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小学生に人気の職業であるYouTuberは大人が思うようにダメな職業なのかの考察。

 こんにちは。発信ラボの村越です。今日はYoutuberという職業が小学生に人気で、それを聞いた大人が「えー!Youtuber?」と驚いてしまうことについて、考察していきたいと思います。

 子供の頃になりたかった職業って、昔はテレビの影響が大きかったと思うんですよね。なので、歌手とか野球の選手とかが多かった気がします。今でもサッカーの選手や野球の選手は多いみたいですね。

 そこで大人は、子供の夢が野球の選手だと、「うんうん。頑張りな!君の可能性は無限大だ!」になるんですが、Youtuberだと「えー!?Youtuberなんて。」って思ってしまうみたいです。僕もそう思いました。しかし、子供が何故Youtuberになりたがるかをしっかりと考えるべきだと思うんですよね。

プロ野球選手になるのって東大に入るより難しくないですか?

 実際にですよ。野球の選手になりたい!と思って、野球の選手になれる人って凄い少ないじゃないですか。毎年、野球だけを考えて育ってきた高校生や大学生、社会人野球の才能ある人たちがプロに入って、それだけでも天才に近い野球の才能がある人だと思うんですが、そこからプロ野球チームのレギュラーになるのも大変で、12球団で9人が先発で出場できて、25人がベンチ入りできる。ベンチ入りするだけでも、何百万人という野球人口の中で300人しかいないわけです。

 天才の中でも超努力した野球のために生まれてきたような人達ですよね。普通に野球をやっているだけの子供がプロの選手になれるかって言ったら相当難しいわけですよ。しかも、球団に戦力外通告されたらセカンドキャリアに移行するのが難しい職業です。サッカーのプロの選手も同じですよね。

 なのに!

 大人はプロ野球選手になることがどれだけ難しいことを知っていながら!「可能性は無限大だ」つって、その夢は否定しないわけですよ。Youtuberになるほうがまだ可能性があるだろうと。しかも、Youtubeは素晴らしく伸びている産業なんですよね。ついに2019年にはネット広告がテレビ広告を抜いたみたいです。その中でも動画広告の伸びが凄いんですよ。しかも、Youtubeの動画を制作できる技術はめちゃくちゃ潰しがききます。企画、構成、撮影、編集、アップして、数字がでるわけです。プロジェクトマネージメントでやらなければいけないことが全部詰まってるんですよ。子供に動画制作を身につけさせることが重要な理由は下のNoteに書いたので読んでみてください。

 なのに!

 大人はYoutuberって職業がよくわからないからって理由だけで否定するんですよね!

 子供が見ても、Youtuberって「稼いでる」ってイメージがあると思うんですよね。実際に稼いでると思うんですが、お金を稼いでる職業を見て、それになりたいって言うのはとても健全なんじゃないかと。さらにですよ、大人が「仕事は辛い」「仕事は大変」っていつも言うじゃないですか。その通りなんですけど(笑)、辛いとか大変とか言われて普通の企業で働くの怖くなるじゃないですか。楽しそうに仕事をして、頑張っているYoutuberを見て、それを目指すっていう子供の心理状態は普通だと思うんですよね。

 可能性は無限大という罠

 あと、「可能性は無限大だから」という言葉のためにサッカーの選手や野球の選手の夢は良いってことになるんですが、小学生、中学生、高校生まで「君達の可能性は無限大」って聞かされてるわけです。大学生ぐらいから怪しくなって、就活とかでいきなり壁にぶち当たるんですよね。んで、社会人になったらですよ。途端に「現実を直視しろ!いつまでも学生気分でいるな!」って怒られるんです。

 こわ!

 どんな詐欺だよ!

 こわ!

 現実を直視すると、実は小学生が知っている職業の範囲で、一番伸びていて、頑張ればなれる可能性があって、お金を稼げるYoutuberっていう職業を選択することになるのではないかと思うんですよね。ちなみに、6年前の2014年にアメリカの10代にしたアンケートでは、影響力のある人としてあげたトップ5が歌手でもなく、俳優でもなく、Youtuberだったようです。もしかしたら子供の方がしっかりと現実を見てなりたい職業を選択しているのかもしれませんね。

 っていう独言でした。

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