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Zoomのオンライン授業は間違った方法だと感じる理由

 こんにちは。発信プロデューサーの村越慎司です。まだまだZoomで出来ることを探ることが多い昨今ですが、ぼちぼち小学校でもZoomで授業をしようという話がちらほら見受けられます。しかし、実はZoomで授業をすること自体が全く間違っているんじゃないかと思いはじめました。

 前に子供達とZoomをやってみた記事を書きましたが、

 凄いカオスで話もできなかったわけです。最近、Twitterで同様のことが起こったお母さんがつぶやいたツイートがバズっていました。

 やっぱり子供たちがそれぞれの家の環境でオンラインで授業を受けるのって難しいというか、間違った方法なのではと思っています。みんな静かにしているから、静かにする。教室だから勉強するなどの空気が必要なんですよね。

 また、Zoom飲み会に飽きたという人がチラホラ出てきていますが、最初は楽しいんですけど、すぐに飽きるんですよね。大人が飽きるものを子供が毎日Zoomでオンライン授業として受けることは不可能なのじゃないでしょうか。

 実は韓国では国がテレビ放送を買い取って、テレビで一斉に授業を放送しているみたいです。いや、そっちの方が正解だなって思いました。それなら子供のインターネットの受信環境や、親のデジタルリテラシーに頼らなくても、テレビをつけるだけで授業を受けることができます。同じ時間に同じクオリティで、全学生が平等に受けられます。しかもZoomみたいにカオスにならない。

 もう、下手らしたら1年以上、学校で授業を受けることができないかもしれない状況で、Zoomで試行錯誤する暇ないと思うんですよね。その点、韓国のテレビ放送は本当に良いソリューションだなと思います。

 もし、これで韓国の学生の学力が落ちなかった場合、教室の存在意義自体を見直さないといけなくなります。学力が違う子供達を同じ場所に集めて、無理やり勉強させるのはもしかしたら、効率が悪いのかもしれません。

 もちろん、学校で学ぶことはたくさんあるので、必要だと思うのですが、「先生が教室で授業する」ということは、本当に子供が勉強を学ぶ上で適切なのかどうかは議論の余地がある気がします。先生の教える技術も差が激しい気がしますし。

 仮に、任天堂が日本政府から「小学生用の学習アニメを作って欲しい」と頼まれたら凄いものを作ってきて、日本の小学生は首っ丈でそのコンテンツに集中すると思うんですよね。もしかしたらそれだけで学力が爆上がりの可能性さえあります。

 タイトルにある「Zoomによるオンライン授業は間違った方法であると感じる理由」に話を戻すと、オンラインで人に何かを教える場合、かなりの少人数でないと難しいと思います。しかも、動画を見て覚えるのと大差がない可能性があるのです。むしろコンテンツが面白ければ、動画を見た方が学習効率が良かったり。

 多分、僕の予想では、一通りZoomでのオンライン授業で試行錯誤を繰り返した後に、やっぱり動画やテレビ放送などによる、コンテンツを見る形での授業がいいよねっていう結論に達すると思います。本当は一刻も早く、子供達は授業を受けるべきなのですが、そのコンテンツを見る形に落ち着くのは何ヶ月先なのでしょうか。その点では韓国の方が何歩も先をいってる感じがして、日本の教育の危機を感じます。

  読んでいただいてありがとうございます。こういった動画や発信の未来の記事を今後もアップしていくので、よかったらフォローしてください。 

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