がり、投資や節約の計画を立てやすくなると私は思います。
以下は、私が考える銀行口座の整理の仕方です。

銀行口座の整理に必要なことは、「銀行口座の使途の明確化」と「整理(断捨離)」です。

1 銀行口座の使途の明確化


預金口座数は、3口座くらいが理想と私は考えます。
理由は、管理がしやすいからです。
3口座を目的別に分けて、私の場合は
①給与受取と生活費用口座
②不定期出費用口座(車検、固定資産税など)
③貯める口座
にしています。(住宅ローン口座は別途)

資産が多く、3口座でペイオフの範囲を超える場合は、個人向け国債や証券口座へ資産をまわすのがよいと考えます。
(ペイオフ=1口座につき1000万円+利息までは、金融機関が破綻しても補償される)

2 銀行口座の整理


日経新聞によると
「国内の預金口座数は8億7千万口座。一人当たり7口座もっている」
そうです。

一方、預金保険機構によると
「2022年の休眠口座の数は、707万件、預金総額1528万円」にのぼります。

預金口座が多く、使っていない口座も多いことが分かります。
銀行は、口座の維持管理に手数がかかるため、使っていない口座に対して管理手数料を取る動きが広がっているようです。

使っていない口座を放置していると
①最後の取引から9年以上経過して残高が1万円以上ある口座に対しては、登録している住所やメールアドレスに通知が送られる。住所変更などの理由で通知が届かなかった場合は休眠預金になる。
②休眠口座になっても通帳や本人確認書類を持参して手続きをすれば引き出せる。
③一部の民間銀行で一定期間以上使われていない口座に管理手数料を課す動きが広がっている。
例1:三井住友銀行 年間1100円
例2:りそな銀行  年間1320円

休眠口座になっている預金がないか調べてみる。
①保有する全ての口座情報を洗い出し、残高照会と記帳をする。
②使っていない口座があれば、即解約が望ましい。


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